27日に、中央競馬の総決算・第60回有馬記念が行われました。
8番人気で吉田隼人騎手騎乗のゴールドアクターが優勝しました。
ゴールドアクターの父は、スクリーンヒーローで、スクリーンヒーローの父がグランプリ3連覇(有馬記念・宝塚記念・有馬記念)のグラスワンダー 、母がランニングヒロインです。
ランニングヒロインは、父が大種牡馬サンデーサイレンス 、母が毎日王冠など勝った名牝・ダイナアクトレス(ジャパンカップ3着)という良血馬です。
(もっといえば、ダイナアクトレスの父がノーザンテースト で社台グループが当初クラシックホースを意図していた「サンデーサイレンス×ノーザンテースト牝馬」の「黄金配合」)
(実際の「サンデーサイレンス×ノーザンテースト牝馬」の配合のクラシックホースはダイワメジャー(皐月賞)のみで、社台グループが期待した「黄金配合」にはならなった)
スクリーンヒーローはジャパンカップの勝ち馬です。
ゴールドアクターは昨年の菊花賞3着の後、1着、3着ときて、3連勝で有馬記念に臨みました。
前走で、重賞初勝利(アルゼンチン共和国杯・GⅡ)をし、今回の有馬記念でのGⅠ初制覇、4連勝です。
「勢い」もありましたね・・・
ゴールドアクターの祖父(父の父)がグラスワンダーで有馬記念を2回制覇しているように、中山芝2500メートルが得意なのかもしれません。
2着はクビ差でサウンズオブアース、3着はさらに3/4馬身差でキタサンブラックでした。
1番人気でこの有馬記念がラストラン(引退レース)だったゴールドシップは8着でした。