すっかりブログ忘れてました。
接着側の材質によりシーリング材の選択は決まり、塗装をするかなどの後工程も考えながら、どのシーリング材を使用するか?となります。
もう一つワーキングジョイントと少し専門的な感じの言葉になりますが、動きのある壁かどうか
がカギとなります。「動きってなんだよ」ってなりますが、地震や熱膨張、風など要素はありますが、パネルなどの面材は基本的にワーキングジョイントと理解して良いかと思います。
基本は金属の底面で金属ジョイナーという部材があり、写真分かりずらいですが底面は緑色です
この緑色がボンドブレーカーという部材で、あえてシーリング材を接着させない部材です。
サイディングパネルは先に言ったワーキングジョイントです。
つまり仕上げは二面接着となるわけです。最近はサイディング専用シール材もありますので、選択は難しいものではありません。でも注意するのは、サイディング用シールで、既存の撤去でシーリングが撤去しきれないで残っていると、サイディングに施工しないで昔のシーリング材に接着することになるんです。今回、撤去しているものはウレタン系シーリング材でやはり耐候性に乏しくボロボロでしたがキツチリ両面のシーリングをそぎ落とすことが大切です。
サイディングの両側にしっかりプライマーを塗りボンドブレーカーの役割で今回は変成シリコンサイディング用で施工しました。お客様が理解していなくても施工側が理解していれば問題はないのですが・・・鉄筋造などの打ち継ぎ目地もバックアップ材を入れている業者を今でも見かけますが、コンクリ―ト打ち継ぎは雨もりしやすい箇所基本三面です。シール屋さんも独立するのに業種として機械設備にあまりお金がかからない職種で若く独立する若い子も多く、バックアップ材で材料を減らすこともできるので深い目地の場合バックアップ材を使用して、材料費を安くする業者もいるのも理解できなくはないんですが・・・
まあ、この現場もそうですが、ウレタンシールは露出はしないで使用するとか言いながら、色付きで材料出てるので意味わからないですね。あと関連してモジュラスとかの意味も伝えたいんですが、ネタ切れになると困るので、この辺で・・・・
雨漏りでかなり呼ばれましたので、この現場も雨漏りです