あんたは払うよ、権藤さん。の真意 -65ページ目

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ご来場いただきまして誠にありがとうございます。「その1」などと付してある記事は続き物になっていますので、数字の若い順にご一読いただけると幸いです、としていたのですが、最近、数字入れ忘れてました。ごめんなさい。では、そろそろ開演です。Oh, yeah! Play it loud!

あんたは払うよ、権藤さん。の真意
連休を暦どおりに休んだら、完全にダレてしまいました
...


拙稿「時代はいつでもロックン・ロール」を書くときに雑誌「宝島」の頁の間から新聞記事の切り抜きが落ちてきた。当時家で取ってたのは読売かな?

森永博志さんと言う人が書いてる。今回、調べたらウィキペディアにも載っている偉大な方だった。
日付はわからない。こういうところが間抜けなんだな。私は。

しかし記事の内容からして1980年のはじめより古いことは確実だ。

PCなら読めるかしらん?スマホじゃ無理だよね?

これによると、森永さんは久々にジョン・レノンを聴いて衝撃を受けたのだが、「ジョン・レノンは7年間活動をいっさい停止し、以後再開する気配も見せない。もはや過去の人と言ってしまえば過去の人だ」と言っている。

そして、ラジオでジョン・レノン特集を企画するのだが、「正直なところ、今時ジョン・レノンもないだろうな」と感じている。

ところが森永さんの不安に反し、投書が殺到してびっくり、という結末である。


当時の雰囲気はこの記事の通りだ。少なくとも私にとっては。

1975年のROCK'N'ROLLを最後に、レコードを出さなくなってから、ジョン・レノンなんてほとんどメディアは取り上げなかった。

音楽雑誌でも年に一回くらいでさ。「ようやくレコーディングに...」なんて記事なんだけど、結局レコード出ないんだもん。

このまま引退なのかな?とも思ったりして。


だから私はこんな小さい記事だって切り抜いていたのです。

うーむ。

先日、"Give the people what they want"などと書いてしまったが、このブログを継続して読んでいただいている方が何を欲しているのか...しまった。わからない。


ロックン・ロールなのか?ヨシオの嫁さんのことか?


「検索ワード」の類で一番多いのは、哀しいかな、「ロングブレス」関連なんですよね。それでこのブログにたどり着いた方は、その後は来店されていないと思うのですが...一回読めば済むし、ダイエットのブログではないし、私が痩せたわけでもないので。

「王貞治 ボール バット 乗せて 運ぶ」とかで検索された方もいらっしゃる。

「ボールをバットに乗せて運ぶ感じ」とはどういうことなのか調べようと思ったのかな?

もしそうなら、それがどういう感じなのか書かなければ...

 

と、悩んだところで、先日、水谷豊さんのレコードを探しに実家に帰ったところ、タイトルの人物を発見したので載せます。

ボクシング・ジムで練習するときは、私は赤いジャージです。

誰も気づかないけど。


しかし、これを欲している人は殆どいないだろうな...


<ベニー・ユキーデのテーマ>

ボクシングの人ではありません。念のため。

ロングブレスで痩せた友人は、シーソンポップの階級まで下げようと目論んでいます。

私はユキーデと同じライト級。得意技はベトナム・ホイップ...なんちゃって(笑)

あんたは払うよ、権藤さん。の真意-ユキーデ表



















長女とヒロコの会話は白熱していった。

「文系のクラスには可愛い子多いから、誰が主役をやるのか駆け引きが始まってるんだって!「選手は私よっ!(注)」て感じ。それに比べてうちのクラス(理系)なんて、ブスばっかりだよ?オスカルやアントワネットなんてやれる人いないよ~!」

「大丈夫よ。化粧して舞台に上がれば、不思議な事にそれっぽくなるんだから。」

「えー!?じゃあ、フェルゼンは~?うちのクラスの男子じゃ絶対無理!理系オタクみたいな奴ばっかりだもん!」


なるほど。フェルゼンは厳しかろう。

ヨシオは思った。

そう言えば娘は、「ねえ、父ぃ~今度学生服着て、うちの学校(の文化祭とか)来ちゃえば~(笑)」などとよく言っていたな。

よ~し。


ヨシオは長女に言った。

「心配するな、フェルゼンは父がやるから!」


「こりゃ、やられた」とばかりに長女が笑おうとしたその刹那、ヒロコが苦虫を噛み潰したような顔をして言った。

「高校の文化祭には父兄の参加は禁止よ...」


は...?当たり前だろう...

笑みを浮かべかけた長女の表情はそのままで固まり、会話はそれで終わった。


<おしまい>

(注)『エースをねらえ!』の音羽さんのセリフです。お分かりの方も多いと思いますが、念のため。

帰宅するなり、長女は家族の前で語り始めた。


高校最後の文化祭で演劇をやるらしく、長女のクラスは『ベルサイユのばら』をやることになったという。


「最初は『ライオン・キング』とか『美女と野獣』とか色んなのが候補に挙がってたの。でもそれはほかのクラスがやるらしいんだって。私もなんか言わなきゃまずいかな~と思って、何の気なしに『ベルサイユのばら』はどう?って言ったら、『ベルばら』になっちゃた。」





ヨシオは思いを巡らせていた。


さすが私の娘。お前は漫画全巻読んでるし、アニメも父がレンタルしたDVDですべて観ているからな。なにしろ、お前の父は高校生の時にオスカルに真剣に恋をしてしまったんだぜ。オスカルが死んだ時の私の衝撃と言ったら、もう...





ヨシオの思いには誰も気づくことはなく、家族、特に長女と妻ヒロコの会話は熱くなっていた。


「でもさ、衣装なんかどうすればいいんだろう?」


「あら、『ライオン・キング』や『美女と野獣』に比べれば簡単じゃない。全員、「服」なんだから。そんなことより、みんな『ベルばら』を読んだことなんかないだろうから、まずコミックを貸して回し読みすることが重要ね!」





あぶない、あぶない。ここで私が話に加わったら、またとんでもないことになりそうだ。


ヨシオは様子をみることにした。


<続く>

昼時、タイ料理店の前を通った。

昼前になると店の前で弁当を売っていることは以前から知っていた。

買ってみるか。弁当は3種類あった。

「イラシャイマセ。コレガにく、コレガかれー、コレガえびちゃーはん」

タイ若しくはその周辺の国の方と思われる若い女性が話しかけて来た。

種類があるとは知らなかった。どれにしようかな...

「お嬢さんの好きなのはどれですか?」私は決めあぐねて聞いた。

「?」

「あなたの好きなのはどれですか?」

「?アナタノスキナノドレデスカ?」

ふむ。私の流暢な日本語は通じないらしい。

仕方ない。

”Which do you like?"と言うつもりで彼女に言った。

(あれ?"Which is your favorite?"って言ったのな?今日のことなのにもう忘れてしまった。)

すると彼女は英語で「これです」と答えた直後、容赦無いスピードで話し始めた。マッハ15のスピードだ!

ちょ、ちょっと待ってくれ。

私は20年英語を話してないんだぜ!さっきのは20年振りだよ!

何?今日が初めての出勤で、何もわからなくてすごく緊張してる?日本語はソビエトで勉強しただけでまだよく話せない?ソビエトなんて国はもうないぞ。私の聞き間違えだな、こりゃ。しかし何と聞き間違えたんだ?

あんたは払うよ、権藤さん。の真意
わかったよ。

君の好きなのは肉なのね?

では、肉をください。

何故ならばこの瞬間、私の欲するものは君の好きなものなんだから。

君の好きなものを私は欲しているんだ。

それでいいんだよ。

レイ・デイヴィスだって歌ってただろう?

「人々が欲するものを与えろ」って。

ブログに弁当の写真載せたって、食べてみなければ味はわからないし、アルバムのジャケットなんかネットを検索すればいくらでも出てくるはずだけど、「写真があるブログの方が見やすい」とかいうご意見をいただくので載せるんだ。

そう、人々が欲するものを与えてるのさ。

と、彼女に英語で話せたらいいな~と思いながら、私は450円払って店を後にした。


<THE KINKS [TO THE BONE] GIVE THE PEOPLE WHAT THEY WANT>

同曲名のアルバム持ってた筈なんですけど、見つからないので。


あんたは払うよ、権藤さん。の真意