防災講演会に行ってきました | 大学生議員インターンシップ活動記

大学生議員インターンシップ活動記

議員インターンシップに参加する大学生による活動報告です。

初めまして。

この度、わたなべ謙二朗議員のもとでインターンをさせて頂く、高橋健太郎と申します。

現在、大学生で関西学院大学の法学部に所属しています。趣味はギターを弾くこと。夢は大学生の時に日本一周をすることです。2か月間という限られた時間ではありますが、どうぞよろしくお願いします。

 

さて、この度2月3日に西宮市市民会館アミティホールで行われた防災講演会に行ってきたので、その報告をさせて頂きます。

 

講演 『熊本地震が教えたこと-直下型地震への備えは大丈夫ですか?』

講師 神戸大学教授 都市安全研究センター 長尾 毅 氏

 

講演の大まかな内容は以下の3つです。

 

①西宮市は活断層が全国的にみても極めて多い地域であること

②熊本地震は全く予測できていなかった

③地盤によって、地震の被害の差は大きく異なる

 

 

①西宮市は活断層が全国的にみても極めて多い地域であること

この画像は「アイ・マート」から引用させて頂いた近畿地方の活断層マップです。

 

上の図から見てわかるように西宮市近郊、は活断層が非常に多く密集しています。

『熊本地震が教えたこと-直下型地震への備えは大丈夫ですか?』というのがこの講演のテーマですが、地震は内陸直下型地震と海溝型地震の2つのタイプに分けられます。

この内陸直下型地震というのは活断層にとって引き起こされる地震なのですが、西宮は特に活断層が集中している地域であるというお話をされました。

 

②熊本地震は全く予測できてなかった。


また、この画像は地震ハザードステーションから引用させて頂いた「今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」がある地域を色で示しているものです。赤く、黒くなっていく程その確率が高いことを表しています。

 

これは熊本地震が起こる前の2010年のデータなのですが、熊本を見てみると赤くなっていないことが分かります。

このことから、地震は完全に予測できるものではないということをお話されていました。

 

③地盤によって被害の差は大きく異なる

 

熊本地震は地盤にとって、地域ごとに被害に大きな差が出ました。

なので地盤の弱い地域や盛り土をして家を建てている家などは大きな被害に遭いやすいということをお話されていました。

 

感想

私は、『山崎断層』という今後30年以内に地震が発生する可能性が高いとされている断層がある町の出身ですが、これまで大きな地震に遭遇したことがなく、地震というものに対してぼんやりとした危機感しか抱いていませんでした。しかし今日のお話を聞いて、その認識を改める必要があると実感させられました。特に、私が今住んでいるところはおそらく山に盛り土をして、建てている建物だと思われるので一層注意が必要だと思いました。

 

これからすること

地震が起きた際には、いち早く情報を入手してその状況に応じた最善の行動がとれることが重要であると思います。したがって、災害情報をいち早く入手できるようにラジオやテレビ、スマートフォンをいつでも使えるように準備しておくことを心がけようと思います。