魅惑の幽玄な京都旅行③〜東寺と不思議な鞍馬寺編 | 春はあけぼの 女は美学

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50過ぎた女が感じたこと、考えたことを書いてます

こんにちは。伏見美帆子です。



アラカンオンナが、
感じるままに綴るブログです。

 

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さてさて、
京都滞在、2日目である。
 
1日目の松尾大社と伏見稲荷の様子はこちら。

 

 

 

 

ワタシの京都の朝は早い。

 

とは言っても、

今回は朝の御神事には参加しないため、

拝観できる8時にホテルを出て歩く。

 

目的地は

 

東寺。

 

 

 

初めて参拝した時、

立体曼荼羅に感動して涙が溢れたお寺。

 

弘法大師の密教の教えを表現する曼荼羅が、

実際の21体の仏像で安置され、

立体曼荼羅をなしているのだ。

 

8時と言っても、もう日差しが照り付け、

汗だくで東寺に到着すると、

蓮の花が歓迎してくれた。

 

 

 

 

立体曼荼羅のある講堂や

薬師三尊がいらっしゃる金堂を

出たり入ったり、

存分にその空気感を味わう。

 

しばらく、

大日如来様や薬師如来様の前に座り

ぼーっとしていた。

 

もちろんエアコンなどないが、

中は日差しも通らないため、暑いけれども

背中を滴る汗も気持ちが良い。

 

蝉時雨。そしてまだ参拝客もいない。

贅沢なひととき。

 

そうこうしているうちに、

9時半を過ぎ、急いでホテルに戻る。

10時にホテルで

友人たちと3人で待ち合わせをしているのだ。

 

行く先は、

まずは、

 

鞍馬寺。

 

 

 

全く初めてである。

今回一緒にお参りする友人の1人は

参拝したことがあるので心強い。

 

ホテルの人に、

一番行きやすい電車の乗り方を教えていただき

京都駅から出発し、

3人で鞍馬駅へ。

駅には天狗のお面が。

 

 

 

階段を登り、

山門に入る前に腹ごなし。

ネットで調べたお店が評判がよく入ってみる。

 

 

雍州路という古民家レストラン。

 

 

 

 

 

 

動物性の食材を使わない精進料理。

ワタシは2日連続でお蕎麦とわらび餅を。

このお店はオススメ。

接客もとても丁寧にしてくださり、

お食事もとても美味しい。

 

 

 

満腹になったところで、

山門をくぐり、ケーブルカー乗り場へ急ぐ。

もちろんケーブルカーに乗らずに

歩いていけるのだが、

貴船神社まで山道を歩くので

その前に

少しでもエネルギーは蓄えておかねば。

 

 

 

 

 

鞍馬山は毘沙門天様が祀られているので

狛犬ではなく、

「寅」である。

 

 

ケーブルカーを降りてもまだまだ歩く。

とにかく、山を越えていくのだ。

 

源義経が若かりし頃、

牛若丸という名前だった時、

修行をした場所でもあるぐらいの場所。

 

 

そういえばここの

ケーブルカー内でのアナウンスが

一般的な、景色の説明やお寺の説明ではなく、

 

スピリチュアルな話ばかりで驚いた。

 

 

そういうお寺らしい。

この場所は。

 

 

 

ケーブルカーを降りて

山道を歩く。

上り坂だが、

まだここはこれからいく山道を思えば

本当に楽な道だったと後から思う。

 

汗をダラダラかきながら、

ようやく本殿の金堂へ。

 

 

 

そして、

とてつもなく驚いた。

このお寺には驚かされてばかりである。

 

 

 

 

これは何?

 

 

鞍馬山のHPからお借りしました。

 

 

調べてみるとここは、

金剛床

と呼ばれている。

 

本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場となっています。

鞍馬山HPより。

 

尊天とは、

 

慈愛(月の精霊)千手観音菩薩

光明(太陽の精霊)毘沙門天王

活力(大地、地球の霊王)護法魔王尊

 

のことで、

この世に存在ふる全てを生み出す宇宙生命、

宇宙エネルギーのこと。

 

なんだかすごいところだ。

 

だからこそ、

鞍馬寺が

とてつもないパワースポットと言われる

所以なのだろう。

 

 

というわけで、

そのエネルギーを授かるべく、

真ん中に立ってみた。

 

きっと、

わかる方にはわかるのだろうが、

ワタシはよくわからず、

何よりも太陽の照り返しが強かった。

毘沙門天様のエネルギーということだ。

きっと(^◇^;)。

 

 

そして、

その後、

御本殿の中に入ってお参りしたのだが

その時に、

思いがけずに、

鳥肌が立つほど神々しい場所に

連れて行っていただけたのである。

 

その続きは、次回。