あんたは払うよ、権藤さん。の真意 -50ページ目

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ご来場いただきまして誠にありがとうございます。「その1」などと付してある記事は続き物になっていますので、数字の若い順にご一読いただけると幸いです、としていたのですが、最近、数字入れ忘れてました。ごめんなさい。では、そろそろ開演です。Oh, yeah! Play it loud!

あぁ...とうとう出てしまった...

サイボーグ009の完結編...

あんたは払うよ、権藤さん。の真意


1998年に作者である石ノ森章太郎氏が他界し、2006年に写真上の【Ⅰ】が出た当初、私は、「作者が亡くなったのだから、無理やり完結させることはないのでは?」と思い、無視していた。

ところが、「完結させること」が故人の遺志だったことを知り、すぐ読んだ。


その後、ずっと【Ⅱ】が出なかったので、さすがに書けないか...書けなくても仕方ないよなぁ~と思っていた。

完結を託された息子である小野寺丈氏を責める気持ちは全くなかったし、今でも、ない。


それが今、形を文庫にして【Ⅰ】【Ⅱ】【Ⅲ】と、一気に出てしまった。

完結だ。完結してしまうんだ...


神々との戦い、だ。

うぉ~どうやって戦うんだ~!?

なぁ~んて、もう読んじゃったけど...

久しぶりに歓楽街の楽器店に生ギターの弦を買いに行った。

今までミディアム・ゲージを張っていたが、たまにしか弾かない状況だと指が痛くてたまらん。ライト・ゲージにするか...

ミディアム・ゲージの方が音がいいんだが、気ままにギターを弾けるような家庭の状況ではないし、仕方ない。


楽器店の主が、パソコンでユーチューブを検索しながら私に語りはじめた。

「こんなの知ってますか?」

パソコンの画面を見るとハンブルグ時代(デビュー前)のジョン・レノンがいる。

「これがですね~」

主は再生を始めた。

ビートルズの『ヘルター・スケルター』という曲が流れてきたが、音が小さい。

この曲では、ポール・マッカートニーではなく、ジョン・レノンが(6弦)ベースを弾いていると言われている。

すると間もなく、ベースの音がやたらでかい音で鳴り出した。

何だこれ!?

「今、こうやって特定の楽器の音だけ取り出したのが沢山出てるんですよ~isolatedがキー・ワードみたいです」

凄い、凄すぎる!!!

どうやってやってるの???


"Helter Skelter" Isolated Bass (The Beatles)


しっかし、このベース自体、凄いな~

下手、と言うのは簡単だが、これじゃないと、この曲にならないってことでしょ?

それに、単なる「下手」とはちょっと違うんだよな~

曲の題名が「慌てふためいた」って意味だから、そんな感じで弾いてるのか?まさか。

やはり、この人の感覚って変わってるんだよな...

これは真似できないや。

無理、ジョン・レノンの真似は。


ビートルズ以外にも沢山出てます。

とっくに知ってる方が大勢とも思いますが、私のような方々のためにお知らせします。


その後、すぐに楽器店の主はザ・フーのベースを連絡してきてくれた。

長女には言わないが、私にはやはりビリー・シーン(ミスター・ビッグのベースです)よりジョン・エントウィッスル(ザ・フーのベース)の方がカッコいい。

あら?

いつの間に出てたんだ?

困るな~ちゃんと教えてくれなきゃ~

私、そして私以外の特定の人にとって待望の新作!


あんたは払うよ、権藤さん。の真意

あ、もし「読んでみようかな?」と思った方がいたとするなら、いきなりこの新刊はお薦めしません。

その理由をひとつだけ挙げると、どれだけ酒を呑んでいた人物なのかがわからないので。

『過去からの弔鐘』、『冬を怖れた女』、『一ドル銀貨の遺言』が酒を飲んでた時の話です。(『聖なる酒場の挽歌』もそうだけど、呑んでいた頃の回想の話なので。)

やっと手に入れたミスター・ビッグのDVDを観ながら長女は言った。


「でも、やっぱりポール・ギルバート(一度脱退したギター担当の人です)が復活したブドーカンのDVDが観たいな~」


人間の欲望には際限がないのか...


今さっきあれ程喜んだばなりなのに。




まあ、今度こそ、自分の足で歩いて探してみるんだな。




数日後、私が仕事から帰宅すると、長女がまたミスター・ビッグを観ていた。


映像が綺麗である。




ん?これ、この前買ったやつ?


「違うよ。これはブドーカンの」




へぇ~あれ程探して置いてなかったのに。どこの店で売ってたの?良かったね!


「いや、ネットの通販で買ったんだよ」




んぁ?自分の足で歩いて見つける、というのがいいんじゃなかったのか?


「だって、自分の足で歩いて探してみて、『ない』ってわかったんだから、それでいいじゃない」




あんたは払うよ、権藤さん。の真意




続けて長女は、「でも、ミスター・ビッグのコンサートのDVDは持っていない」と言う。


え?常日頃、「映像はネットを見れば出てるから、DVD買う必要はない」と私に言っていた筈だが...?


「いや、ネットに出てるんだけどさ~続けて観たいんだよね~」


そうだろう、そうだろう、父の気持ちが多少はわかってきたかな?


記念すべき最初のDVDは父が買ってもいいぞ。


「近くの店で探してみたけど、置いてなかった」




では、ネットの通販で買えばいいじゃない?というと、


「そういうのってさ~何か違うと思うんだよね。実際にお店で探して、やっと見つけた、っていうのがいいんじゃない」




古風なことを言うなぁ。


しかし、私はお前の気持を尊重するぞ。


さすが私の娘だ。


自分の足で歩いて探す。


そうだ、それがロックン・ロールなんだ!


自分の足で歩いて見つければよいっ!




と言う訳で、長女の知らないややマニアっぽい店を教えるために私の足も歩くことになってしまった。


それでも、置いてない。一枚もない。


次に中古CDを探すことになり、車まで導入することになった。


最早、自分の足ではない。


しかし、中古店で、ついに見つけた。


「あったよ~初期のやつ!!」




帰宅するなり、長女はいつもテレビを占有する次女がいないことを幸いに早速DVD鑑賞に移った。


「最初の頃は映像がいまいち綺麗じゃないんだよね~」


文句言うな。


色がついてるだけでも、いいじゃないか。




あんたは払うよ、権藤さん。の真意