「マナブの言ってることは事実なんだけどさ~、酷いのよ~」
ありさは以前私にこう言った。
え?事実ならいいじゃん。何が酷いんだよ。
例えばどういうこと?
ありさが言うには…
ずぅーっと前、中学のクラス会があった時、M美がさ、マナブに聞いたじゃん、
「マナブ、子供生まれたんだって?名前なんていうの?」
あんた、何て答えたと思う?
(え?)
あんた、「どうせ君に名前教えたって、すぐ忘れちゃうんだから、教えても意味ないだろ?」って言ったのよ~
(え?そんなこと言った?)
だからさ~マナブの言ってることは事実で、正しいわけ。
M美に教えたって、三歩あるけば忘れちゃうんだから。
でもさ~子供の名前くらい、教えてあげてもいいじゃない?
あれからM美、マナブに全然話しかけなくなったでしょ~
うむ。確かに君の言うとおりだ。
事実だが、酷い。
ありさはその他にも「事実だが酷い」例を複数あげた。
私にとっては鮮明な記憶のものはなかった。
しかし、何れも確かに事実だが酷いものであった。
そうか、私は事実だが、酷い男なのか…
その時、私は深く反省した。
M美にも後で謝った、よな?
ん?
待てよ。
ひょっとすると、私はK子にも以前「事実だが酷い」ことを言ったのかもしれない。
それを恨みに思って、アヤネの連絡先を教えなかったのか?
そうだ、そうに違いない。
いやにきっぱりと断りやがったからな・・・
ったく。
まあ、いいや。
どうせ夢だ。
現実の同窓会では上手くやるさ。
最初に謝っとこっと。
凄い執念だ。
私は再び夢の中に入った。
しかし、同窓会は既に終了しており、会場は片付けられている最中だった。
目を覚ましている間に終わってしまったのか?
私は片付け係の一人に任命されているらしかった。
私はアヤネの姿を探したが、彼女はいなかった。
T夫、何故アヤネを片付け係にしなかったのだ?ったく…
ツメが甘いな…
落胆だ。落胆…
しかし、K子はいた。
仕方ない。
K子にアヤネのケータイの番号を聞くしかないか。
私はK子に「アヤネの連絡先、教えてくれない?」と聞いた。
すると、K子はすかさず「ダメ」と言い返した。
ダメ?
ダメはないでしょ?
「何でダメなんだよ?」
K子は言った。
「嫌だから」
え!?嫌だから?
何で嫌なの?
何か俺、君に悪いことしたっけ?
そこで再び私は夢から覚めた。
そして、ありさが以前私に言ったことを思い出した。
私は再び夢の中に入った。
しかし、同窓会は既に終了しており、会場は片付けられている最中だった。
目を覚ましている間に終わってしまったのか?
私は片付け係の一人に任命されているらしかった。
私はアヤネの姿を探したが、彼女はいなかった。
T夫、何故アヤネを片付け係にしなかったのだ?ったく…
ツメが甘いな…
落胆だ。落胆…
しかし、K子はいた。
仕方ない。
K子にアヤネのケータイの番号を聞くしかないか。
私はK子に「アヤネの連絡先、教えてくれない?」と聞いた。
すると、K子はすかさず「ダメ」と言い返した。
ダメ?
ダメはないでしょ?
「何でダメなんだよ?」
K子は言った。
「嫌だから」
え!?嫌だから?
何で嫌なの?
何か俺、君に悪いことしたっけ?
そこで再び私は夢から覚めた。
そして、ありさが以前私に言ったことを思い出した。
「何だ、夢か…」とは私は思わなかった。
何故なら、私は当初から、これは夢だな、と気付いていた節があるからである。
というのは、最近、同じく同級生のありさからこう聞いていたからだ。
「この前、T夫がアタシんとこ来て、『俺たちも今年で50歳だから、小学校の同窓会やろうと思ってんだ』って言うんだけど、マナブはどう思う?」
小学校!
実に素晴らしい。
小学校ならアヤネと私は同じクラスだ。中学は違う。
すなわち、小学校の方がアヤネとの接近生は非常に高い。
逆に、小学校だとありさとT夫は私とは違うクラスであるが、この際、君たちはどうでもいい。
ちなみに、ありさは私の「アヤネのこと」を「知っている」唯一の女子である。
但し、それを口外したら、俺は必ずお前と縁を切る、と告げてある。
墓場まで持って行ってくれ。
ありさからは「いつになったら私のこと書いてくれるのよぉ~?」などと言われていた。
私を書け、という女も珍しいが、おい、書いたぞ。
本当は、『敵わない女』とかいうタイトルで書こうと思っていたが、君のことについて書くとキリがなくなるので、な…
とりあえず、これで許せ。
しかしながら、せっかく素敵な夢だったのに、これで終わりではあまりに切ない。
時計を見ると3時を過ぎた位だ。
よし!俺はもう一度同じ夢を見る、絶対見る、と思い、私は再び目を閉じた。
何故なら、私は当初から、これは夢だな、と気付いていた節があるからである。
というのは、最近、同じく同級生のありさからこう聞いていたからだ。
「この前、T夫がアタシんとこ来て、『俺たちも今年で50歳だから、小学校の同窓会やろうと思ってんだ』って言うんだけど、マナブはどう思う?」
小学校!
実に素晴らしい。
小学校ならアヤネと私は同じクラスだ。中学は違う。
すなわち、小学校の方がアヤネとの接近生は非常に高い。
逆に、小学校だとありさとT夫は私とは違うクラスであるが、この際、君たちはどうでもいい。
ちなみに、ありさは私の「アヤネのこと」を「知っている」唯一の女子である。
但し、それを口外したら、俺は必ずお前と縁を切る、と告げてある。
墓場まで持って行ってくれ。
ありさからは「いつになったら私のこと書いてくれるのよぉ~?」などと言われていた。
私を書け、という女も珍しいが、おい、書いたぞ。
本当は、『敵わない女』とかいうタイトルで書こうと思っていたが、君のことについて書くとキリがなくなるので、な…
とりあえず、これで許せ。
しかしながら、せっかく素敵な夢だったのに、これで終わりではあまりに切ない。
時計を見ると3時を過ぎた位だ。
よし!俺はもう一度同じ夢を見る、絶対見る、と思い、私は再び目を閉じた。
夢の場面は小学校の体育館であった。
折りたたみ式の机が体育館一杯に縦長の長方形に並べられていた。
私は講壇に向かって下の辺の左角に座っている。
アヤネは左の辺の下の角から三番目に居た。
つまり、アヤネは私のすぐ近くにいるが、その間には二人の不要な人間がいる。
しかも間の悪いことに、その二人のうちアヤネの隣はK子であった。
小中学校とアヤネと仲が良く、いつも一緒にいる女子である。
「全く、こんなとこでも一緒かよ!?」と私は毒づいた。
K子はアヤネの顔を見ながら一方的にしゃべっている。
アヤネはぼんやりと正面右方向、ほぼ私の方を見ていた。
ここで素晴らしいのは、彼女が当時の姿ではなく、ちゃんと年数分の劣化した姿であったことである。
もちろん、悪い方向ではなく、良い方に劣化していた。
まあ、いい。すぐ近くだ。
アヤネの所まで行き、声をかければいいだけじゃないか。
「マナブがアヤネに声かけてたぞ~」などと言われても、俺は気にしないぞ!
俺はもう後悔したくないのだ!
と、立ち上がろうとすると、、、立ち上がれぬ!?
何で?
身体が椅子に接着している。
何の、こんなパイプ椅子、椅子ごと立ち上がってやる!と思ったが、駄目だ…
くそっ!?
まあ、いい。すぐ近くなんだ。
座ったまま声をかければいいだけじゃないか。
と思ったところが、、、声が出ぬ!?
彼女は私の方を向いてくれている。
でも、彼女に話しかけようとすると、クチから心臓が飛び出してきそうだ…
あ~!これじゃ中学生の時と同じじゃないかよ~!!
27年前はまあ普通に話せたのに、逆戻りじゃないか~!!
と思ったところで、目が覚めた…
折りたたみ式の机が体育館一杯に縦長の長方形に並べられていた。
私は講壇に向かって下の辺の左角に座っている。
アヤネは左の辺の下の角から三番目に居た。
つまり、アヤネは私のすぐ近くにいるが、その間には二人の不要な人間がいる。
しかも間の悪いことに、その二人のうちアヤネの隣はK子であった。
小中学校とアヤネと仲が良く、いつも一緒にいる女子である。
「全く、こんなとこでも一緒かよ!?」と私は毒づいた。
K子はアヤネの顔を見ながら一方的にしゃべっている。
アヤネはぼんやりと正面右方向、ほぼ私の方を見ていた。
ここで素晴らしいのは、彼女が当時の姿ではなく、ちゃんと年数分の劣化した姿であったことである。
もちろん、悪い方向ではなく、良い方に劣化していた。
まあ、いい。すぐ近くだ。
アヤネの所まで行き、声をかければいいだけじゃないか。
「マナブがアヤネに声かけてたぞ~」などと言われても、俺は気にしないぞ!
俺はもう後悔したくないのだ!
と、立ち上がろうとすると、、、立ち上がれぬ!?
何で?
身体が椅子に接着している。
何の、こんなパイプ椅子、椅子ごと立ち上がってやる!と思ったが、駄目だ…
くそっ!?
まあ、いい。すぐ近くなんだ。
座ったまま声をかければいいだけじゃないか。
と思ったところが、、、声が出ぬ!?
彼女は私の方を向いてくれている。
でも、彼女に話しかけようとすると、クチから心臓が飛び出してきそうだ…
あ~!これじゃ中学生の時と同じじゃないかよ~!!
27年前はまあ普通に話せたのに、逆戻りじゃないか~!!
と思ったところで、目が覚めた…
ん?
つい、「クチから心臓」と書いたが、「喉から心臓」だったかな?
まあ、いいや。
次は、「どういう夢をみたのだ?」という事になろうが、しばし待たれい。
彼女は、小学校4年生の時に、私の斜め後ろの席に、突然、居た。
その経緯についての記憶が全くないが、転校してきたんだと思う。
彼女は水色のカーディガンを着ていた。
それは、現在でも水色は私にとって彼女のイメージカラーであることを意味する。
当時の彼女のイメージ曲は、吉田拓郎氏の『となりの町のお嬢さん』である。
これはリアルタイムだが、レコードは持っていない。
現実には彼女と私は同じ町内で、この歌詞のような物語もないがね。
「別の物語」ならあるけど。
とりあえず、以降、ここでの名前は、便宜上、『ガリレオ』から拝借して、
私を「マナブ」、
夢に出てきた彼女を「アヤネ」、
としておこう。
残念ながら、私は福山氏に、彼女は天海嬢に、それぞれ全く似てはいないが、皆様の妄想が少しでも美しくなれば幸いである。
再び「話が長い」という文句が来そうだが、仕方ない。
このブログはロックン・ロール青春小説なのだ。
それに「別の物語」を書くつもりはない故、心配なされるな。