アクション映画のシリーズ物は前作を上回る危機を主人公が乗り切る必要があるので回を重ねるごとに「そんなの無理」なシーンが増えていく。という訳で私の中で『ダイ・ハード』と『ミッション・インポッシブル』は、そんな無理があるシーンにツッコミを入れる映画と化していて。

そんなこんなでツッコミ所満載の『ミッション・インポッシブル』最新作を観て来ました。冒頭で予告編でも流れる飛ぶ飛行機に手でしがみ付くシーンが(←ツッコミ所1)。イーサン・ハントは年にも負けず相変わらずです。

ストーリーはイーサンが敵に拉致され、それと同時に彼が所属するIMFの存続の是非を問う審問会が開かれるシーンから展開。イーサンが疑っていた謎の組織“シンジケート”が実在する事が分かると同時にIMFは組織として解体される事が決定。敵の尋問から逃げ出したイーサンは一人でシンジケートを追う事を決意。

ミッション・インポッシブルならではの侵入不可能な難所破りも健在。このシーンはツッコミ所だらけで笑うのを堪えるのに一苦労(楽しみ方が間違ってるのは承知してます)。

もちろん顔から皮を一枚剥ぎ取ったらあらビックリ、イーサンだったのシーンも勿論あり、車やらバイクやらでのカーチェイスもバッチリ。

ストーリーは予定調和的で、こいつが黒幕だなというのもすぐ分かるけれど、逆に言うとどんな無茶をしてもイーサンこと、トム・クルーズは絶対に死なないと分かっているから安心して観られるとも言えるかも。この夏公開の映画では最高の抱腹絶倒アクション映画だと思います。

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