↑補足の余談の中に出てきた一言を最初に出せば大事にならなかったであろうご老人。
“私の知る限り”
これを頭につけると意外にニュアンスが和らぐものだ。
“私が知る限り、女性が入ると云々”
「まあ、森さんとあろう方が。意外に狭い了見なのですね」
それをいきなり“男尊女卑”というミツバチの針。
「私の知る限り、男尊女卑なんてことあった?」
レディースデーだとか、女性半額だとか。
そういう女性を大事にする行為というのは、自立する女性に対して侮辱にならんのかなぁ。
っていうか、くだんのじーさんに対して“男尊女卑”と決めつけることどうなんだ?
「老人虐待でないのか?」
今日知人とオンラインで時事放談してたんだがね。
上位とか下位というのは観察者の視点なんだよ。
という結論に達す。
上だとか下だとか宇宙で論じても不毛なだけでしょう?
どっちにしても人の批判をする前に、自らに対し批判の目を向けてみるといい。
批判することってのはともすれば天に向かって唾をすることであります。
世の中ほぼ万事ブーメランですから。
ポリウレタンのマスクだってマスクをしないより億万倍は良いことだ。
飛沫を含んだ外気を自分に取り込むのを避けるのではなく、得体の知れない自分の飛沫を拡散しない心構えならなお良し。
ポリメラーゼ・チェーンリ・アクション検査なんてたとえ効果的でも「今日までは大丈夫でしたね」ということであって、3分後あるいは「明日は我が身」というのが「私の知る限り」世の常だと思います。
大気擾乱のおかげで、おそらくですが、変に大気が滞留するところにいるよりも、外に出かけた方が感染リスクを排除できるような気もします。
多分。