30-② 饑渇せく四方の民が麕集する。
22-① 車馬麕集の衢、傍行側出、
くんしゅう
きんしゅう
28-② いやしくも一芸を挟み一能に誇る者、ウンシュウ麕至、身を闕下に…
雲集
27-③ 車馬麕至して熱鬧を極めた。
きんし
くんし
30-② 帝都に向かう者日に輻湊し月に薈萃する。
27-② 河船や小舟が川にフクソウする。
輻輳
輻湊
麇 ←許容
麕は音訓異義異読漢字。
①キン=のろ、くじか
②クン=むら・がる
麕至(きんし)は通用度から正解だが、本当はクンシ。
のろがノロノロ。
麕至=輻湊=絡繹
19-① 碧波浩蕩中に出没せるモウドウは国民の夢を破り、麕至フクソウせる外舶は新思潮を汪溢せしめて慣例因習等の壅を決せしより、
岡倉天心「明治三十年間の美術界」
くんし
きんし ←許容
麇 ←許容
のろとはシカの一種。くじかとはキバノロ。
麕至は群がってやってくる意だから、本来くんしだが、きんしも許容。
【訳】青い海が広がっているところに突如現れた軍船は、国民の平安を壊し、群がって次々とやって来た外国船は新しい思想を流入して、これまであった慣習を無にしてしまったことで、