【エジプト】 ムハンマド・イル=バラーダイー | Wattan Net Life

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 このひと、マスメディアでは「ムハンマド・エルバラダイ」と表記されている。
本名はねっ「ムハンマド・イル=バラーダイー」って言うんだホントはね
 あの、エジプト革命を「先導した人」などと評する輩もいるようだが、どういう意味で「先導」したかは後世の歴史家が批評するだろう。今のところは、憶測や推定レベルでなら私も述べることが出来る。しかし、それは他のジャーナリストたちが様々な記事で述べてくれるだろうから今は、そっとして置いてやろう。でも、せめて一言加えるとすれば、「ひも付きだな!」である。

 まあ、いずれにしろ「原子力の平和利用でノーベル賞」とか言っている時点でダメで賞!と思った。私はそれほど環境問題に詳しいわけではないが、そんな「平和利用」なんて言葉は軍事的な核抑止力をベールで隠すための決まり文句でしょ。
 そういえば、イル=バラーダイーの後任で国際原子力機関に事務局長として2009年9月に就任した天野之弥は、就任選挙の挨拶で「日本が唯一の被爆国であり、原子力を平和利用してきたこと」などと言っている。では、なぜ人工衛星ロケットを打ち上げる日本が原発を開発を許されて、イランや北朝鮮は原発を作っちゃいけないのか?

 そりゃあ、日本がアメリカと同盟国だからでしょ!

 それでも、古い慣習なのか、未だに核兵器保有を公認されているのは、「第二次世界大戦の戦勝国」ということになっている。それは、「核兵器の使用が世界大戦を終わらせた」などの神話を未だに信じている無知蒙昧な輩が国際社会でのさばっているからだろう。そう考えると、日本など核武装は出来ないかのように思ってしまう。だが、いくらNTP(核拡散抑止条約)があっても、いつでも核ミサイルを製造できる準備は怠りなく世界にアピールし続けている日本。そういう意味では、エジプトも同じわけ!

 エジプトで「エネルギーと環境問題」を同時に考えるとすれば、絶対に原子力開発など出て来ないのになぜかな?などと野暮な疑問でしたね。単純に言えば「核を保有する周辺国への牽制」です。普通にエネルギーと環境を考えたら、エジプトの砂漠のど真ん中にピラミッド型の巨大な太陽光パネルを幾つも設置すれば、発電できるじゃないですか!などと私ごときが一瞬思ったけど、すでに「エライ人たち」は、もう実行に移していたんだね。なんと昨年、日本政府が9億7000万円の無償援助でエジプトに太陽光発電の実権施設を大学の敷地内に設置するんだってさ!
 http://www.ecool.jp/news/2010/02/ara41-798.html

 「無償援助」って気に入らない。
 その裏で、現地でオイシイ・タノシイ思いをしている役人たちの顔が目に浮かぶ…。


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  こんな、クラブミュージックを見つけたのでご紹介します。
  【うちのオヤジはハゲ頭!】

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