あっさり更新です。
「らぁめん もののこころ 東松戸店 3回目 (らぁめん もののこころ ひがしまつどてん)」さん。
2024年3月20日訪問。
19時22分入店。
武蔵野線・北総線の東松戸駅から程近くにて営業の「もののこころ」さん。
オープンから早、5年以上。
明らかに女性向け・健康志向なコンセプトが受け、すっかり地元の人気店です。
ランチやディナーのピークタイムは数組待ちが当たり前。
だいたい20分待ちがひとつの目安となりましょう。
◯ 本日の1杯:揚げネギ醤油らぁめん 麺大盛り、小枝丼
久しぶりにお邪魔したら新メニューが増えていました。
オーダーは新作の揚げネギ醤油らぁめんを大盛りで。
同じく新作のご飯もの、小枝丼も一緒に頂きます。
こちらが揚げネギ醤油らぁめん。
もっさりと盛られた揚げネギが印象的な丼顔です。
醤油ラーメンに用いるスープは鶏+魚介の鶏清湯ですが、今回は強く魚介に寄せています。
ノーマルが鶏7:魚介3とすれば、新作は5:5というところでしょうか。
特に鰹出汁を前面にフィーチャーしており、旨みとコクを増しています。
醤油ダレも普段のものに比べて、かなり甘めの味付け。
鰹出汁から出る酸味を上手いことニュートラライズしており、味わいに深みを齎しています。
この1杯の最大の特徴は、矢張り揚げネギ。
ラーメン屋さんで揚げネギと言えば、一般的には焦げを出すようにしっかりと火通しした刻みネギを指します。
対して、もののこころさんでは白髪ネギを軽く揚げています。
パリパリとした食感がとても良いアクセントを産んでおり、食べ進めると次第にスープへ旨みとコクが溶け出して行きます。
スープと揚げネギは明らかに一体感を持つよう、同じ方向性でデザインされていますね。
この辺りのセンスの良さは流石のひと言です。
もののこころさんでは、4月1日より全てのラーメンメニューで太麺と細麺が選択出来るようになりました。
このスープには、恐らく細麺の方が合うように思います。
再訪・再オーダー必須やん。
具材のクオリティは相変わらず高く、ラーメン全体の満足感を底上げしています。
こちらは昨年末からメニューインした小枝丼。
馬肉のカットステーキ丼ですね。
馬肉は6〜7mmくらいの厚み。
サクサクとした食感が、牛タンに似ているかしら?
塩胡椒に白胡麻のシンプルな味付けで、単体でも十二分に美味しいです。
ソースはお醤油ベースにレモン果汁を加えたレモンソース。
レモンの酸味の中にきちんとお醤油の塩っぱさと旨みの主張があり、ステーキに良く合いますし、ご飯も進みます。
半味玉入りでヴォリューム感を確保し、白髪ネギで食感のアクセントも。
先程の揚げネギは、この白髪ネギと同じポーションを用いているものと思われます。
極め付けはちっちゃなレモンスライス。
少量ながらレモンソースに生のレモンが加わる事によって、酸味と爽やかさの相乗効果を生じています。
皮目の苦味のインパクトも良きですね。
フルサイズの小枝丼には鶏白湯スープ付き。
お野菜がたっぷりで、罪悪感の削減に持ってこいです。
おまけ。
別日の「味玉辛たんたんめん大盛り+馬とろめし」。
フルサイズのご飯ものに付いてくるスープは、鶏白湯と旨塩から選択可になりました。
以前は鶏白湯一択でしたので、これは嬉しいサービスです。
味良し、センス良し、コンセプト良し。
メニューのヴァリエーションも多く、通っていて飽きないお店だと思います。
唯一げんなりとさせられるのは、ラーメン大盛りにフルサイズのご飯ものを付けると、何度もオーダーを確認される事ですね。
もっさんにとっては1ミリも警戒に値しない量なのですが、女性スタッフさんにはそうは映らないようです。
もっさんは担々麺推しなので、夏季限定の冷やし担々麺を今年も楽しみにしております。
ご馳走様でした。