うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~

うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~

うつ病と診断されて約2年、まだ完治しない。でも生活は出来るし、生きて行ける。少し改善した今、今までの経緯を辿り、同じうつ病に苦しむ人のヒントになればと思います。

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今の気持ちを「紙」に書く事…この効果は大きい。


良く笑い話のネタにされているフレーズとして、


先生から、


「自分に手紙を書きなさい」


とアドバイスをもらうケースがある。


決して笑ってはいけない。


笑う奴は一生うつ病は治らないだろう。


表現の仕方かも知れない。


自分に手紙なんてバカらしい…なんて思わないで欲しい。


うつ病の時は自分を見失っている時がある。


絶望感、


自分が世の中で不要だと考える事、


頭の中がゴチャゴチャしている、


どうしたらいいか?考えられない、


など自分にしか分からない様な、救いようのない気持ち。


この気持ちを紙に書く。


誰にも見られない様に。


自分だけの秘密。


ブログじゃなくて、紙が良い。


ブログに書いてしまうと、誰かが見てくれると期待してしまうから。

(自己否定してる・・・)


気持ちを紙に落として、「見える化」する。


そうする事で自分が何を考えているのか?を客観的に見る事が出来る。


文章にならなくてもいい。


単語だけでもいい。


絵でも良い。


何でも、まず「書く」


イメージを表現する。


うつ病の時はコミュニケーションが下手になる。


コミュニケーションする上で自分の考えをある程度まとめないと伝えられない。


だから、そのトレーニングだと思えば良い。



うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-14

思いついた事をそのまま書いてみる。


最初は書くことが無いかもしれない。


何を書けば良いのか…なんて思わないで。


最初の一歩が大事。


紙は何でもいいけど、僕は無印良品の「文庫本ノート」をお勧め。


最後には一冊の本になる。


自分が散々苦しんだ証がここに出来上がる。


自分が前に進む為の大事な証。



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ボールペンでも良いけど、大事な秘め事には、ソレ用の文房具も良いかも。


僕はペリカーノの子供用万年筆を使っている。


筆跡が柔らかく、書いた文字に温かみを感じる。


値段も1300円くらい。


これが習慣化すると、自分の中でとても大事な時間になる。


寝る前のほんの10分でもいい。


自分を見つめる、時間を持とう。





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以前UESにいたデザイナーのサノさんとプレスのハマオカさんが、UESを離れ


自分達のオリジナルブランドを立ち上げた。


「THE CRACKER」


UESで出来なかった事、もっとやりたかった事を実現したのだろう。


今のUESには彼らのマインドが抜けてしまったから、何か物足りなさがあると感じてしまう。


ここに来るとある種の感動がある。


お店の運営もこだわり抜いている。


当初は店舗を持たず、卸だけだったようだ。


その後、東京 渋谷の外れに一戸建てのショールーム兼店舗を構えた。


営業日は自分たちでこなせる範囲内での営業。


だから毎日はやっていない。


ジーンズは試着して、本人もお店も納得しないと譲ってくれない。


本当に親身になって考えてアドバイスしてくれる。


買い物にこれだけ、神経を使う店はない。


若干ちっちゃめで譲ってくれる。


それは長く使う事を前提にしているからだろう。


生地が伸びて体に合ってくる事を見越しているのだ。


確かにその通りになって体に馴染んで愛着を持つ。


僕はブーツカットしか穿かない。


ここのジーンズは本当にラインがキレイに出る。


生地は14.8オンスのオーガニックコットンを使用。


結構厚いほう。


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これが目印。




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店内風景。



ここでの買い物はある種のショックを受ける。


貴重な体験だ。


CRACKER@渋谷

東京都渋谷区松濤2-18-8

JR渋谷駅ハチ公出口より黄色の矢印にそって松濤2丁

目の交差点へ向かいます。交差点からバス停「東大前」

を通りすぎ、セントラル病院(本館)手前を左に入ります。

http://www.cracker-wear.com/HP/TOP.html


※オープン日は事前に確認を。

 それと、少し気合入れて。



お元気ですか?


あれから、もう2年が過ぎたところです。


今思えば、貴方が僕の前からいなくなったのは必然だと思います。


貴方が辛い時、


愚痴を聞いて欲しい時、


傍に居て欲しい時、


僕は貴方がして欲しい事を出来ただろうか?


あの頃の僕は決して前向きではなかった。


貴方を失う事が怖くて、怖くて仕方なくて。


ただ、貴方が喜ぶ顔が観たくて、ピエロになっていた。


何も向上していなかった。


毎日同じ事を繰り返し、


毎日同じ様に、おまじないの様に



「愛してる」



とつぶやいた。


そう、何も変わらなかった。変われなかった。


だから、貴方は自分を変えようと、旅に出た。


旅先で恋をした。


僕が不要になった。


何も変わらない僕が。


悔しかった。


大事な宝物を奪われた気持ちだった。


自分を責め続けて、責め続けて、


否定して、否定して、


自分を終わりにしようとした。


そう、何も変わらなかった。



貴方は今、幸せですか?



貴方はただ、自分にとって、より良い選択をしただけ。


何も悪い事もない。



ただ、僕は選ばれなかっただけ。



幸せですか?



僕は、今日も生きています。



僕は、貴方を忘れない。


情けない自分を忘れない為に。


悔しい気持ちを忘れない為に。


自分の人生を取り戻す為に。


僕は、今日を生きる事にしました。

サーフィンを始めたのキッカケは、坂口憲二の


「この夏は忘れない」


というテレビ東京での番組だ。


坂口憲二が台本の一人旅をして行く中で、人と触合い成長していくドキュメントもの。


最初はパリ経由でモロッコのシェビ砂丘を見に行くが、


砂丘から海をイメージし、ローカルたちとサーフィンする。


そこから旅の幅が広がっていく。


フランス、モロッコ、スペイン、ポルトガル、ジャマイカ、キューバ、コスタリカ、グアテマラ、メキシコ、


アメリカ、インド、スリランカ。


全工程63000キロを2ヵ月弱で周っている。


サーフィンを通じてコミュニケーション出来る事への憧れ、


旅への欲求。


うつ病での閉塞感から来る、抜け出したいと言う欲求。


ココロの底では人とコミュニケーションを取りたかったと思う。


その手段が無かった。


自分の欲求を内に溜めずに外に向けたかった。


だからサーフィンを始めた。


別れた彼女を忘れる為の旅でもあったかも知れない。



うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-3


旅は間違い無く、その人間を変える。


文化、習慣、音楽…全てが異なる国々。


それらを観るだけでもいい。


相手の目を見て、懸命に話し、笑い、何とか気持ちを通わせようとした。


そうする事は結局、旅をする事で自分自身を見つめていたのだ。


そのフレーズが自分にはシックリ来る。


何かにぶつかったら、まず行動する事。


それを教わったのは、旅であり、サーフィンだった。


少しでも笑える様になる為に。


テレビ東京「この夏は忘れない」

http://www.tv-tokyo.co.jp/kononatsu/index.htm

※DVDが発売されています。

 お店によってはレンタルもあり。

 必見

僕はカフェ好き。


ゆっくり出来るのが大事。


雰囲気も。


かれこれ10年位前に始めて行ったカフェがある。


高田馬場にあるBens cafeだ。


当時はニューヨークでバリスタをしていたBenさんと日本人のヨシコさんが二人で始めたお店だ。


カフェは人が集い、愉しむ場所なんだと実感して学んだ場所。


どこからとも無く、周辺に住んでいる外国人がワンサカやって来て、


大声でしゃべっていた。


高田馬場なのに外国にいる錯覚が楽しかったのかもしれない。


今ではBenはニューヨークに戻ってしまい、当時の面影は薄い。


辛口な評価をすると質が落ちたと思う。


店のキャリアにあぐらをかいている様な。


ホスピタリティが足りない。おもてなしともいうべきか。


良き店になって欲しいものだ。



うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-2


東京都新宿区高田馬場 1-29-21
TEL. 03-3202-2445
OPEN 11:00~22:00 無休


※雰囲気はゆるい。

 イベントも良くやっているので事前にチェックを。




07年2月以降、暫く僕は本をまともに読む事が出来なかった。


頭に入っていかない。


目線が文字を追う事が出来ない。


パニックだった。


自分の知識がどんどん無くなって行く様な恐怖感があった。


当時、不安に思った事を主治医に相談するが、


「うつ病の症状だからしょうがないよ」


と一蹴されてしまった。


こんな時だからこそ本を読みたいと、気持ちばかり焦っていた。


うつの世界にさよならする100冊の本 本を読んでココロをちょっとラクにしよう



うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-book

この本を読んだ時、


「無理に活字を読もうとしないで、写真集などみてみましょう」


と書かれていた。


まずは目を慣らす。


感情のコントロールが出来ない時は美しいモノを見て、感情を呼び起こす。


キレイだな


素敵だな


シンプルだけど、とても大事な感情だ。


うつ病の時は何をしても沈んで、なかなか上がって来れない。


無理に発色が良い写真ではなく、月などをイメージした少しダークな、


でも生命力を感じるモノを見ると良い。


僕はそうした。


家に帰って睡眠導入剤と睡眠薬を飲んで寝るまでの時間、


月の明かりで写真を取った様なものを観てココロを落ち着かせていた。


それから、徐々に文字を増やした本に手を伸ばす。


絵本でも良い。自分が楽しめるもの。


写真集は文庫本に比べ、少し値段が張る。


でも、ちょっと考えて欲しい。


何となく面白いと感じるマンガを買うか?


今の自分を見て、少しでも楽になれるようなモノに「投資」するか?


マンガを否定するわけじゃないけど。


こうゆう状態の時は写真集の方が良い気がする。



うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-月


月光写真家の石川賢治がお勧め。


少し気持ちが楽になる。


僕の場合は波の写真も良く観ていた。


サーフィンが好きだったから。


今でも好き。



うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-1




街中には沢山のカフェがある。


センスの良いお店も沢山ある。


流行の街にあるカフェは、やはり混む。


人の会話が嫌でも耳に入ってストレスになる。


一人でいたい時ならなおさらだ。


だから、落ち着かない。


休みの日に外出して休憩したい時、自分にとって基地の様なお店を持ちたいと


いつも思っていた。


当時の彼女と通っていたカフェに、僕は未だに行く。


ほぼ、週1回ペース。


彼女との思い出がある店だと、別れてしまったら辛くて行けないのが普通かもしれない。


でも、僕は通ってしまう。


理由は簡単。


「ただ、好きだから」


・お店の内装


・レイアウト


・雰囲気(スタッフもかなり重要)


・音楽


・ドリンク&フード


・タバコを気にしないで吸える


も僕にとっては大事。


一日の終わりに立ち寄って、


本を読んだり、


アイデアメモをしたり。


たまに当時の彼女が正面に座っている様な幻覚を見る。絶対にありえないのに。

(痛いなぁ、俺)


良く、ケンカしてここで仲直りした事も頭を過ぎった。


外でもRELAX出来る場所を持つ事は自分の行動範囲を広げると思う。


自分の内側だけじゃなくて、外にも「お気に入り」を増やして行こう。



うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-mugs

いつも座る席。


普通にコーヒーが美味しいお店。


カオソーイもお勧め。


うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-img


【mugs@中野】


東京都中野区中央5-48-5 シャンボール中野109 Tel: 03.3382.3644 E-mail: info@mugs-coffee.de
営業時間: 12:00-23:00(火~木)/12:00-24:00(金・土)/12:00-22:00(日曜日)
定休日: 月曜日
ランチタイム: 12:00-16:00

※中野駅からちょっと歩きます。

 ローカルじゃないと行きにくいかも。


いきなり何の事だか分からないと思います。


未だにそうですが、


そわそわして落ち着かない時、


ココロが波打っていザワついている時、


ココロを沈める手軽は方法として「アイロンがけ」があります。


誰かに教えて貰った訳ではないけれど、


シワのあるシャツや手ぬぐい(ハンカチ嫌いなもので…)を伸ばしていくと


案外、気持ちいい。


シワ取りに集中

キレイになる

何となく、気持ちがキレイになる


単純かも知れないけどお勧め。


何も考えずに、ただシワを伸ばす。


うつ病で気持ちが散漫になる事が多かった僕は


良く、次の日に着るシャツのアイロンがけをしていた。


これ、ちょっとお勧めです。

僕とアメカジの関係は長い。


ジーンズのウンチクは一切知らないが、1本のジーンズを長く穿いている事が多い。


ダメージ加工されたジーンズが多い中、そんなモノには目もくれず、


自分で「育てる」事の方が面白いと考えている。


辛いときも、


楽しいときも、


旅のときも、


別れのときも、


ジーンズのシワや色落ちに思い出が詰まっている。


そんなに種類は無いが今日はUES(ウエス)というブランドを紹介。


僕がUESを知ったのは8年前。


当時、RELAXという雑誌に写真家のホンマタカシが紹介していた。


ちょうどその頃、家具の仕事をしていてモノ作りに共感した。


そう、8年前買ったジーンズを未だに穿いている。


破れたら、自分でミシンをかけて直す。


そうやって、本当のウエス(雑巾)になるまで使いこなす。


まだまだ現役です。こいつは。


当時のデザイナーのサノさんとプレスだったハマオカさんはUESを離れ、


別のブランドを立ち上げた。


今のUESにはちょっと物足りなさを感じてしまい、殆ど買わない。



うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-i

身の回りに大切なアイテムがあると少し幸せな気持ちになるのは僕だけだろうか?


普段使うモノにほんの少し、愛情を持ってあげる。


感謝する。


自分の心がほんの少し朗らかになる感じ。


UES

http://ues.co.jp/




やるきスイッチとも言うべきか。


仕事の時、何かに集中したい時に「自分スイッチ」を持つ様になった。


視力が悪いわけでもない。


メガネをかけると視力が1.5になる。


裸眼で0.8くらい。


別に不要といえばそうかもしれないが、僕には必要。


うつ病が酷い時、人とコミュニケーションを取るのが非常に辛かった。


会話をする時、基本的に相手の目を見る。


相手も同じ様に目を見る。


そこで問題発生。


相手に見られている事で極度に緊張してしまう様になった。


言葉もチグハグでまともに会話が出来なくなっていた。


何か見透かされている様な、


自分の中に入り込んで来る様な。


そんな「恐怖感」が常にあった。


そこでメガネをかける様になった。


メガネと言う「フィルター」を通して、相手を見る事で本当の自分を隠そうとしていた。


自分に対してもメガネをかける事で、


「これからコミュニケーションとらないと」


というモードにスイッチを入れる。


今は全然平気だけど、やはりメガネが必要。


自分スイッチになっているから。



うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-めがね


僕は「小竹 長兵衛」のセルフレームを使用している。


5000円メガネは耐久力が問題。


自分への投資だと思って25000円位の奮発をした。


ちょっと高い気分転換だけど。