ベッキー復帰ニュースがyahooトップに何件掲載されている?という状態で許してあげたら派と復帰するな派が意見を戦わせているようですが。

個人的にはもうテレビでもネットでも見たくない派です。バラエティはろくに見ないのでCMとネットニュースに出て来なくなれば避けられるので一刻も早くそうなって欲しい。

不倫そのものはドラマや映画、歌詞とかにも使われている題材だし既婚者を好きになる事はまぁ仕方ないことだと思います。職場とかでも良い年して独身の人より既婚者の方が男女問わず魅力的な人が多い。ベッキーのお相手が魅力的かどうかはさておき、自分の経験でも既婚者でも素敵だなと思ったことぐらいはあります。

不倫ソングの有名どころで竹内まりやの『マンハッタン・キス』がありますが、この曲は大好きな曲のひとつです。でも不倫だろうな~と思いつつ、なんとなく歌詞に出てくる女性に感情移入するのは、ずっと一緒にいられない切なさとか、一緒にいられないのは自分が世間的に許されない関係だと一種の諦めや潔さみたいなものを歌詞から感じられるからであって、決して不倫そのものを許容している訳ではない。

一方、流出LINEメールでは離婚届を卒論と揶揄し、不貞行為が仕事に支障を来すかどうかも友達と押し通すと豪語。流出元とか流出そのものが犯罪行為かもとか以前に、自分が不貞行為に走っている罪悪感も感じさせなければ自分の行為で傷ついている人がいるかも知れない事も鑑みない内容に人として心底軽蔑しました。この人、相手の立場や気持ちを思いやるとか全くできないんだなと。今回の復帰にしろ、やたらと擁護する芸能人が多いのにも彼女の狡猾さやあざとさへの嫌悪感しか感じない。

そもそも、この騒動の前から胡散臭いイイ子キャラだなと感じていたところに一連のLINEメールのやりとりがトドメを刺したという感じで、コイツ人として信用できない。芸能人とかでなく学校や職場の人なら可能な限り近付きたくない。芸能人であるならテレビでもネットでも観たくない。

バラエティとか自分と接点の無い舞台なら別に何しようと構いません。ただしネットにもCMにも二度と出てくるな。

こういう自分本位の塊みたいな人は、自分が結婚して配偶者に不倫され、不倫相手に小バカにされながら早く離婚届書きなよ~とか言われるのを目の当たりにしない限り、自分の行動がどんなもんか理解しないでしょう。目には目をでいつか痛い目にあえばいいと思います。



アクション映画のシリーズ物は前作を上回る危機を主人公が乗り切る必要があるので回を重ねるごとに「そんなの無理」なシーンが増えていく。という訳で私の中で『ダイ・ハード』と『ミッション・インポッシブル』は、そんな無理があるシーンにツッコミを入れる映画と化していて。

そんなこんなでツッコミ所満載の『ミッション・インポッシブル』最新作を観て来ました。冒頭で予告編でも流れる飛ぶ飛行機に手でしがみ付くシーンが(←ツッコミ所1)。イーサン・ハントは年にも負けず相変わらずです。

ストーリーはイーサンが敵に拉致され、それと同時に彼が所属するIMFの存続の是非を問う審問会が開かれるシーンから展開。イーサンが疑っていた謎の組織“シンジケート”が実在する事が分かると同時にIMFは組織として解体される事が決定。敵の尋問から逃げ出したイーサンは一人でシンジケートを追う事を決意。

ミッション・インポッシブルならではの侵入不可能な難所破りも健在。このシーンはツッコミ所だらけで笑うのを堪えるのに一苦労(楽しみ方が間違ってるのは承知してます)。

もちろん顔から皮を一枚剥ぎ取ったらあらビックリ、イーサンだったのシーンも勿論あり、車やらバイクやらでのカーチェイスもバッチリ。

ストーリーは予定調和的で、こいつが黒幕だなというのもすぐ分かるけれど、逆に言うとどんな無茶をしてもイーサンこと、トム・クルーズは絶対に死なないと分かっているから安心して観られるとも言えるかも。この夏公開の映画では最高の抱腹絶倒アクション映画だと思います。

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ベビーカー連れを目の敵にしている訳では決してありませんが今日もベビーカー談議。

今日のベビーカー連れは東京湾花火大会。行ったのは整理券が必要な晴海会場で言わずと知れた人出の多さで知られる東京を代表する花火大会。

東京湾花火大会の整理券が当たるのは何回目かで初めての経験では無かったのだけれど、行きの道中からベビーカーの人が多いとは思っていました。これまでこんなに多かった事は一度も記憶には無く。

花火大会が終わって帰り道。月島や勝どきはホームに入る待ち時間がどれだけ長くなるか分からないので東京駅までの直行バスを利用。これも勿論長蛇の列で、見える範囲だけでもベビーカー連れは3組。暗いからか足にベビーカーを激突させられること数え切れず。

バス待ちの列は横に4~5人並べる幅で前の人が動くと進むイメージ。前の人とのスペースの開け方は人によって違うので順番が前後することも多々ある中で、突如罵声が。

ベビーカー連れの金髪母が、自分達のベビーカーの前に割り込んだと年配の女性を怒鳴りつけ、スペースが空いていたから詰めただけと説明するその女性をババア呼ばわり。その女性を庇った周囲の人を、なんと“行かず後家”呼ばわり。ひとしきり周囲に罵声を響かせた後、私と友人の前に割り込んで前に進んで行きました。他人は責めるのに自分達は割り込んで良いんだ?みたいな感じで。

このオバサンは特殊ケースだと思いますが、周りにバスに早く乗れないと駄々をこねる子連れは大量にいました。私は子供の頃、歩いて行ける近所の花火大会にしか行った事は無いし自分に子供ができてもそうします。自分で花火をわざわざ観に行きたいと思うようになったのなんて大学生になってからだし(小学生以下の子供があんな人混みに耐えてまで自ら見たいと思うものなのでしょうか?)健常者の成人でも危ないと思う程の人混みに子供を連れて行くなんて怖くてとてもじゃ無いけどしたくない。

それでも、こういう事を言うと、そんな事を言うなんて思いやりが無い、そのせいで少子化なんだとか言われる時代なのか、心底疑問に感じます。
スタバのピーチインピーチフラペチーノを飲みました!

週末に何度か行っても毎度売り切れだったのですが、地元のスタバでは金曜は狙い目で夜でも残っているそうです。

噂どおり桃の果肉の食感がしっかりして、本当に美味しい!

次はマックカフェのピーチスムージーを飲んでみたいな~。

定期的に世間で論議されるベビーカーでの電車乗車のマナー問題。

今日のベビーカー連れは父母揃った親子4名で、整列乗車していた列が次発列車の列から先発列車の列にスライドする際に当然のように割り込み。歩いている子供を着いた電車のドアが開くと同時に走りこませ3席占拠。電車が発車後、席ゲットの役を果たした子供は煩いし親は大人しくさせようとはしない。

この態度に眉を顰めることも少子化の一因と責められる行為なのだろうか。子連れである事がマナー違反の免罪符になるとは思えない。

新入生歓迎ムード満載の大学構内。女性アカペラサークル“ベラーズ”は昨年度全国大会の雪辱を晴らすべく、新メンバーを募っていたが、なかなかメンバーが集まらず四苦八苦。一方、LAに出てDJとして働くつもりが父親に大学入学を強いられたベッカは授業、サークル活動共に無関心。そんなベッカが口ずさんでいた歌の上手さに惹かれたベラーズのメンバー、クロエはベッカをベラーズに引き込むことに…。

女性の音楽グループに焦点を当てた映画と言われてまず思い浮かぶのは、聖歌隊を使って寂れた教会に活気を吹き込む『天使にラブソングを』。この『ピッチ・パーフェクト』は『天使にラブソングを』に比べると主人公が学生ということもあって内容が薄っぺらいと感じる部分もあるけれど、楽器を使わず全て肉声でアレンジする曲の数々は聞き応え十分。

新メンバー加入後、まだチームとして噛み合わない部分が多々ある中で歌い出すと笑顔でパートに分かれてハーモニーを奏でる様も微笑ましくて。変化を頑なに拒み仲間を威圧的にコントロールしようとするリーダーのオーブリー、斬新なアイデアはあるものの周囲の理解を得る努力はせず暴走しがちなベッカが、次第に一つの目標に向かって足並みを揃えていく様も、学園が舞台ならではの展開で。

正直言って、アカペラでカバーしている原曲を全く知らない、洋楽に興味の無い人が観ても全く面白く無い映画なのかも知れないけれど、ある程度の洋楽好きならたまらない作品。

久しぶりに80~90年代の洋楽を聴き直したい気分になること間違いなし。何も考えずに楽しんで観るのに適した一作。

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使用しているiphoneは2代目。個人的に初めて使ったのがiphone4sで、2年後に機種変更したのが5s。
iphoneユーザーになって3年半にして、初めて壊れました。マイiphone。

障害内容としてはホームボタンが全く動作しなくなったこと。
ひとたびアプリを起動したら画面切り替えすら出来ない!と青くなったものの、代替で便利な機能がありました。それがAssistiveTouch

とりあえず急場は凌げると対処方法を調査。こちらのサイトで紹介されているような、電源オフ画面でホームボタン長押し等、色々挑戦してみたものの現象は改善されず。自力で直すことは諦めて修理方法を探しました。

結果として選んだのはAppleのジーニアスバーでの修理。いきなりAppleStoreに行っても長時間待たされると聞いたことがあったので、ネットで予約してからの訪問。家からだと一番近いのは渋谷でしたが渋谷は直近で予約できる日が無かったので表参道のストアに行きました。

対応としては、新しい機器との交換。サポート期間内だったので交換費用は無料。ネット予約していたので10分程の待ち時間で案内され、担当の方と障害内容を確認。ホームボタンは押しても反応しないが指紋認証は動作することを確認。サポート期間内であることをチェックし、修理なら2時間、交換なら15分と言われて交換を選択。

障害状況をチェックし対応方法を決定、交換機器の動作確認で所要時間は30分にも満たなかったと思います。使用していた機種の在庫があったからこその迅速な対応だったのだとは思いますが、国内メーカーのスマホに比べてアップルはサポートが対応悪いと周囲のアップルユーザーからちらほら聞いていた、そんな評価は一掃されましたとも!

4sから5sに機種変する時に、AppleCareに入るか確認され、4sは特に何の問題も無く2年間使えていたので入るか迷ったのですが、入っていたおいて本当に良かった!秋には5s機種変更後2年になるので、そろそろ発表されるであろう新機種(6s?)にまた乗り換えるとは思いますが、5sもipodとして使い続ける予定なので2年経過する直前に交換できて個人的には大満足です。

auユーザーなので、帰宅中にauサポートのアプリを落としてメールだけ先行設定。残りは家のPCのバックアップからデータ復旧。
交換機器のiosが最新では無かったので、新規iphoneとして登録→ios更新→バックアップからデータ復元の作業の流れになりました。4s使用時に比べてデータ量が増えていたので時間がかかったのは致し方無い…。

個人的に一番利用しているのは動画でもゲームでも無く電子書籍。これはアプリは復旧させてもスマホ本体にダウンロードしたデータはすべて初期化されていまうので、再ダウンロードするのが一番面倒くさいかも。。

何はともあれ、障害が起きた時はまずはアップル正規店での対応方法を確認するべきだと実感した経験でした。アップルストアは仕事帰りに行ける時間には予約を全く取れなかったので、7000円で修理!などと謳っている業者で修理するか、当初は真剣に悩んだりしたのですが。。

生前に評価されず死後、その功績が見直される例は少なくない。ガリレオしかり、ゴッホしかり。

この映画も世界的な数学者であり、第二次世界大戦終結の功労者の一人でありながらも、近年になるまでその功績が秘匿されていた人物を描いた物語である。

ストーリーは主人公の学生時代、第二次大戦下、戦後の様子が入り混じり進んでいく。ドイツとの戦争に打ち勝つには暗号解読が必須であると考えた軍部に招かれたチューリングは、彼等の期待する暗号解読そのものではなく“暗号解読のキーを見つける”機械の開発に没頭する。即結果に結びつかない研究に専念するチューリングに同僚は反発、軍上層部も良い顔をしない。しかし、暗号解読チームの増員メンバーに新たに選ばれた女性数学者が加わった事で、チームは少しずつチューリングの目指す方向に動くようになり…。

映画はチューリング一人の人生に焦点を当てているだけでは無い。ナチスが使っていた暗号エニグマ解読までの道のりだけを描いた物語でも無い。物語はあくまでもエニグマ解読の立役者であるチューリングが中心の構成ではあるけれど、様々な立場の登場人物の思惑や背景が丁寧に描かれている。暗号解読に成功したのに関わらず、実の兄弟の危機を救えない事に絶望するメンバーの表情は涙無しに見られない。

また、人と容易に馴染めない性格のチューリングを認めてくれた学生時代のストーリーもこの上なく良い趣を添えている。チューリングに友人がくれた言葉は、その後チューリングから暗号解読の仕事に就く事に迷う女性数学者に渡り、巡りめぐってまたチューリングに戻ってくる。

性的嗜好が原因で戦後、有罪判決を受けたチューリングは21世紀に入り功績を再評価されることになる。戦時下、冷戦時代には公に出来ない事情が多々あったことも推測できるけれど、彼にとって生きにくい世の中で生涯を終える事になってしまった事実はあまりに切ない。

いかにエニグマ解読を成功させたか、イギリスがナチスとの情報戦に打ち勝ったかを楽しんでも良し、チューリングの生き様を観る事を楽しんでも良し、1本で様々な楽しみ方ができる傑作だと個人的には思える。

チューリングだけでなく、未だにその功績が秘匿されている大戦下の功労者は多々存在するのだろう。現在の生活は彼等の血のにじむような尽力の上に成り立っている事を忘れたくないと思う。

今年2度目の試写会は『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の前章である『ホビット』の映画化第一部。トールキン信者としては絶対に外せない作品を観て来た。

ストーリーは『ロード・オブ・ザ・リング』一作目のビルボの誕生会の準備から始まる。フロドに残すための冒険譚を執筆する、ビルボの回想という展開で物語はスタートする。

感想を一言で言うと、指輪物語好きのための、指輪で描き切れなかった背景が描かれているのが嬉しい作品。原作ではガンダルフがサラッと語っているだけの“白の会議”が裂け谷で開催され、ガラドリエルやサルマンもしっかり登場。『指輪物語』のストーリーを知っているからこそ分かるサルマンの会議の運び方にニンマリしたり、フロド達がサラッと会話していた、ビルボが遭遇するトロルの様子に笑ったり。

第一部での見所は、やっぱりゴラムとビルボの出会いと指輪を手にする展開。『指輪物語』のモリアのシーンでのフロドとガンダルフの会話、滅びの亀裂での顛末を知っているからこそ、ビルボの迷いとゴラムの表情にぐっとくる。

どんなに良作でもホビットは指輪物語を越えられないだろうと観る前から予測は出来たし、その予測は外れていなかったけれど、その後のストーリーを知っているからこその感動は盛り沢山で。アラゴルンやレゴラス、ボロミアには及ばなくてもドワーフの長・トーリンも魅力的に描かれていて。

『指輪物語』の第一部『旅の仲間』より短いはずの原作『ホビット』を三部作にするのは、長さ的に無理があるのではと感じた通り、ゴブリンやオークとの戦闘シーンは、もう少し端折っても良いかなという気もしたけれど、迫力のある数々のシーンも健在。ファンタジーならではの見応えのある内容に仕上がっている。

個人的には『ホビット』公開前に『ロード・オブ・ザ・リング』のリバイバル上映をして貰えたのが(しかもSEE版)一番嬉しかったかも。三部作を一気にみたいので、オールナイト一気上映もして欲しい。バカと言われようと、ミドルアースの世界は本当に大画面で観るのに最適だと思う。
とあるパリの大邸宅。事故が原因で身体に麻痺障害を持つフィリップは在宅介護の担当者を面接。過去の経験や勉強してきたことを力説する面接者達が多い中、フィリップが選んだのは「失業手当をもらうため、就職活動をした記録が欲しい」と乗り込んで来た破天荒な若者ドリスだった…。

育った環境も趣味も異なるフィリップとドリスのやりとりは観客の笑いを誘う。デリカシーという言葉とは縁遠いドリスの言葉の中には眉をひそめるようなものも多々あるけれど、それを観客諸共笑って見過ごすことができるのはフィリップの度量の大きさとも言える。

ただただ笑って終わってしまう映画とは一味違っているのはドリスを雇った理由を「障害者として同情せず、健常者と同じように扱う」と言い切っているフィリップがドリスを見る眼差しの中に、事故に遭う前の自分を思い返しているような、自由に動けることへの羨望が含まれているからだと思われる。首以外、一切動かせない条件下で、これほど上手く感情を表せる役者さんには心から賛辞を送りたい。

身体を動かせない人への対応が経験や知識だけでは足りないということを小さなエピソードで垣間見せてくれる点も見応え有。『スラムドック$ミリオネラ』でもそうだったけれど、結局人が何かの場面で役に立つか立たないかを分けるのは機転が利くか利かないか、そこにかかっているようにも思える。手を動かせないフィリップに対して鳴っている電話を無造作につきだし、電話を直接耳に当てるという当然行うべき介護の手助けすらできず、一見粗暴で無教養に見えるドリスは、それでもフィリップが生活する上で何が足りないかを直感的に見抜いている。まだ日も昇らない暗いパリの町へ車椅子でフィリップを連れ出し散策し、車椅子を無理なく乗降させられる車をダサいと一蹴してスポーツカーでフィリップを移動させる。

うがった言い方をすれば、結局大切なのは介護する側、される側の相性の問題で、フィリップは自らの潤沢な資産で最高に相性の良い人材を発掘したからこそ生まれた絆とも言える。フィリップが金に物を言わせて好きな介護従事者を探すだけの力が無ければ二人は出会うことも無かったし、彼と出会わなければドリスは刑務所を出たり入ったりのチンピラ生活を行うことになったかも知れない。

東北大震災直後には世間で声高に主張されていた絆という言葉も、最近ではめっきり耳にする機会が減ってしまっている。助け合いや絆は、自分がしてあげようと思うことを押し付けるのでは無くて、相手が何を求めているかを把握して、一方的では無い双方向のコミュニケーションが必要なのだなと感じた。

しみじみ心が温まり、笑って涙することができる感動作なのでお勧めの一品。

公式サイトはこちら。