録画しておいた「帰って来させられた33分探偵」の次に「名探偵の掟」を見たら、33分探偵を少しスタイリッシュにしたのが名探偵の掟みたいで、笑えた。
まあ、六郎クンは過去の探偵ものをアレンジしてものすごい推理を展開するのだが、天下一クンは探偵もののセオリー通りに話を進めなければいけないという役回りで、少し違うけれど。
探偵小説のお約束事って、ファンタジーの世界なのね、って思う。
天下一クンが「関係者を集めて下さい」と言ったら、事件の本当の関係者は二人しかいなくて(広い和室にぽつねんと二人いる図がおかしい)
「これじゃあ二択じゃないですか、見てる方が面白くない!帰っていいですか」とだだこねて、とりあえず通りすがりの人なんかで頭数そろえたら、満足そうに推理を展開し始める所が笑えた、しかも推理を展開する前に犯人が自白して自殺しちゃうし。
33分探偵が終わってしまって寂しかったので、名探偵の掟を見よう。松田君は剛君みたいに、もう少しはじけた演技をしてほしいな。
今期のドラマは、探偵警察モノが多くて混乱するが、他には「BOSS」が面白かった。竹ノ内豊は、最近役に恵まれていなかった感じだけど、このドラマでのチャラ男ははまり役で、天海祐希とのかけあいもテンポがいい。
「臨場」は、検死官が主人公だがまあ警察モノだ。内野聖陽が好きで見たが、そこそこ面白い。しかし、ダイイングメッセージを読み解くシーンなんかで、「山芋ってどういう意味?」「季語でしょう」とかいうやりとりはどーしても33分探偵に見えてしかたなかった。
って、どんだけドラマ好き?私って。