定例の面談の度に私は自分の待遇について戦っている。
私の所属する部の部長は研究者としてとてもスゴイ人なのだが、「のれん」だ。毎回「そうですよね。」「watchには申し訳ないと思っている」「私も働きかけてみます」と言ってくれるのだが、所詮は「のれん」すぐに元の定位置に戻って静止してしまう。そして毎回「周囲の人に比べて論文数が少ない」といわれ続けてきた。
毎回、私の戦いをバックアップしてくれている先輩は何人かいるのだが、今回も、私の戦いをバックアップしてくれる人が増えた(過去の記事 )。
そして、今回の戦いの唯一の成果として、「のれん上司」が2度目の面談の場をもってくれた。「のれん」が大きく傾いた瞬間だった。
2度目の面談では、自分の5年、あるいは10年計画を言ってみた。そしてそれをまた、「そうですね」と聞いてくれた。今回、大きく揺れたこの「のれん」はすぐにまた定位置に戻ってしまうだろう。
ところが、上司から3度目の面談の声がかかった。今度は上司が話をしてくれた。
この数週間、ゆっくり考えてみた。そしてこれまでwatchに「正社員になるためにはアレが出来なくてはだめ、コレが出来なくてはダメ」といい続けてきた。watchは「とても優れたアシスタントにとどまっている」と思っていた。だけど、本当にwatchがやっている業務の質、量、watchの仕事への取り組み方、お客さんの反応を改めて考えれば、今まで私が言い続けてきたことは、若干間違っているかもしれない、と思うようになった。
と。そして、これから私がやりたいと思っていることをどう軌道にのせていくか、3度目の面談でようやく話をすることができた。
のれんの定位置が少し動いたかもしれない。初めて上司が私の仕事を認めてくれた。