ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子個人第12戦が行われました。
ソチ五輪の金メダルの有力候補の高梨沙羅選手が優勝し、今季9勝目(12戦)、スキージャンプでは史上最多勝の自身の記録を更新するW杯通算18勝目を挙げました。
シーズン9勝は、2011年-2012年シーズンのサラ・ヘンドリクソン選手(アメリカ)の9勝と並ぶシーズン最多勝記録です。
さらに、高梨選手は、同第13戦も優勝し、シーズン最多勝新記録となる10勝目(13戦)を挙げました。
W杯通算でも、スキージャンプではW杯最多勝の19勝に記録を伸ばしました。
この19勝は、ノルディック複合の荻原健司氏と並びスキーの日本人選手最多です。
偉大な記録ですね。
ソチ五輪本番では、(ケガからの)復帰戦となる「もう一人のサラ」サラ・ヘンドリクソン選手(アメリカ)との金メダル争いとなりそうですが、臨戦過程が順調な高梨選手が有利なことは、確かなようです。
「2人のサラ」の対決にも注目ですね。