今の気持ちを「紙」に書く事…この効果は大きい。
良く笑い話のネタにされているフレーズとして、
先生から、
「自分に手紙を書きなさい」
とアドバイスをもらうケースがある。
決して笑ってはいけない。
笑う奴は一生うつ病は治らないだろう。
表現の仕方かも知れない。
自分に手紙なんてバカらしい…なんて思わないで欲しい。
うつ病の時は自分を見失っている時がある。
絶望感、
自分が世の中で不要だと考える事、
頭の中がゴチャゴチャしている、
どうしたらいいか?考えられない、
など自分にしか分からない様な、救いようのない気持ち。
この気持ちを紙に書く。
誰にも見られない様に。
自分だけの秘密。
ブログじゃなくて、紙が良い。
ブログに書いてしまうと、誰かが見てくれると期待してしまうから。
(自己否定してる・・・)
気持ちを紙に落として、「見える化」する。
そうする事で自分が何を考えているのか?を客観的に見る事が出来る。
文章にならなくてもいい。
単語だけでもいい。
絵でも良い。
何でも、まず「書く」
イメージを表現する。
うつ病の時はコミュニケーションが下手になる。
コミュニケーションする上で自分の考えをある程度まとめないと伝えられない。
だから、そのトレーニングだと思えば良い。
思いついた事をそのまま書いてみる。
最初は書くことが無いかもしれない。
何を書けば良いのか…なんて思わないで。
最初の一歩が大事。
紙は何でもいいけど、僕は無印良品の「文庫本ノート」をお勧め。
最後には一冊の本になる。
自分が散々苦しんだ証がここに出来上がる。
自分が前に進む為の大事な証。
ボールペンでも良いけど、大事な秘め事には、ソレ用の文房具も良いかも。
僕はペリカーノの子供用万年筆を使っている。
筆跡が柔らかく、書いた文字に温かみを感じる。
値段も1300円くらい。
これが習慣化すると、自分の中でとても大事な時間になる。
寝る前のほんの10分でもいい。
自分を見つめる、時間を持とう。

