築地市場にて美味しい親子丼を頂いたもっさん。
自身の好みにストライクなお料理に満足し、意気揚々とお次へ向かいます。

この日は海鮮に始まって鶏へ行きましたので、ラストは牛か豚で締めるのが常道というものでしょう。
予定していたのは、市場でも有名なホルモン丼でした。



が、いざお店の前についてみると、30人以上の大行列!
おファッ!?
外国の方も沢山並んでおられますが、そんなにホルモン丼やら牛丼やらを食いたいもんですか?

こちらのお料理は予め調理済みのホルモン煮や牛煮を盛り付けるだけなので、回転は早いんですが……。
周りをぐるっと待ち客に囲まれた状態でのお食事は、ちょっとね(笑)。

ヨシ!
諦めましょう!

幸いにして築地にはブックマーク店舗が未だ未だありますから、空いていそうなところを探すとしますよ。
何にしよっかな〜〜〜?




「築地焼うお 石かわ (つきじやきうお いしかわ)」さん。
2023年5月9日訪問。
11時3分入店。



カレーやらラーメンやら多数の候補の中から白羽の矢を立てましたのは、石かわさん。
全国に店舗を展開し、業界内でも存在感のある「築地青空三代目」グループの一角です。



名物は「焼うお」。
魚の切り身をロースターで炙って食すという、焼肉スタイルの焼き魚です。
これが話題を呼び、オープン間もなくして行列店の仲間入りをしましたね。

また、ランチでは海鮮丼も人気。
もっさんはお米をモリモリ食べたい気分でしたので、後者をお願いしています。
築地にて丼を3連食と洒落込みます。

◯本日のランチ:築地最強の炙り丼

石かわさんのランチで提供される海鮮丼は8種類。
その中でも看板メニューと言える、炙り丼をお願いしています。



ややあって、お先にお味噌汁とガリの配膳。
続け様に海鮮丼も到着です。



予想を上回る迫力!
メッチャ美味そう!



炙りのお魚は、厚切り炙りトロ2枚、炙りトロ、炙り白身。



更にいくら、うに、中落ち。
石かわさんの海鮮丼のコンテンツを全部乗せした、贅沢な1杯です。


先ずは勿論、看板役者の厚切り炙りトロから。
山葵醤油をたっぷりと付けて、ひょいぱく。
お!
成る程、こういう代物でしたか!



分厚くカットしたトロは、両面を丁寧に炙っています。
ガブりと齧り付けば、初手は焼き目の香ばしさがブワッと口内に広がりますぞ!
大根おろしのアクセントがまた、焼き魚感を強く演出してきますね。



無論この厚みですから、内側はやや冷たいまま。
焼き魚ならば「生焼け」ですが、そもそもこいつはお刺身で十二分に美味しいトロでござるぜ。



もぐもぐと噛んでいけば、焼き目の内側から赤身と脂身の美味しさがじゅわんじゅわんと溢れてきます。
正に、焼き魚とお刺身の良いとこ取り!
コレは面白く、美味しいです!



こちらは厚切りでない方の炙りトロ。
ほぼ内側まで火が通っており、バッチリ脂の乗った焼き魚の美味しさ。
これまた美味い!



お隣には白身の炙りも乗っているのですが、あんまりの美味しさに写真も撮らずに平らげてしまいました。
食べ歩き系ブロガーとしては失格も良いところですが、それくらい美味かったということで。



ご飯は赤酢の酢飯。
焼き魚の存在感に負けないようにか、甘みも酸味もはっきりと強めな味付けでした。

なお、ご飯は大盛り無料。
もっさんは当然、大盛りをお願いしています。
3軒目? 知らんな。



後半戦はいくら、うに、中落ちゾーン。
いくらの味付けはやや甘め。
酢飯とのコンビネーションがキマっています。

お下品ですが全体をガッツリと混ぜ合わせ、山葵醤油を掛け回したら準備おっけい!
ガツガツと一気に掻き込みます!
うまままままい!



お味噌汁は赤出汁。
お出汁がビシッと効いていて美味しいです。
これもうちょっと、大きなお椀だったら文句なし!



初体験の炙り丼。
いやあ、シビれました!
これは人気というのも頷けますね。
ご馳走様でした。