もう恋なんてしない | 今日の神大水球面

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水球面に起こったことを日々徒然と部員が書いていきます!

お疲れ様です。
2回生の大星です。

昨日は関学での練習でした。関学の指導者の方に練習メニューを組んでもらい、関学と合同で練習をさせて頂きました。新鮮でユニークなメニューが多く、いつもとは違う気持ちで練習に取り組むことができましたね。中々ない機会だったので今後の練習や試合の場面でも今回学んだことを活用していけるようにしたいと思います。

理由は話せませんがこれ以上今回の練習については書くことがありません。お察しよろしくお願いします。


というわけで練習についての文量が短くなってしまったので昨日3時間以上悩み続けた槇原論争について書こうと思います。
みなさんは槇原敬之の「もう恋なんてしない」はご存知でしょうか。槇原さんの代表曲の一つと言っていい有名な曲だと思います。メロディー歌詞共に素晴らしい曲であることに間違いはありませんがサビの部分に急に違和感を感じてしまいました。それが次の歌詞です。

「もし君に一つだけ強がりを言えるのなら、
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」

読み上げれば自然とメロディーが浮かぶ有名なサビの部分だと思います。でも一回メロディー抜きで読んでみて下さい。文章が不自然に感じませんか?何か回りくどい表現というか文法と構文が難しいというような。そう思い僕はこの歌詞ついて3時間以上考え抜きました。ネット上でも割りかし騒がれており意見が分かれていましたが答えを見つけれたので説明したいと思います。



「もし君に一つだけ強がりを言えるのなら
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」
「2人で出せなかった答えは今度出会える君の知らない誰かと見つけてみせるから本当に本当に君が大好きだったから
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」



強がり=A、もう恋なんてしない=Bと仮定する。となると最初の部分は
「もし君に一つだけAを言えるのならBは言わないよ絶対」
明らかに回りくどい表現を取っていることがわかります。これについて心情と構文について紐解いていきます。

単純二重否定の証明
そこで、否定の否定が単純に肯定に戻るケースを考えます。
強がりを言う=「もう恋はしない」×「言わない
よ」
ここから両辺を「言う」で割ると
強がり=「もう恋はしない」×「ない」
同類項をまとめて
強がり=「また恋をする」×「ない」^2
ここで「ない」=ー1なので、「ない」^2=1を代入して
強がり=「また恋をする」×1
                
つまり単純にすると
「もし君に一つだけ強がりを言えるのなら、また恋をすると言う」
と言っていることがわかります。ここからこの曲の心情が読み取れてきます。
もし君に強がりを言えるのなら、「もう恋なんてしない」って思ってるってことを伝えながら、強がりとして「また恋をする」って伝えたい。
という心情から婉曲に伝える二重否定の構文を取った「もう恋なんてしないなんて言わないよ」って元恋人に言おうとしている。もう恋なんてしない、って思うぐらいこの時はまだ辛い。

けれど最後には「もう恋なんてしない」ぐらい辛い思いを乗り越えて、「君の知らない誰か」と「君と見つけられなかった答え」を見つけたいと考えている。
君のことが大好きだったからこそ、もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対というように乗り越えて新しい恋に進むという心情に変化していくという曲です。


結論:めちゃめちゃええ曲マッキー最高


以上です。失礼します。
次はいおりで。

創蓮