ニュー・フロンティアーズマン読もうぜ! -4ページ目

痩せゆく大統領

今日はあるかな、と思って本屋に行ったら「昨日からここにありましたけど」といわんばかりに新刊スペースの最前列を陣取っていた。

もしかして本当に昨日からあったのだろうか…? 待て…何かがおかしい! この感じ…「スタンド攻撃」を受けているッ!?(本屋中の人間の目つき悪化)

「スティールボールラン 17」(集英社)

ニュー・フロンティアーズマン読もうぜ!

遺体探しの旅もいよいよ終着点。果たして「総取り」するのは一体誰か? 遺体が揃うと何が起きるのか? そして最早誰も気にしていないレースの行方は? というわけで、17巻。以下ネタバレ。

新手のスタンド使い・チョコレートディスコ。パフュームの楽曲から持ってきたというのはこいつか。ウェカピポといい、邦楽まで命名ストックに入れてきたんだね。

ジャイロがジャニィに気付かなくなったり、腕のパネルから特定のマス目に攻撃を仕掛けたりしてるから、てっきり軍艦ゲーム的なスタンドなのかと思ったけど、解説にあるとおりの単純な能力だった。認識操作の方は大統領の能力みたい。

パチパチする手もとが狂わなければ、ジャイロのいう通り「無敵の能力」。そこで鉄球の回転で空間にレンズを作って遠近感を狂わせ、ディ・ス・コにマス目の位置を把握できなくしたわけね。つまり、ジャイロは精密射撃系の遠距離攻撃ならば全て回避できるってことだ。すげえ、鉄球の回転すげえよ。

そしてジョニィ、Dio、ウェカピポを、大統領のスタンドが巻き起こしたであろう謎の現象が襲う。

・ジョニィ part
背後から近づく大統領のことをジャイロに呼びかけるが、なぜか気付かれない。そのとたん、銃撃を受ける。爪弾での反撃は失敗し、間一髪で排水溝へ。ウェカピポ、Dio両方のではないセリフを聞く。

・ウェカピポ part
Dioを尾行中、弾丸の装填された銃を拾い、そこで「星条旗の男」に攻撃を受ける。かろうじて鉄球で攻撃し、敵の左半身失調させる。追いうちをかけようと銃撃するが、相手はジョニィだった。

・Dio part
大統領とウェカピポを鉢合わせさせ、「何か」がおきるのを見物しようとするも大統領を見失う。次の瞬間、ウェカピポに撃たれる。続けざまの鉄球の攻撃で左半身失調。とっさに銃を拾い反撃するが、相手はジョニィだった。

目撃者は、ジョニィを撃った犯人は「Dio」「ウェカピポ」「大統領」 と意見が別れ、誰も嘘をついている様子はない。この辺から推測すると、対象者の「記憶」や「認識」を操作できる能力なのでは。

Dioとウェカピポの記憶は大統領に植え付けられたもので、実際は、大統領はDioとウェカピポを戦わせてる間に、ジョニィを背後から銃撃し、姿をくらま したのではないか。絵描きのじーさんだけが大統領の姿を認識してるのは、スタンドの効果範囲外にいたからだろう。多分。

なので恐らくラストにウェカピポの鉄球が大統領の体をずるりと通過したのも、あの場所に大統領がいなかったからではないかと思うのだけど…でもよくわからないなあ。

ところで、場面を最初まで巻き戻してそれぞれの登場人物の視点で追っていくのは「バンテージポイント」からだろうね。

まあ、とにかく「Dioが襲撃者と戦う」ってのは、燃えるシチュだ。能力の謎も含めて次巻がすごい楽しみ。

そういえば登場人物のほとんどは遺体捜索関係者とテロリスト、またはそれに巻き込まれてリタイアしたり死んだりしてんのに、ポコロコだけは無関係でレースに専念できてるんだね。これも「幸運」のおかげか。遺体編からは出番ほとんどないけど、また活躍してほしい。

2人の「まんが道」

今日は「スティールボールラン(17)」の発売日のはずなのに、店頭に並んでいなかった。発売日を間違えたかと思ったけれど、バクマンやワンピースは並んでいるぞ? 新手のスタンド使いのしわざか? …ま、よくわからないけど、明日買えばいいか。

というわけで今日は

「地を這う魚 ひでおの青春日記」(角川グループパブリッシング)

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「アオイホノオ 1」(小学館)

ニュー・フロンティアーズマン読もうぜ!


この2冊を購入。

「失踪日記」の吾妻先生、「燃えペン」「吼えペン」の 島本先生がそれぞれの青春時代を虚実いりまじえて描いたもの。地を這う魚は最近発売したのでいつか買おうとチェックしてた。他になにか無いか探してて、偶然ア オイホノオを発見。というかこれ、1年前に出ていたんだね。知らなかった。ヤングサンデーで連載してたのか。あの雑誌、「殺し屋イチ」が終わってから読ん でなかったので見落としてたみたい。

そういえば小林まこと先生も昨年「青春少年マガジン」描いてたなあ。みんな年代はバラバラだけど、それぞれのまんが道を振り返りたい時節なのか。いや、編集が流行だからお願いして描かせてるだけか。

とはいえ、描く先生によってそれぞれの色が出るから面白い。

吾妻先生のは、漫画家としてやっていけるかどうかわからない不安でいっぱいの日常を、「なんとかなるだろ」と仲間と一緒にマイペースに過ごしていて、らしいといえばらしい。

島本先生の方は、「なんだかよくわからないけど、やってやるんだ!いつかは!!」という勢いと熱さとノリだけで生きてたんだなあ、昔から、と完全に想像通りの内容だった。庵野秀明監督との出会いも描かれている。仮面ライダーのくだりとか、これ、ウソも当然入ってるんだろうけど「庵野監督ならありえる」と思わせるシーンが多々あって面白いね。

「地を這う魚」は完結しちゃってるけど、「アオイホノオ」はまだ続くみたいで楽しみ。これは「ゲキトウ」みたいに無かったことにならなければいいのだけど…。

鵺の鳴く夜は恐ろしい

今日は仕事が忙しかったので昼休み本屋に行けず…。

ニュー・フロンティアーズマン読もうぜ!

いきつけのそば屋でたぬきそばをすすりあげる。っていうか時間が無いっつーのにチキンカツセットにしてしまった。この店のチキンカツはやたら肉が薄いので、ザクザクスナック感覚で食べられてすんごいウマイのだ。そのかわりそばが思いっきりイマイチ(致命的!

で、帰りにツタヤに寄って鬼切り夜鳥子の新刊をゲット。これは「天外魔境シリーズ」「リンダキューブ」「俺の屍を越えていけ」など数々の名作を生み出したゲームデザイナー・桝田省治氏によるライトノベルだ。

「鬼切り夜鳥子 5 -禍★星に願いを-」(ファミ通文庫)

ニュー・フロンティアーズマン読もうぜ!

平安時代に鬼退治をしていたというご先祖様「夜鳥子(ヌエコ)」の霊にとりつかれた女子高生・桂木駒子が、現代に蘇った鬼を夜鳥子の力を借りて撃退していくというストーリー。

「アクション・恋愛・友情・トリック・涙・エロ&グロ・etc なんでもアリ」との言葉どおり、相変わらずありとあらゆる手を尽くして楽しませてやろうと いう意図が嬉しいくらい伝わってくる。4巻に引き続き駒子視点で話が進むので、今まであまり触れられることの無かった駒子の内面にある弱さと強さを確認で きて良かった。

ただ、駒子とその仲間が強力すぎて、敵から大した脅威は感じられなかった。1巻の「限定された空間でさまざまな条件をクリアしながら鬼ごっこ」という設定が秀逸すぎて、それ以降パワーダウンしてる感が否めない。3巻の「明日に向かって撃て」的な、絶望的な状況での戦いは、まだ良かったんだけど。

だからいまひとつ、桝田さんのもう1つのシリーズ「ハルカ 」のようなカタルシスが感じられかった。「天外」「俺屍」「ハルカ」にリンクするような、おまけ要素も見られなかったのもちょっと残念。

ま、最終巻といっても、まだ続けられそうな終わり方ではあったので、いま手掛けているものが終わったらぜひハルカともども続編を書いてくれないかなーと正座して待つことにする。