九頭龍さまに導かれて〜戸隠神社参拝その3 | 春はあけぼの 女は美学

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50過ぎた女が感じたこと、考えたことを書いてます

こんにちは。伏見美帆子です。



アラカンオンナが、
感じるままに綴るブログです。


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沖縄のシャーマンさまから
長野の九頭龍様が呼んでいるといわれて訪ねた

戸隠神社五社。

宝光社と火之御子社を参拝し、

随神門を抜けると
そこは圧倒されるほどの
人間の叡智を超えた杉の大木が
これでもかというほど立ち並んでいた。



凛とした空気。
ここでは、なんと人間は小さいのだろうか。

緑のむせかえる匂い。
鳥の鳴き声。
輝く緑。
そして実は、
よく見ると杉の表面はこんなに綺麗なのだ。


五感を丁寧に感じながら

歩いていく。




と言いつつ、
そんな優雅なことを言ってられるのは
平坦な道が続いているところまでで、

途中から階段が続く。

もちろん舗装されていないから
滑らないように下を向いて歩くしかなく、
周りに気を止める余裕もなくなる。

途中で挫折して戻る方も…
みなさまも奥宮参拝の際には、水分を持って、歩きやすい靴で荷物は少なめに…


30分近く歩いた頃だろうか、
ようやく奥社が見えてきた。


澄んだ爽やかな空気ではあるものの、
結構な汗をかいた。



まずは、
今回の旅の目的である、
九頭龍社に参拝。

光が…



ようやく辿り着けたことが

ワタシの中ではとてつもない満足感と達成感で、


シャーマン様に言われた通りに

祓祝詞と龍神祝詞を奏上。


とても気持ちが良い。


その後、

奥社へ参拝。

戸隠神社は、こちらの奥社が御本社である。


実はここで、

驚くような体験をしたのだった。


こちらでも、

祓祝詞を奏上し、

目を開けると


奥社の床が、

こちらに向かって動いてくる。


え?


何度目を凝らしても

床が動いて見える。

錯視かしら?

でも、そんな風に見える床の配置ではない。

恐怖は全くなかった。


その時、奥社の前で拝んだいたのは

ワタシだけだったので

他の人に確認しようにもできず…



実は、

戸隠神社を参拝する前に

とある方の不思議な体験談を聞いた。


その方が、

国内でもとても有名な神社の会員となり

境内を掃除している時

好奇心で御本殿の御神体をのぞいてみようと

なんとまぁ罰当たりなことを思いついたそうで。

すると、御本殿の周りに撒かれている白い石が

みるみるうちにオタマジャクシとなって

動き出したとのこと。

驚いたその方は

神様の力を本気で信じるようになったそう。



ワタシがその話を聞いた時、

全く信じていなかったのだが、


自分でも御本殿の床が動いて見えたような

そんな不思議な経験をすると

世の中には説明できないことが

たくさんあるのだなぁと。


ワタシは神様に揶揄われたのかしら😆

それはそれで

おもしろき体験をさせていただき…



奥社の近くには

小さな滝が流れていて、

ここにも龍神さまがいらっしゃりそう。




疲れた身体に、染み渡っていく涼しい空気と

心地よい水の流れの音。


お疲れさまと言ってくださっているような。


社務所で九頭龍様のお札をいただき、

帰りは下り道。

でも、痛めている膝には

気をつけないと下りの方が刺激が強いのだ。


ゆっくりと降りていく。


帰りの方が周りの景色を見る余裕もできて。


それにしても、

九頭龍様はなぜここまでワタシを呼んだのか?


明確な答えなど出るはずもないと思っていたが

それを感覚的に腑に落としたのは


実はこの後なのである。


その続きは次回。

参道の途中にお地蔵さまもいらっしゃる。かつて戸隠信仰は神仏習合だったので。



そんなワタシがつぶやく箴言note。

不道徳なところは勘弁ね。

よろしかったら寄っていってくださいませ。