競馬、NHK杯を勝ったアスワン | メインウェーブ日記

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アスワンは、大種牡馬ノーザンテーストの初期の産駒で、ノーザンテーストは、長く日本の生産界に君臨した大種牡馬だが、牝馬の活躍馬が多く、牡馬でもアンバーシャダイのように、晩成型が多く、日本ダービーを勝ったダイナガリバーが出るまで牡馬のクラシックに勝てず、結局、ダイアガリバーが唯一の牡馬のクラシックホースとなった・・・ 

ノーザンテーストは、社台ファームのプライベート種牡馬のため、アスワンへの生産界の期待も大きかった・・・

 

アスワンは、ノーザンテースト産駒では少ない3歳春の時点で牡馬クラシック有力馬として活躍した馬で、日本ダービートライアルのNHK杯(現・NHKマイルカップで、レースの位置付けもNHK杯当時とは違う)を勝ったものの、脚の粉砕骨折で日本ダービーに出られず、NHK杯が皐月賞上位馬が出ていたので、アスワンも無事なら日本ダービーの有力候補でした・・・、そのまま現役引退し、種牡馬となりました・・・
種牡馬としては、初年度産駒に日本ダービー2着のメジロアルダンを出したものの、その後、メジロアルダンを超える大物は出ず、種牡馬成績も先細りとなり、種牡馬を引退した後、消息不明となっています・・・

 

社台ファームの吉田善哉氏が馬主ながら阿部善男氏と共同馬主だったこともあったのか、期待が大きくあったのか、「シャダイ」の冠名がついていません・・・
大種牡馬・リヴァーマンの近親という世界的良血もあったのか母リリーオブナイルからアスワンというアスワンハイダムを連想させる雄大な名前がつけられました・・・

 

戦績は6戦3勝で、重賞は、京成杯とNHK杯に勝ち、弥生賞で3着となり、皐月賞は8着でした・・・

 

初年度産駒に日本ダービー2着のメジロアルダンを出しているものの、メジロアルダンは3冠牝馬(桜花賞・オークスと当時は2400メートルのエリザベス女王杯)メジロラモーヌの半弟の良血で、前述の活躍は期待の「想定内」で、その後、メジロアルダンを超える大物は出ず、期待されていたような種牡馬成績は出せませんでした・・・

 

ただ、ダイナガリバーが出るまでは、アスワンは、牡馬クラシックで活躍したノーザンテーストの代表産駒でした・・・

 

私もアスワンを種牡馬として大いに期待していました・・・