一度ハマってしまうと、ずっと同じ物を食べたくなる。
最近はクリームチーズとベーコン。毎日毎食でも食べたい。
ベーコンは添加物のせいか、中毒性がある。他の食品でも、加工品は特に注意しないと。
10代の頃、ミルクプリンだけを1週間食べ続けて、ひどい蕁麻疹が出来てしまった。それ以来、なるべく間隔をあけるように気を付けてはいる。
クリームチーズは他のチーズと交互に食べたり、ベーコンは週末だけにしたり。
メロンパンは20年近くハマってしまったけど、ここ3年間は全く食べていない。もう一生分食べたからこれからも食べることはないと思う。
決まったものしか食べられない選択的摂食障害（Selective eating disorder）という病気があるけど、それにちょっと近いのかな。
食材の原型をとどめてない料理はつい避けてしまう。例えば、お肉とお魚は好きだけど、外食でハンバーグ、コロッケ、餃子、おでん、から揚げとかは駄目。調味料も人工的な味が気になる。やっぱり自分で作る料理が一番安心、それに美味しい。
偏食人は食材の選択枠がとても狭い。だからこそ栄養価の高いものを積極的に食べるように心がけていこう。
MEC食で私に足りなかったのは油脂(Fat)。まずはケトジェニックダイエット（ケトンダイエット）について調べた。
https://www.ruled.me/guide-keto-diet/
油脂については青魚とかオメガ系が良くて、トランス脂肪酸が悪い程度の知識しかなかった。いろいろ調べていくうちに、今まで油脂について抱いていたマイナスのイメージが大きく変わった。
そして自分でも驚いた事、油脂はとっても美味しい。特に牛肉やベーコンの脂身。一度にたくさんは食べられないけど、焼きたてのジューシーなテイストは最高。
ケトンダイエットをはじめて身体と心にも変化が起きた。
肌の乾燥がなくなる。
爪が強くなった。
抜け毛が減り、髪の毛が増えた。
白髪、月に2～3本見つけて抜く程度に減る。
慢性的な疲れがなくなった。
集中力が増して、頭が冴える。
朝の目覚めが良い。
便秘が治り、毎日お通じがくる。
間食をしなくなった。
油脂って本当にすごい。バランスに気を付けて摂れば、身体の機能を改善してくれる。
40歳を過ぎると、老化は嫌でも避けれない。体力の衰え、肌の弾力、体型の崩れ。きりがない。
でも老化のスピードは人それぞれ違う。いつまでも若々しい人もたくさんいる。いろいろ調べてみると、ミトコンドリアが深く関係しているようだ。
https://www.sott.net/article/309635-Is-the-ketogenic-diet-the-holy-grail-of-anti-ageing
MEC食でかなり健康的になったけど、何となく満足感が無く、間食で紛らわせていた。そこでケトジェニックダイエットに挑戦することに。
毎日の食事から糖質を減らすと、毎回同じ食材を食べるようになった。
ほんの少しの気持ちの変化「ご飯（炭水化物）を食べたくない」が「食べなくて良いんだ」に変わったことで、今までの重荷がスッと軽くなった。
偏食人の私にはMEC食が合っている。大好きな卵、チーズ、そしてお肉がたくさん食べれる。バランスをいちいち考えなくても良いシンプルな食事。規定量があるけど、その時の体調に合わせて調節する。
MEC食にもこだわりがあって、チーズはナチュラルチーズのみ。お肉の調理方法はフライパンで焼くかオーブンでロースト。卵はスクランブルエッグ。主な味付けは塩、ブラックペッパーだけど、そこにハーブのスパイスをプラスする。ハーブは大体10種類くらい常備している。お気に入りはクミン。ホール、パウダーどちらも好き。
ただ「良く噛むこと」が重要。歯の悪い私にはちょっと辛い。
それと、間食もやめられない。なぜかMEC食では満足感が得られない。
若い頃のダイエットは減量が目的でレタス（サラダ）を毎日食べてた。クリーミー系のドレッシングにチキン、アボカド、ゆで卵、ベーコンビッツ、チーズとか色々トッピングして。サラダ＝健康的と思っていた。
でも本当はサラダなんか食べたくなかったのかも。
カロリーに囚われて身体が本当に欲しがっている栄養素を無視していた。だからいつも満たされない。それを菓子パンで補っていた。
糖質を極力抑え、糖質依存から抜け出した頃、主に低脂肪、高たんぱく質の食事を心がけた。
カッテージチーズはたんぱく質が豊富で低脂肪。毎日100gは食べていたと思う。たんぱく質中心の食事で分かった事、お肉は食べてもすぐにお腹が空く。「炭水化物は消化に良い」とか「お肉は消化に時間がかかる」と言われているけど、私の場合、糖質(パン、ご飯、麺類)の方がいつまでも胃の中に留まっている感じ。悪く言えば、胃壁にパンがこびりついて重苦しい。胃液は主にたんぱく質を分解するというのも納得できる。なので糖質とたんぱく質は同時に取らないようにした。
