アラブパン焼けた | Wattan Net Life

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 独りで暮らしていると、趣味と言うものが大切になってくる。
私の場合も然り、これまでもいろんなことにこだわってきたが、最近はアラブ式パンを焼くことだ。
ホブスとかナンとか言うパンは、アラブやインドまで伝わる庶民の主食である。

 欧米式のパンと違うところは、イースト菌の発酵度合いである。欧米式は一回発酵させてから更に粉をこねて、一晩寝かせ二回目の発酵をさせてから釜で焼く。ところが、アラブ式のパンは、よくこねた粉を一回の発酵で30分ほど常温で寝かせただけで、平べったく引き伸ばしてから鉄板の上で焼く。コーティングしているフライパンなら油を敷かなくても大丈夫だ。もっとも、昔の人は中華鍋のような大きな鍋を樋上に逆さにして、その上にホブスをのせて焼いたそうだ。油の無いときは塩を鍋の上にまいてホブスをのせて焼いたとのこと。焼き上がったホブスをパンパンって手で叩けば塩は落ちるので辛くないというのかな?!

 まあ、そこまで私はやらないけどどうにか初めてのホブスは焼けました。あとは、市販で売っている「キーマカレーの素」にみじん切りの玉葱と牛ひき肉を炒めて、混ぜて簡単なカレーをオカズにして美味しく頂きました。

 いつも、適当な物ばかり作って食べているので、たまにはそれくらい良いかなって思って作ってみました。今度は、大量にホブスを作って大勢で食べたいですね。