歴史的一歩を駆け抜けるチャンス! | 勝手気ままに…since2005 ~光の射す方へ~

勝手気ままに…since2005 ~光の射す方へ~

ブログ内容を一新し、当分の間は…震災後の宮城県気仙沼市本吉町小泉地区を中心に現地レポや復興支援活動レポをupしていきます。

風評被害防止や、震災に対する風化をしないように…訴え、今何が起こってるのかをできる限り伝えていけたらと思います。

2005年の東北楽天ゴールデンイーグルス誕生から書き始めたこのブログ…

ほぼ震災前までは気まぐれに書いていて、放置状態だったw

 

しかし2011年3月11日に発生した「東日本大震災」後、自分なりに地元気仙沼市本吉町小泉地区の災害状況、復旧状況・情報、復興事業の問題点等の情報を書き続けた…。一筋縄ではいかない事ばかりの連続で苛立ちの日々ばかりだった…。それでも震災を機に沢山の人に出会い…「世の中捨てたもんじゃないな」と思ったのも事実…。多くの出会いに救われたりもした。

 

その後、復旧・復興計画が発表され、納得がいかないものばかりだったものの…一定の落ち着きが見え始めてきた時に、「地域の復興を考える立場」から、「被災沿岸部を盛り上げる立場」になって様々なスポーツイベントに参加する事も地区の状況を伝えていく手段として有効ではないかと思うようになった…。

 

それがマラソンであり、ロードバイクであり、音楽であり、野球であり、エヴァだったw…(出張先(被災した東北三県)のブログもか)…。それが功を奏して知り合った人に小泉地区を中心に被災沿岸部の状況を結果的に知ってもらえるきっかけになった。「復興は簡単な事ではない」私のブログを読んでくれた方は誰もがそう思ったはず…。

 

震災からもうすぐ丸8年となる…。国が掲げている復興創生期間は10年…。「復旧期」、「再生期」、「発展期」の三期に区分されているが、果たして今はどの時期なのか?あと2年でどこまで再生するのか?再生できるのか?復興を遂げる事ができるのか?10年分の財源を使いきった後の姿を今から注視する必要があると思う…。

 

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前置きの小話長いよ…ひげおw

 

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今年の新年一発目の県内紙の一面を飾ったのは4月に気仙沼大島大橋開通の見出しだった。

なんともめでたいニュースで、何度も何度も新聞を眺めていた(笑)

 

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大島と本土が繋がると言う悲願が半世紀を経て遂に叶う事になる。小学校の頃にフェリーに乗って遠足に行った事を今も鮮明に覚えている…。大島には亀山と言う山があり、山頂へ向かう際はひとりづつリフトに乗って行くと言う大島にとっては大きな売りの施設でもあった。(ガクガクブルブルしてたなー!w)その亀山リフトは震災後壊滅状態となり復旧を断念した…。残念な決断だった…。

 

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大島は離島であり、天候に左右されて本土に上陸できない日も多くあった…。交通手段がフェリーしかなく、高校時代の同級生は悪天候の日は欠席や遅刻していた事もしばしばあった…(羨ましくもあったw)…。当時は原チャリの免許を取得する為に、前日に本土へいないと身動きも取れない状況だった(仙台の免許センターに行く為)…。大島の同級生が私の家に泊まって一緒に仙台に行った事が懐かしくもある…。交通手段がフェリーしかなかった苦悩は、島民しか分からないと思うが色々と大変だった事だろう…。

 

そして…

 

もし、あの日…

 

2,450人が暮らす東北最大の有人島は孤立状態となった…。橋が繋がってたら尊い命を失う事は無かったと言う人もいた事だろう…。震災前年に知事が事業着手を明言(約束)していたものの頓挫してしまうのではと思われていた大島架橋事業は皮肉にも東日本大震災がきっかけで国の復興事業として急ピッチで事業化され、間もなく開通する運びとなった。当初の計画では本年度中の開通の予定だったのだが、少しだけずれ込んで、4月7日()に開通する。

 

しかし、今年度中にその橋を渡る手段が一つだけある…

 

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しかも自分の脚で!(手ではないw)

それが!…

 

メモ「気仙沼大島大橋開通記念プレイベント 第36回河北新報気仙沼つばきマラソン」

クリップ日時:2019年3月31()

クリップスタート、ゴール:気仙沼市立大島小学校

クリップ駐車場:気仙沼市立気仙沼小学校臨時駐車場

 

緑の真珠と称される気仙沼大島の椿咲く爽やかな海浜コースで、全体的にアップダウンがある悶絶コースでもあるw。今大会限定で「ハーフの部」の定員400名のみが気仙沼大島大橋を渡る事ができるコースが設定された。後にも先にも堂々と走れるのは今回限り!しかも橋部分での沿道の応援(一般者)は立ち入りできない為、橋を走ってる姿を撮影できるのはランナーと一部報道関係のカメラマンのみ!観光は勿論、走った後はわかめ汁や絶品の兜焼き(魚嫌いの人でも絶対に舌鼓を打つはず)の振る舞いを頂きながらの楽しい時間を是非過ごしていただきたい。

 

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この気仙沼つばきマラソン…

島ゆえにアップダウンが激しいにも関わらず30年以上もの間、ハーフの部の制限時間は2時間と言う設定で、強者のみがエントリーできると言う感じで市民ランナー参加型とは言いにくい敷居の高い大会だった。

 

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しかし…

 

2016年に2時間15分…

 

2018年に2時間25分…

 

…と、制限時間を緩めて参加を呼び掛けた格好となっていた。私も陸上部の後輩達もずっと敬遠して10kmの部のみに参加していたが、昨年は満を持してハーフにエントリーした。しかし身内が危篤と言う事態となった為、参加を断念した経緯がある…。今年は必ずエントリーせねば!(今回のみ橋を渡るコース設定と言う事で果たしてどのようなアップダウンとなるのやら(笑))

 

【これまでのハーフマラソンコース】

 

【今回のみ設定されたハーフマラソンコース】

 

メモちなみにまだ一度も参加した事の無い方に、大会の知名度を昨年の大会参加ランナー(全部門)居住地で紹介してみる。(順不同)

 

・宮城・神奈川・岩手・福島・東京・秋田・千葉・京都・新潟・岡山・愛知・大阪・徳島・長野・埼玉・兵庫・静岡・島根・福岡・石川・山形・茨城・和歌山・青森・富山・群馬・栃木・奈良・山梨・滋賀…。

以上、47都道府県のうち30都府県の方が参加している。(当然、参加者が一番多いのが宮城県…。)

 

メモ宮城県内の参加ランナーの内訳をしつこいが紹介するw

1位:仙台市、2位:気仙沼市、3位:石巻市、4位:大崎市、5位:栗原市、多賀城市の順…。

 

その他(順不同)は…

・加美町・南三陸町・岩沼市・塩釜市・登米市・利府町・大和町・東松島市・美里町・名取市・松島町・亘理町・七ヶ浜町・涌谷町・大衡村・富谷市・大郷町・白石市・角田市・柴田町…。

以上、県内35市町村のうち26市町村が参加している。

 

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意外に広範囲と思うか思わないかは各自のご判断にお任せします…。これを読んで、自分の居住地参加ランナーがいないと思われた方は今回是非(笑)!

 

年明け早々に気仙沼市HPで告知はされていたが、RUNNET(エントリーサイト)には一向にupされていない…。当初予定の1月20日()も過ぎている…。

 

これには様々な事情がありエントリー開始日が延期されていると思われる…。冒頭にも書いたが「復興はシナリオ通りにはいかない」のだ…。復興事業は他と同様に縦割り事業がほとんど…。その為、傍から見れば矛盾にしか見えない事もしばしば…。

 

 

本土と島が橋で繋がればすぐに開通するわけではない…。

気仙沼本土も大島も、橋に繋がる「道」を一から作らないといけない。当然と言えば当然なのだが、言われて…はたと気づく人もいるはず。今回の「道は」山を掘って、トンネルを作って…そのトンネルの先も山を削って、新たに道を作って…やっと繋がると言う大がかりな事…。橋が完成してもその事業が遅れたら通行などできない(あたり前)…。その事業が全て繋がって「開通」と言う事…。それを考えながら橋を走れば感慨深くなる事だろう…。

 

更にもっと掘り下げて説明すると…

それまで孤島だった大島が橋で繋がっても、その来島する交通量を迎え入れるほどの駐車場が整備されているのか?迎え入れる商業施設はあるのか?…それを全て完遂出来て初めて「祝開通」なのだ…が、そうやすやすといかないのが「復興事業」であり「復興への道のり」なのだ…。

 

 

一番の理想を言えば…

開通の日のプレイベントとして「つばきマラソン」を行ない、その同日午後に一般開通し自動車が往来。大島には整備された大型の駐車場に車を置き、観光。おもてなしを行なえる商業施設がオープンし大賑わい…。これが理想w

 

 

 

では、どのような状況になるのかを説明するとすると…

…なかなかうまく足並みは揃わない…これに限るw

 

大橋と繋ぐ道の一部本土側の造成箇所は年末に亀裂が発見され、改良が必要となり開通時期まで間に合わない事となった…。「間に合わないからしかたない」…これまではそれで諦めていたかもしれないが、被災沿岸部は震災後「考える力」が養われたと思う。対応策として既存の県道をう回路として確保する事とし、なんとか目途がついた格好となった。その見通しが確実についた段階で「エントリー募集開始」になると思われる…。

 

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しかしながら開通日(4/7())が決まり、つばきマラソンの日程(3/31()が公表されている為、エントリー募集期間は未だかつてないほど短い期間で発表されると思われる…。ちなみに入手した情報によると…エントリー開始日は…

 

 

2月○日(月)です!!(笑)

 

 

メモ気仙沼本土と大島の道はと言うと…

最低限の道は開通、確保される見通しとなりそうだが、一本の道として島内を快適に周れる状態としては間に合わない事が既に発表されている。(2020年度内(2021年3月迄)完了予定との事)

 

メモ島内観光拠点の「大島ウェルカムターミナル」は…

大型駐車場、商業施設、観光案内所の整備が当初は大島大橋開通まで間に合わせる予定であったが、来年度内(2020年3月迄)、完成との事実上延期が昨年発表された…。しかしながら施工方法の検討・工期短縮を行ない、商業施設の開業は今年5月の連休前(惜しい!)、観光案内所の開業は年内(12月迄)に短縮される見通しとなった…。

 

 

 

 

以上、

…このような状態ですw

それなら、満を持して来年つばきマラソンに参戦してみようと思う人もいるはず…。しかし、大島大橋を走れるのは開通前の今回限り!後にも先にも今後はないとの事…。

 

 

これまでの唯一の交通手段であった定期連絡船のフェリーが大橋開通とともに終了となり、今後は唯一の交通ルートがこの橋となる為だからだ…。

 

フェリー

 

フェリーにて2

 

ウミネコ

 

一時的に大会開催時間だけ道路閉鎖等が来年以降考えられるかも?…と、考えたが、緊急車両の通行等を考えればやはり難しいだろう…(う回路がない為)…。(宮城県の大都市でもある仙台市開催の仙台国際ハーフマラソンでさえ、今年からは病院移転に伴いコース変更を決定した経緯がある)

 

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個人的な考えとしては…

今年つばきマラソン(ハーフの部)に参戦し、大島大橋を駆け抜け復興事業の経過を見つつ、来年は車が往来している大橋を今度はドライブしながら整備された大島を再び観光し、当初のコースに戻るはずの島内コースを自分の脚で悶絶して走って欲しいのが本音w(今回はプレイベントの為3月31日開催となるが、例年通りでいけば来年以降は4月の第三日曜日開催のはず)

 

実は昨年の秋頃からつばきマラソン実行委員会の担当者と連絡を取り合ってた経緯がある…。

大会日程、内容、改善要望、記念大会へのおもてなし方法等様々色々と情報交換を行なった…。それは私なりの大会への危機感を感じたからだ…。

 

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今やマラソンのエントリー開始時期はどんどん早まっている…。開催実施予定日の半年前~三か月前に告知されるのがほとんど…。その告知が遅くなれば遅くなるほど、既に他の大会にエントリーして重複すれば後発で発表された大会(つばきマラソン)は弾かれてしまう現状を伝えた…。

 

気仙沼つばきマラソンは「4月の第三日曜日」開催が通常…。この前週、または前日に同じ県内の「柴田さくらマラソン」が毎年開催されている…。毎年この大会との比較となる…。更に今年からは山形県の「山寺・蔵王ウルトラマラソン」も新たに加わる形となる。参加した大会で好感触を得れば、それは毎年エントリーを繰り返す事が多い…。そうなると年々エントリー数が伸び悩んでいるつばきマラソンにとっては痛手…。しかし今年は大島大橋開通の好機、三陸自動車道の延伸を生かして観光招致の必要性を伝えた…。

 

手伝える事があったらなんでも手伝うと伝え、色々と話し合ったが、これについては敢えて伏せる事にするw…(乞うご期待!)

 

 

橋脚間の長さは297mで、アーチ橋として東日本最長の橋を走れる充実感を是非味わって欲しい!そして復興途上中の気仙沼の現在地を是非見て欲しい!悶絶好きなドMの方も是非w

 

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そして走り終わった後、本土上陸後には海の幸に舌鼓をうったり、喫茶マンボでいちごババロアも是非(笑)前泊の方は大島の国民休暇村や、昔欽ちゃんの番組に出演していた「気仙沼ちゃん」がいる民宿なども是非ご検討を!(当然、気仙沼本土でもおもてなしできる所は沢山あり!)

 

ふかひれ

 

個人的に一年間で一番重点を置いているマラソンの大会は「仙台国際ハーフマラソン」…。しかし、もし一年にひとつだけ走る大会を選べと言われたら…今年に限っては間違いなく「気仙沼つばきマラソン」で間違いなし!橋を走らずに後悔したくないし、他の大会は翌年以降も参加できる…。

 

是非一考を!

 

ちなみに今回のエントリー…

橋を走れるハーフの部(400名)は注目度も重なり、未だかつてない短時間でエントリーが終了になる事が十分に考えられる!

 

 

迷ってる暇はない…迷ったら前に進めーっ!

前後の大会、なんのそのーっ!エントリーした方は是非ご連絡を~っ!

 

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メモちなみに私の今年のエントリー予定…今年は少し控えめに考えつつ、ローカルな大会を多目に考えている…。

 

03/17() ダッシュ!みちのく湖畔FUNトレイルフェスタ(予定)

03/24() ダッシュ!東北風土マラソン(エントリー済)

03/31() ダッシュ!気仙沼つばきマラソン(予定)

04/13() ダッシュ!柴田さくらマラソン(エントリー済)

05/12() ダッシュ!仙台国際ハーフマラソン(エントリー済)

06/02() ダッシュ!東根さくらんぼマラソン(予定)

06/19() 自転車ツール・ド・さくらんぼ(検討)

09/15() 自転車ツール・ド・東北(予定)

10/13() ダッシュ!東北・みやぎ復興マラソン(予定)

11/03() ダッシュ!阿武隈リバーサイドマラソン(予定)

11/10() ダッシュ!わたり復興マラソン(予定)

12/15() ダッシュ!若林シーサイドマラソン(予定)

 

あくまで予定は未定でエントリーしててもDNSもありうるw

仕事の状況と、未だに完治していない脚が問題だ…(絶賛重症中w)…。

 

 

 

合掌

 

アメーバ速攻クリック練習中 ひげおアメーバ

 

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感感謝ビックリマークフォロワー数640人(匹)突破したにゃん音譜

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年明け早々の宮城県柴田郡大河原町の業務を終えたひげおくん…。ただ今ひげおくんは次の業務先の岩手県釜石市に長期出張中にゃり!(多忙につき1月はまさかのブログ一本w)
 
つばきマラソン公式HPが更新されたので、わかりやすくもう一度おいらが要約して言うにゃん音譜…w
 
50年の悲願が叶う!遂に本土と繋がる気仙沼大島!
従来の島内コースを今回に限り変更し、ひと足先に開通前の大島大橋を自分の脚で堂々満喫!
 
大橋を走れる気仙沼つばきマラソンコースは今回が最初で最後!
 
 
たとえ前後に大会をエントリーしてても走るべき!気仙沼は遠い遠いと言わずに三陸道を使って来ると意外と近い事を必ず実感するはず!走れなかったら一生後悔すること間違いなし!
 
エントリー開始は明日、2月4日(月) 9:00~
 
例年、なかなか埋まらなかったハーフの部の定員が…史上最速で定員に達する可能性大だにゃ!(予想)
 
 
 

合掌

 

肉球推測者 バロン肉球