この日のもっさん。
「今日はチーズまみれになるぞ」
と心に決めておりました。
要は、チーズを沢山食べる日という事ですね。
因みに、日本では11月11日を「チーズの日」と定めているそうで。
もっさんも調べて初めて知りましたが、その由来というのが凄くどうでも良い理由付けでした。
興味のある方のみお調べ下さい。
どうせ、知名度ではポッキーの日に勝てやしませんでしょうし。
まあ、そんな決意を胸にやって参りましたのは千代田線代々木公園駅。
地下鉄を降りて歩く事10分弱。
1軒めのチーズスポットへ到着ですぞ。
という訳でお邪魔しましたこちらのお店。
「SHIBUYA CHEESE STAND (しぶや ちーず すたんど)」さん。
2019年11月13日訪問。
11時42分着。待ち無し。11時47分供食。
美味しいチーズが食べたいと思った際、1番の候補がこちらでした。
店内はほぼ満員。
入り口で注文とお会計後、もっさんはカウンター席へ着座です。
◯ 自家製ホエードリンク
チーズを作る際に出てくる乳清に、季節のフルーツソースを加えたドリンクメニュー。
この日は桃のソースでした。
桃のソースが甘過ぎないので、乳清のサッパリ感が印象に残ります。
これは毎回オーダー必須ですわ。
◯ 出来立てモッツァレラ&リコッタ
来ました、泣く子も黙るチーズスタンドさんの大名物。
毎朝、お店の工房で作られる出来立てのチーズを頂けます。
見るからに旨そうなモッツァレラチーズから。
先ずは、そのまま食べてみましょう。
ん〜〜。
モッツァレラならではの、キシっと歯を押し返すような弾力が堪りませんな。
軽く振りかけられたハーブソルトも良い仕事をしています。
さあ、オリーブオイルをたっぷりと掛けますぞ。
オイルのコクと香りが加わる事によって、よりフレッシュなミルクの味わいと旨味が引き立ちます。
少し、チーズらしい酸味も顔を出して来るようです。
また断面から水分が滴っていますが、チーズそのものは全く水っぽくありません。
いやあ、これガチで美味しいですね!
お次に控えしはリコッタチーズ。
先程頂いた乳清から作られるチーズですね。
こちらには、最初から蜂蜜をたっぷりと。
その蜂蜜が沢山着いたところを頂きます。
ひょいぱく。
蕩けますわ〜。
出来立てでとても柔らかなリコッタは、舌先でふわりと解けて、さっと口中に広がって行きます。
液体である蜂蜜の方が、よほど舌先に残るように感じましたね。
味わいとしてはミルクの甘さよりも、爽やかな酸味が前面に出ています。
成る程、蜂蜜とのカップリングが冴える訳ですね。
これは足りない(笑)。
茶碗に大盛りで食べたい(笑)。
◯ 林檎とザクロのブッラータ
チーズスタンドさん、もう一つの金看板がブッラータ。
もっさんはブッラータそのものを初めて頂きます。
レギュラーメニューである「たっぷりトマトとブッラータ」と大いに悩んで、季節のフルーツを使ったブッラータプレートをチョイスしました。
そして登場のブッラータ。
かなり可愛らしいお料理が出て来ましたね。
では、早速ナイフを入刀。
ぱっかんと開きますってーと。
中からは、細かくカットされたモッツァレラと生クリームがとろりんちょ。
では頂きます。
ハーブソルトの塩味がツンと立った後、オリーブオイルがまったりと口中をコーティング。
もぐもぐと噛みしめれば、主役は俺だと言わんばかりにミルクの甘みと旨味が広がります。
ミルク感が口中を支配したところで……。
すかさず、リンゴのコンポートを放り込む!
やべえ旨い(笑)。
思わず笑みも溢れるってもんですわ(ニチャア)。
林檎はコンポートと焼きリンゴの2種類が乗っている辺りがニクいです。
上記一連の流れを楽しんだら、焼きリンゴとザクロソースの酸味で口内をリセット。
即、次の周回を開始するお!
最後に残った「巾着」の結んだ部分。
ここがまた、メッチャ美味しい。
モッツァレラをギュッと締めたような、硬めの食感がまた良いですな。
Delizioso!
「チーズの世界」が広がる一皿。
もっさん、チーズの事なんかぜーんぜん分かって無かったんだって思い知らされましたもの。
因みに、もっさんが一番多く消費するチーズは、QBBさんのベビーチーズスモーク味です。
もっさんには、コレで十分過ぎるくらい美味しいんや!
チーズそのものが美味しいのは勿論なのですが、その美味しさの表現力にも優れた、素敵なお料理です。
季節毎に通いたくなりますね。
ご馳走様でした。