セルフお灸ってまるで○○だわね | 春はあけぼの 女は美学

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50過ぎた女が感じたこと、考えたことを書いてます

こんにちは。伏見美帆子です。



アラカンオンナが、
感じるままに綴るブログです。


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2月の末日、
まだまだ寒かった日、
ワタシは汗をかいてマフラーを外した。

身体の芯から温まっていたようで
東洋医学の実力を改めて実感したのだった。

そしてそれは
身体だけではなく、
ココロをも整えてくれるものだった。


先日、
友人が企画した、

セルフお灸講座

に参加した。
実はもう数年前、介護をしていた頃、
いつも疲労感から抜け出せず、
足腰や膝の痛みがあったワタシは
月一で通っていた。

家でもセルフでできるように、
お灸の治療していただきながら
ツボに油性マジックで印をつけていただき、
家でもモクモクと1人で焚いていた。

でも、その頃は痛みや疲れがひどく、
一番高温となるお灸ではないと
なかなか熱さも感じられず、
治療室では、お手軽なセルフで使えるせんねん灸だけではなく、
実際にもぐさに火をつけての本格的なお灸の治療も多かった。


あれから10年近く。
もう介護の疲れもないし、
かつての疲労感は感じなくなっていた。

しかし!
色々とガタがくるお年頃。

また家でゆったりと
セルフケアできたらいいなぁと、

しかも会場が、
以前、点描曼荼羅のワークショップを企画してくださった方で、
彼女の主催ならばきっと楽しいに違いない!と、
告知を見た瞬間に申し込んだのであった。

点描曼荼羅のワークショップの投稿はこちら

会場に着くと、
なんと!
テキストとセルフで使える、
大量のせんねん灸が!!


こんなにいただけるなんて〜‼️

講師の先生は、
茨城県取手て鍼灸サロン「なかゆくい」
を営んでいらっしゃる、多田隈絵理先生。


絵理先生は、

学生時代にバレーボールで様々な怪我をし、

その度にお灸で怪我を克服していった経験から

卒業後に鍼灸師を目指したとのこと。

子育てもしていらっしゃり、

様々な経験に裏打ちされたお灸に対する思いが


テキストを通じて、

お灸を通じて


優しく伝わってくる。


東洋医学の観点から

「冷え」や「血液の役割」など、

とても丁寧にわかりやすく説明してくださり、


ダカラコソ、

カラダを温めることが必要なのだと

腑に落ちていく。


自分がどのような冷え性のタイプに

当てはまるかなどもチェックでき、


ワタシはなんと!

4種類全てに当てはまるという…笑い泣き

気をつけなきゃだわね


お写真お借りしました。皆様真剣。


他にも、冷やさないための、日常生活での

お手軽な温活習慣も教えていただき

もうこれだけで結構なボリュームの満足感ラブ


参加した方々からも

質問や意見など様々飛び交い、

常に笑いが巻き起こる会場ラブ


そしてさらに、

お灸の説明となり、


実践!!!


まずは、

合谷(ごうこく)と呼ばれる手のツボに。


絵理先生は、一人一人回って、

丁寧にツボを指摘してくださる。

早速、

お灸のお尻のシールを剥がし、

ツボに貼り付けて、


点火!!!



左右対称にやった方がいいということで、

もう片方の手にも。

参加者の皆様方で、

お互いにみんなでチャッカマンを付け合ったり

楽しいひととき。


最初は

全く熱さを感じず、

あれ?

やっぱりそうとう冷えているのかなぁと思いきや

途中でだんだん熱くなり、

載せているのも大変なほど。

無理はしちゃいかんということで、

絵理先生は温度が異なるお灸も

様々持ってきてくださっていて、

ありがたいのだ。


結局、ワタシは変えることなく、

そのままそのお灸を使い続けたのだが、

足にお灸を載せた時には、

途中から熱すぎて外した。

同時に、身体がポカポカとしてくる。


みよ!この浮腫んだ足を!


先生はむくみのツボも教えてくださり、

マジックで印をつけてくださった🎶


お灸はじわじわと効いてくるイメージがあるが

即効性のあるもの。


花粉症で辛い方がいらしたが、

楽になったとおっしゃっていた。


会場内は、

お灸のもぐさの香りで満ちていたが、

その香りも身体に良い影響を与えるもの。



もぐさの香りを嗅ぎつつ、


じっとお灸を見ながら


身体の感覚を研ぎ澄ます…




セルフお灸ってまさに、


マインドフルネス!


そういえば、

じっと身体の一部

(この場合はお灸を置いているところ)に

神経を集中させてじっとしていることって

日常生活においてはなかなかない。


お灸を使えば

カラダが楽になるだけではなく

ココロもその瞬間空っぽになって

デジタル社会から抜け出せる。


手が届かないところを家族にやってもらったら

楽しくコミニュケーションもとれて

お互いに、

一石二鳥、三鳥にも。


その後、

一旦ランチ休憩をとった後、

各々絵理先生に相談しながら

棒灸などの体験も。

絵理先生に、

季節の悩みごとに開催してほしいと

リクエストしてしまったワタシ。



その後、ワタシはひと足先に失礼したのだが、

実はまさかの

鍼灸師の息子さんを持つ友人と会うためで、

まさにお灸の日だった。

カラダがポカポカの中、

マフラーも外して新宿へ向かったのだった。



絵理先生、そして企画してくださった麻子さん、

ご一緒した皆様

ありがとうございました。



まだまだ寒い日が続く中、

モクモクとセルフお灸で

ココロとカラダもと整えていきます照れ



ランチ前にみなさまと♡。

右側手前から四番目が絵理先生。

そのお隣、右側の手前から三番目が主催の麻子さん。

ワタシは一番左奥。謎の光が差している笑。

お写真お借りしました。