神田にて美味しいインドカレーを頂いたもっさん。

お次へ向かいます。

神田界隈は個人的にも好きなエリアでして、ブックマークは増える一方。
為に、どんどん新規開拓を行って軒数を減らしたいところです。

が。
この日の2軒目は、こちらと決めておりました。
スマッシュバーガー訪問強化月間、第6弾。
変わり種のハンバーガーショップへお邪魔します。





「Mikkeller KANDA (みっけらー かんだ)」さん。
2024年3月14日訪問。
13時4分入店。



デンマーク発のブルワリー、ミッケラー社。
クラフトビール、特にIPAがお好きな方であれば一般常識に近いメーカーさんかと思います。

そのミッケラー社による国内店舗のひとつが、ミッケラー カンダさん。
業態としては「ビアバー + ハンバーガーショップ」と言って良いでしょう。
同店のオープンは2020年6月。
開業当初から継続して、スマッシュパティを用いています。

以前にも少し触れましたが、スマッシュバーガーブームの兆しが見え始めたのは2021年。
もっさんの知る限りでは、都内にて2020年以前からスマッシュパティを提供していたハンバーガーショップは

・Shake Shackさん
・HENRY’S BURGERさん
・SHOGUN BURGER さん
・Mikkeller kandaさん

の、4ブランドしかありません。
「古豪」だの「四天王」だのと呼んで差し支えない存在です。



2階のビアバーではゲストビールを含め、常時12タップの生ビールが用意されています。
この日のラインナップはこんな感じでした。



1階はイートイン・テイクアウトが可能なハンバーガーショップであり、こちらにも生が1タップ。
もっさんも飲みたいんじゃ(心の叫び)!

◯ 本日のランチ:クラシックセット、梅ソーダ

ミッケラー カンダさんのハンバーガーは大まかに3ライン。
野菜が入るバーガーと入らないバーガー、肉を使わないヴェジーバーガーです。

もっさんは野菜の入らないバーガーの「クラシック」を、ポテトとサラダのセットにてオーダーしています。



カウンターにて、お先にドリンクの受け渡し。
KIMINO社の梅スパークリングジュース。
間違いの無い美味しさです。




ややあって、完成のクラシックバーガーセット。
この両サイドに取手の付いたお皿は余り見掛けませんね。
かなり印象的なアイテムです。




ミッケラー カンダさんではお箸以外のカトラリーの用意が有りません。
バーガーは背が低いので素手で持っても構わないのですが、もっさんは常時バーガーペーパーを携行していますので、そちらを使わせて頂きます。




クラシックバーガーのパティは、ひとつが120gの1枚仕立て。
用いる牛肉は主に短角牛。
仕入れ先は北海道の北十勝ファーム、北里大学八雲牧場、岩手県の田村牧場など、何もオーガニック和牛を提供する生産者です。

パティの調理は当然スマッシュですが、そのスマッシュ調理がまあ、めっちゃくちゃに特徴的!

お店の公式Instagramをご参照頂きたいのですが、太く長い木製の円筒状の器具を用いて、パティに圧を掛けています。
これまたもっさんの知る限りでは、このように人力に加えて器具の重さで荷重をかけているお店はミッケラー カンダさんだけです。




スマッシュパティは度々

「ギザギザとした」

と形容されるのですが、ここまでギッザギッザなパティも然う然うに有りません。
ゴジラの背びれもかくや、という位にギザってます。



ガブりと噛みつけば、舌先に感じる明確な硬さ。
比喩表現ではなく尖ってますからね。
もぐもぐと噛んでいくと大粒なミンチがパラパラと解け、むっちりとした弾力のある歯触りが顔を出して来ます。

で。
本来ならば、良質な短角牛の美味しさをバッチリ堪能出来る筈なのですが。
調理工程で何かしらのミステイクがあったらしく、パティの味付けが矢鱈と塩っぱい!




セットにしたサラダやポテトの味付けは普通でしたので、味付けのデザインが変わったようにも思えません。
この日はスタッフさんがワンオペで1階と2階を行き来しておられましたので、その辺りの弊害なのかなあと。
お冷やガフガブー。




今回は残念な出来栄えでしたが、シンプルかつ雰囲気のあるハンバーガーが頂けますので、もっさん的にはおススメなお店のひとつです。
一応「期間限定営業」を謳っていた筈ですが、なんだかんだでもうすぐ丸4年経ちますね。
いつまで神田でやらはるんじゃろう?
ご馳走様でした。