御棲神の地、身延山 そのに | 一天四海 皆帰妙法

一天四海 皆帰妙法

日本仏教が好きで神仏習合信仰者です。
仏教寄りなので本地垂迹説派。

どこそこの宗教団体には属してません。
独学にて天台宗教義を経て日蓮宗教義に辿り着きました。

ひとり講・三國四師信行會発足。
千ヵ寺参り発願。

南無妙法蓮華経。

そのいちに続いて。

今一、祖廟の場所が分からず報恩閣の受付の方に地図を頂いて丁寧に教えて貰いました♪

日蓮大聖人の御真骨と御遺灰が奉られている祖廟へゆっくり向かいました。

本堂や奥の院と違い殆ど人がいませんでした。

整えられた綺麗な参道を歩みます。

門の先にお墓がありました。
誰もいなかったので大きい声でお題目や御礼を申し上げて来ました。

祖廟の境内に日蓮大聖人が9年間生活した聖域、御草庵跡がございます。こちらでもお題目をお唱えさせて頂きました。

こちらも御首題を賜りました。

そういえば行衣の判は報恩閣、祖廟ともにセルフで、思親閣札所でセルフだったっぽいですが丁寧に押して下さいました。

最後に日朗聖人が開基の山坊である竹之坊で行衣に判を頂きました。

御首題は今、ご住職さまが手を痛めていて書けないとのこと。佐渡に日朗聖人ゆかりの寺である本光寺さんを詣でるのを勧められました。佐渡巡礼のおりは詣でたいと思います。

満足してしまいましたが、せっかくなので身延山周辺にて御首題巡りをしました。

波木井山円実寺。
こちらは檀越の波木井南部実長公の本城にして日蓮大聖人が身延山へ向かう途中、1ヶ月お休みになられた所です。
ご住職がつなぎを着て庭の剪定中でしたが、わざわざ法衣に着替えて本堂を開けて下さりました。
今日は一人目の参拝者だったことにびっくりしました。

次はお萬の方ゆかりの別格本山大野山本遠寺。

足を洗った井戸が現存し、そのときに付いた足跡が本堂天井に残されています。
お萬の方は徳川家康公の側室でしたが日蓮法華宗に篤く信仰をなさり日蓮法華宗の聖地七面山の女人禁制を解禁されたり念仏の唱える墓には入らないと断固として拒否しここの寺院に入られました。
一人の参拝者である私にも、ご住職が丁寧に堂内を案内、説明して下さり大変興味深い話ばかりでした。

そして波木井公と並ぶ檀越の四條金吾公のゆかりの寺院、正住山内船寺へ。

境内、日蓮大聖人像。
最近、映画でのロケ地ともなったところで。乃木坂だか櫻坂さんのCDもお接待で置いてありました(笑)。
こちらちょうどお昼の十二時半、ご迷惑な時間にも関わらず丁寧に御首題を書いてくださり、行衣の判も朱肉が乾くまで干してくださった。
またお茶菓子等まで頂きました。嬉しい反面、申し訳ない気持ちになりますが、感謝合掌。

そして最後に本山である小室にある徳栄山妙法寺。

山門も立派でワクワクしちゃいましたが、団参対応中で寺務所の方すら見つからず、お坊さんを見掛けたので行衣の判をお願いしたところ快く押して下さったのですが、御首題をお願いすると後でお配りするとのこと。。

うむむ?

よくよくお話したら団参の違う寺坊のお上人でした(笑)
団参の一人と勘違いなされたとか(^-^)

お手伝いにきている檀家さんの年配のお姉さまに御首題の書き置きを頂きました。

ちょびっと物足りなくて途中の上沢寺さんも詣でれば良かったかなとも思いましたが、また身延山参詣の折りに頂こうと帰路へ進みました。

今回、頂いた御首題。
思親閣の御首題帳が本当にクオリティ高いですし大判で頂くと迫力が違いますね。

本当に急遽の身延山参詣。
これもご縁。

今まで浅間山観音堂、比叡山、西国、善光寺、本土寺、妙覚寺など偶然のようで、必然だったような不思議なご縁は多々にありました。

ご縁に感謝。

南無久遠実成釈迦牟尼佛。
南無妙法蓮華経。
南無日蓮大菩薩。
南無日朗菩薩。
南無天台傳教大師。

合掌。