もっさん、この日は門前仲町へ。
ブックマークをそこそこ残しつつも足が遠のいていたエリアであり、約3年ぶりのご無沙汰でした。

折角の門仲ですから、門前仲町駅から北東部のエリアをぐるっと散策。
富岡八幡宮や深川不動堂へ参詣し、心身を清めます。

そんなこんなで3、40分。
目的のお店でお約束のお時間です。






「とんかつ 丸七 本店 (とんかつ まるしち ほんてん)」さん。
2024年2月15日訪問。
17時54分入店。



門前仲町に本店を置く「とんかつ 丸七」さん。
都内では池袋や月島に支店がある他、神奈川や静岡にも展開。
全てが直営なのかフランチャイジーを含むのかは分かりませんが、全8店舗があるようです。

また同じ門仲には、つい先ほどお参りした深川のお不動様の裏手側に、「とんかつ 丸七 深川不動店」さんもあります。

今回、本店さんへお邪魔したのは、Instagramから予約が出来る為です。
17時・18時・19時の3枠より、18時にてお願いしました。

尚、ぱっと見で席は8割くらいの埋まり方でしたので、運が良ければ当日の飛び込みでも食べられそうです。

◯ 本日のおゆはん:焼きカツ丼 特上

丸七さんのメインコンテンツは焼きカツ丼とカツサンド。
矢張り、有名なのは前者でしょう。

所謂「閉じないカツ丼」がブームになったのはコロナの最中でしたので、恐らく3年くらい前かしら?
周回遅れどころの騒ぎじゃありませんが、ブームの牽引役たる丸七さんへ漸くお邪魔出来ました。

久々に脂っこいのを食べたく、もっさんのオーダーは焼きカツ丼の特上。
テイクアウトでカツサンドもお願いします。



お先にガリとお味噌汁の配膳。






ややあって、焼きカツ!
どーーーーん!!





蓋を外してもう1周!
どーーーーん!!


カツは超極厚!
目測ですが、30mmに近いと思われます。
豚肉は予め低温調理で火を通してありますから、揚げ調理はこの厚みに似合わぬ短時間。

店主さん曰く

「特上は肉が何g、という風には決めていません」

との事で、入荷したお肉のコンディションによって厚みや重量は前後するそうです。
ちなみにカツサンドのお肉は、「上と特上の真ん中くらい」だそう。



ガブっと噛みつけば、お肉はド柔らか!!
抵抗なくストンと歯が通り、噛んだ後から先から、お肉の旨みが口内いっぱいに広がります。
脂身も蕩けますよ〜〜〜。
甘さは勿論、驚くべきキレの良さ。
これは上質な豚さんです。
衣は細かめのパン粉を用いており、とてもサクサク。
かつ、これをかなり薄めに仕立てています。
その為か剥がれ易く、衣とお肉の一体感はまるっきり皆無です。
そもそもの商品名が「焼きカツ」な訳ですから、一般的なトンカツとは一線を画すアティトゥードのお料理と考えるべきでしょう。



玉子はふんわりと焼き上げたオムレツ状。
特に下味は入っていませんでした。



カツと玉子には、上から甘口のタレがたっぷりと掛け回されています。
このタレは、所謂カツ丼の丼つゆとは全く異なり、かなり甘め・濃いめの味付け。
お醤油の旨みも活きており、甘さの割にキリリと引き締まった印象も感じさせます。
作りは焼き鳥のタレに近いかしら?



卓上にはタレが用意されていますので、好みの量の追いダレも可。
特上の厚みならば、、必須と言えましょう。
茎わさびを乗せて味変をキメれば、後半も一気にブーストが掛かります。
いやあ、美味しいわ!



閉じないカツ丼は初めて頂いたのですが、単に
「玉子丼にトンカツを乗せました」
だけに止まらない、色々な工夫が見て取れます。
人気が出たのにも納得です。
⁡お夜食のカツサンドも楽しみなんじゃ。
ご馳走様でした。