ラストの3軒目へ向かいます。
当初の予定では、人気の喫茶店にてシナモントーストを頂くつもりでした。
が、行ってみますと折悪しく臨時休業。
あれま、残念。
やむ無くJR神田駅前にとって返しますと、そう言えばガード下に宿題店があるのを思い出しました。
時間的に限定メニューは難しいでしょうが、この機会に寄っておきましょうか。
「伊勢 本店 (いせ ほんてん)」さん。
2024年3月14日訪問。
13時40分入店。
創業は1941(昭和16)年。
80年以上の歴史を刻む焼き鳥・鶏料理の専門店「伊勢」さん。
3代を跨ぐ、堂々たる老舗です。
創業の地は新宿だそうですが、1989(平成元)年に神田へ移転。
2016(平成28)年には神田駅のすぐ近く、上越新幹線のガード下へと再度移転し、現在に至ります。
以前は御徒町駅の近くにも支店があり、ランチの親子丼を何度か頂いた経験があります。
言うて、20年以上前の話ですが。
以来、神田駅近辺に来るたびに気になっていた親子丼。
久々に頂きましょう!
◯ 本日のランチ:倍盛親子丼、ごはん大盛り
伊勢さん名物ランチは限定20食の「鶏そぼろ親子丼」。
鶏肉と一緒にそぼろの入った親子丼です。
時間的にアカンやろなあとは思っておりましたが、矢張り売り切れ。
しからばプランBでござる。
鶏肉が倍量となる、倍盛親子丼にしましょう。
ご飯は無料オプションで大盛りに出来ますので、当然大盛りにてお願いします。
お先に配膳はお吸い物とお新香。
こちらはお代わり自由という太っ腹さが嬉しいです。
ややあって登場の親子丼。
ぱかんと。
おほほ、美味そう。
伊勢さんで用いる鶏肉はブランド地鶏の「伊達鶏」。
以前はもも肉も入っていたように記憶していますが、今は全てむね肉です。
予めひと口大に甘辛く煮付けたポーションが用意されており、その分調理時間が短縮されています。
パサつきなく、柔らかでうまし。
卵は贅沢に、1人前へ2.5〜3個分というところでしょうか。
卵液は2回に分けて投入する事で、硬過ぎず柔らか過ぎずの絶妙な半生感を演出しています。
丼つゆははっきりと甘めの濃いめ。
ご本業故か、焼き鳥のタレに近いアトモスフィアを感じます。
これは昼間っからビールに合わせたら最高やろなあ(歯軋り)!
ランチタイムは1階の立ち飲みスペースに折り畳み椅子を置いての営業。
お料理も素早い提供へ重きを置いており、ファストフード感は強いのですが、クオリティはしっかりとキープ出来ていると感じます。
シンプルで美味しい親子丼をサクっと行きたい時にはうってつけ。
ご馳走様でした。