あんたは払うよ、権藤さん。の真意 -73ページ目

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ご来場いただきまして誠にありがとうございます。「その1」などと付してある記事は続き物になっていますので、数字の若い順にご一読いただけると幸いです、としていたのですが、最近、数字入れ忘れてました。ごめんなさい。では、そろそろ開演です。Oh, yeah! Play it loud!

プロレスは嫌いだったんですよね。なんかスポーツとして真剣勝負じゃないから。

でも格闘技は好きだったから、ものすごく興奮しながらアリ戦は観ましたよ、テレビでだけど。

「絶対にアリが勝つ」って思ってました。

試合が終了したときは、「これで終わっちゃうのか~」とは思ったけど、緊張しっぱなしの15ラウンドでした。

翌日、新聞とかで「茶番劇」とかいった記事を読んで、不思議な気がしました。

何故なら、「茶番劇」と発信した媒体は、日頃プロレスをショーだからとかいう理由(多分)で取り上げない人達だったので。プロレス好きな人が「つまんない試合だ」と言うならわかるけど、ショーだから駄目だって言ってた人が最もショー的展開を期待してたってことでしょ?

変じゃん。中学生にもわかるよ。いや、中学生だからわかったのかな?


その後の異種格闘技もテレビでやったのは全部観たけど、プロレスはあまり観なかったなぁ。

あ、スタン・ハンセンは観ました。高校の同級生が「スタン・ハンセンってすげーな!」ってびっくりしていたので。確かにすごかった。はは。


プロレスが、というか猪木さんを好きになったのは、19才の頃(30年前だ!)、ある出来事によって、「あれ?この人達、わざと殴られたり、蹴られたり、投げられたりしてるんだ」という考え方に変わったことがきっかけです。うーん。うまい説明じゃないな。

とにかく、「猪木は本当に強いんだけど、プロレスだからわざとやられてる」ってこと。


それから一気に現在に至り、その間、K-1、総合格闘技、グレーシーとかいろいろ出てきましたが、やはり私にとって「世界一強い」のは猪木さんです。今でも猪木が世界一強いって思ってるもん、マジで。


10年以上も前だけど、仕事の会合で、他者の嫉妬から私が吊し上げにあったことがありました。私がキムタクみたいなイケメンならわかるけどよ、2時間だよ、もー。

「私に質問するなら、もうちょっと勉強してからにしてください」と言いたかったけど、まあ、私も30才を超えた大人だし、どうしても通したい事案だったので最後まで我慢しました。

そうはいっても、帰路、悔しくて仕方がありません。

「そうだ、炎のファイター(猪木ボンバイエ)のCD買って帰ろう。」

帰って早速CDをかけてライナー・ノーツを見たら、載ってました。私は初めてその言葉を知りました。


この道を行けば

どうなるものか

危ぶむなかれ

危ぶめば道はなし

踏み出せば

その一足が道となる

迷わずゆけよ

ゆけばわかる


かーっ!かっこいい!!

何?これ一休さんの台詞(後で知るが本当は違うらしい)なの?

それでも猪木にぴったりじゃん!(後で知るが出所は宅配会社の会長?)

声にはなりませんよ。もう、大泣きしてたもん。


私にとっての強い人とは、他人に勇気を与えてくれる人であります。

したがって、見ず知らずの私に勇気を与えてくれるアントニオ猪木は今でも「世界一強い」。

って昔、子供に言ったら、「じゃあ、本郷猛と猪木はどっちが強いの?」って聞かれちゃったな。


たけし軍団の人が確か言ってたけど、最も金のかからない宗教。マンションの家賃払えなくなることもないしさ。

あと、「真剣勝負じゃないから駄目」っていう人、それはそれでいいんだけど、仕事で本当に「真剣勝負」なんかしてる?上司の言う通りにしてるだけなんじゃないの?ん?それが「真剣勝負」なんだっていうなら仕方ないか...



うーん。この方については、、、


まず、この方の音楽について私が具体的にどうのこうの言ったって不毛なので書きません。

そう言えば、「不毛」って言葉は、この方の歌の邦題で知ったなぁ。

「なるほど、愛は毛が無いのか~」なーんて感心しちゃったりして。


私は1963年生まれなので、ビートルズ現役の世代より10年位若い。

中学生になって洋楽聴くようになって、ビートルズを好きになった。

ビートルズの中でこの人!ってなるきっかけは、テレビでやってた「ヘルプ!」って映画観たときかな~かっこ良かったんだよね。今観るとそうでもないんだけど。

それとも、「イン・マイ・ライフ」の歌詞を読んだときからかな?ん?「ツイスト・アンド・シャウト」聴いたとき?

まあ、いいや。


中学、高校、大学、社会人になっても、圧倒的に好きだった。

高校一年生のときは「俺も40才で死んじゃうのかな?」なんて思ったけど、もうすぐ49才!そろそろ数えられなくなってくるよ。

今でも圧倒的に好きなのは変わらないけど、家庭を持って子供が出来てから、この方についての見方は徐々に変化していった。

簡単に言うと、「創りだした音楽はとんでもなくサイコーだけど、家庭人としてはどーしよーもない奴じゃん」という実感が強くなってきた。

あんた、ジュリアンも似たようなこと言ってるが、世界に向けて愛と平和を訴える前に、自分の家庭で愛と平和を実現する方が先じゃないのかよ~!?(「愛と平和の人」については別の機会にします。)

言い分は双方にあるとしても、すみません、私はシンシアの見方です。ジュリアン、私と同い年じゃん!がんばろうぜ!ほんと、しょーがねー親父だよな~!!

ところがまた困っちゃうのは、「創りだした音楽はサイコー」ってのも、大人になるにつれてわかってくるということ。

だって、例えば「アイ・アム・ザ・ウォルラス」にしても、当時、中学生の私にとっては「新曲」ではなく、過去の、既に「当然に存在する曲」です。歴史の勉強みたいなもんですよ。初めて聴いたとき、「なんだこれ?」とは思ったけど、「すげー!」なんて思いました?「すげー!」って思うの、もっと後じゃない?特にギターとかやるようになって。


この前、ギター雑誌にカジノを抱えた君の写真が載ってたぜ。この野郎、やはりあんたはどーしよーもなくかっこ良いよ。

しかしだね、君、私は既に君より9年も長く生きてるんだぜ。家庭を持つようになるとだなぁ...

ひょっとして、これが「グロー・オールド・ウィズ・ミー」ってことなの?


20才の女の子に「好きなアーチストは誰ですか?」って聞かれたんで、君の名前を言ったよ。

そしたら、「え?う~ん。ちょっと待ってください。あ!戦争が起こると歌が流れる人ですよね!?」だって。

もちろん、「そうそう、その通り!よく知ってるね~」って答えておいたからねっ!!





王選手は、年がら年中ホームランを打ってくれたことに尽きる。

努力、真面目、求道者とかではなく、とにかくこの人はホームランを沢山打ってくれたのだ。もっとも、小学生の頃に「求道者」なんて言葉思い浮かばないけどね。

二塁打を打ったのにファンががっかりするプロ野球選手なんて、王選手以外にいないんじゃないの?でしょ?


かなり昔の話だが、また妹の登場だ。

妹が、「お兄ちゃん、王選手って、ホームランを打つコツは「ボールをバットに乗せて運ぶ感じ」なんてこと言ってた?」と聞いてきた。

「うん、言ってたよ。それがどういう感じなのか知らないけど。なんで?」

「この前テレビで野球中継観てたらさ、長嶋が解説者でこんなこと言ってた...」


アナウンサー「いやあ、今のは素晴らしいホームランですね、長嶋さん!ところで、王さんが、ホームランを打つコツは「ボールをバットに乗せて運ぶ感じ」と言っていましたが、「ボールをバットに乗せて運ぶ」とは一体どういうことなのでしょうか?」

長嶋氏「ん~ん、いわゆる、ボールをバットに当てて打つことですね~!」


「お兄ちゃん、王選手が言ったことって、こういうことじゃないよね~!?」

「ああ、「ボールをバットに乗せて運ぶ」ってのがどういう感じなのかわからないけど、断じて違うな!」


この話を長嶋の熱狂的ファンである当時の上司にしたら、「合ってるだろ、ボールをバットに当てて打つことに変わりないんだから。」と大笑いしながらも開き直っていた。

うーむ。この方は仕事では非常に細かく、会議も長い人なのに...何故仕事以外は感覚派なのだ?


数年後、「ボールをバットに乗せて運ぶ」とはどういうことなのか、あるテレビ番組で王さん自らが解説していた。「神髄!打つ!」とかいう番組だったな。

もちろん、長嶋さんの言ったこととは違っていた。まあ、「ボールをバットに当てる」ことだけは合っているのだが...


しかし、しゃべるのは簡単だけど、書くのって時間かかるね~まだ二人残ってるよ。

いやいかん。自分で始めたことだ。最後までやらなければ。

と、こういう真面目なところは王選手の影響です、ということで...



ここは、本郷猛、ではなく、藤岡弘、とすべきかもしれぬ。本郷猛とは架空の人物であるからだ。

しかし、藤岡さんが本郷猛をやらなかったら、若しくは藤岡さんがあの大怪我の後に復帰しなかったら、今の私にとっての藤岡弘、はあるか?

逆に、藤岡さん以外の役者が本郷猛をやっていたら、今の私にとっての本郷猛、はあるか?

本郷猛あっての藤岡弘、なのか、藤岡弘、あっての本郷猛なのかわからぬが、、、まあどうでもいいや、そんなこと。


数年前、たまたま妹とテレビを観ていた。NHKだったと思う。藤岡さんが出ていた。

こんな内容だった。

アナウンサーが視聴者の手紙を読み上げる。

「私は子供の頃、心臓の病で入院していました。入院中、仮面ライダーを観て、ずっと「私も病気なんかに負けないぞ!」と思ってがんばりました。その病は未だ完治せず、今も病床に伏しています。藤岡さん、あの時のように、「出たな、ショッカー!俺はお前たちには負けんぞ!」と言ってください。」

アナウンサーが「藤岡さん、お願いできますか?」と言った。

「もう~、こんな手紙読んだら、藤岡弘、泣いちゃうじゃん」と妹が半べそになりながら言った。

妹の言った通り、目に涙を溜めた藤岡さんの言葉、

「出たな、ショッカー!俺は病気なんかには負けんぞ!」

我慢できなかった。私は既に号泣していた。


あれから何十年経とうが、本郷猛とは私にとってそういう方なのです。

いや、大人になった今の方が思うところは大きいのだ...

どんな目に遭おうが「ふ、ふ、ふっ...本郷猛は不死身だっ!」と唱えております。

私にとっての不死身の男は、仮面ライダーではなく本郷猛です。

ありがとう、藤岡弘、さん。今日の私があるのは貴方のおかげです。

誰も私に聞いてくれないので自分から言うのだが、

「あなたの人生に影響を与えた人は誰ですか?」

という質問に対する答えを私はずーっと前から用意している。

それは(以下、敬称略)、

本郷猛

王貞治

ジョン・レノン

アントニオ猪木

である。

誰も聞いてくれないだけどね。