ロジックシリーズ4回目です。
~whyだけでなくhow~
今日のポイント
何かを主張した後に
伝えることは理由だけではない!
今日は
”論理的に意見を伝えるには
主張(意見)→理由
のパターンだけではありません”
というお話をします。
ではその例を紹介します。
↓
~たこ焼き屋さんの食レポ~
女優:
「わーすごく美味しい!
=主張」
お茶の間の視聴者:
「どんな風に美味しいの?=how?」
「どうして美味しいの?=why?」
女優:
「外が熱くてカッリカリ。
それでいて中がトロッ!
=howに対する答え」
女優:
「中に入っているタコは
お刺身みたいに新鮮
=why?に対する答え」
話し手が
「美味しい」と言ったら、
聞き手は
「どんなふうに?(how=?)」
と知りたくなります。
how?だけ答えてもたこ焼きのおいしさは伝わり(=説得力がある=論理的)ますよね?
説得にはいろんなパターンがあります。
↓
パターンをまとめました。
以下は主張をした後の答え方のパターンです。
A:主張→why?の答え
B:主張→how?の答え
C:主張→how&why?の答え
D:主張→how=why?の答え
Aは主張をしたあと、その理由を答えるパターン
理由=why?のこたえ
Bは主張したあと、”どのように”そうなのかを答えるパターン
どのようにか=how?のこたえ
Cは主張のあとhow&why?両方の疑問に答えるパターン
Dは主張のあとの説明がhow?とも言えるしwhy?とも言えるパターン
主張をしたあとの説得の仕方
をレトリックといいます。
レトリックはこれだけでは終わりません。
先人たち(アリストテレスとか)がhow&whyの答え方を分析しています。
しかしこれが結構難しい…。
レトリック関係の洋書大学院時代にたくさん読みましたが…・解読するだけで一苦労
氷山を削れそうなところから少しずつカリカリナイフ削っていくように、自分がわかるところからすこしずつ教材にしていこうと思います。
このブログに書いたことは教材にする可能性があります。
難しいことを簡単に説明して、教材にする
そして誰でも使えるようにする
この作業が好きなので通訳案内士の勉強をしつつも、レトリック、ロジック、ディベートの勉強もしていきたいと思います。
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