フラジャイル~こわれもの -4ページ目

悲喜こもごも


最近、うれしいこととかなしいことがあった・・・・・・


客席に座っていてはダメ。
自らステージに立つ気構えが大切。
なんだけども。


客席に縛り付けられたままの自分をステージの上から見ているような。



第147回直木賞

第147回直木賞 辻村深月・短編集『鍵のない夢を見る』 から抜粋『芹葉大学の夢と殺人』(オール讀物9月号掲載)を読んで~


受賞作品の本質を、選考委員の宮部みゆきが選評でズバリいい現している。
いわく、「夢を持って生きているはずの若者が、いつの間にか夢に人生を喰われている姿」と「ダメ男への愛情欲に身を滅ぼしてしまう女性」。


...この作品は、まったく女性向きのお話だと思う。

今どき「昼メロ」などということばは使わないかもしれないが、そんな感じだ。


平凡な日々を過ごし、とくに悩みごともない、ごく普通のめぐまれた主婦が、昼食後のホッと気を緩める時間帯に読んで、ああ同感ダワとか、カワイソウダワとか、アタシならこうするワとか、カタルシスを覚えることだろう。


韓流ドラマと非常に近い。


正直、男であるボクなど、鬱陶しいとしか思わない。といいながら、朝の通勤電車の中で読了してしまったのだが。


直木賞はエンターテインメントが対象のはずだが、これのどこがエンターテインメントなんだろうかと首をひねってしまう。


選考委員の先生方もいいかげんなものだ。

東京Jazz 2012 バート・バカラック

9/8、バカラックを聴きに行った。


そう、バカラックだけが目当て。

そしてバカラックはAlfieを絶対に歌うと思っていたから、もっとピンポイントでお目当てを言うと、Alfieだった。


Alfieを聴くために東京国際フォーラム・ホールAに行った。


期待通り、終盤にソロでAlfieを歌ってくれた。


84歳。バート・バカラック。おそらくこれが見納めだろう。


ボクは目を凝らして耳を澄ませてステージに神経を集中した。

2階席の中段あたりからだと表情などは見えないが、彼の心は伝わってくる。


ライブの良さだ。


ボクは目をつぶった。

すると魂の奥底から涙がわき上がってきた。


涙のしずくが一つ二つ、頬を伝わって落ちた。


ボクはこみ上げてくる嗚咽をこらえた。

まわりの人に泣き声が聞こえるなんて、かっこよくない。お洒落じゃない。


バート・バカラックも泣いていたかもしれない。

84歳で来日なんだから。


数千人の大観衆の前で、ふりしぼるような声で歌ってくれた。


歌が終わったとき、ボクは涙をふいて立ち上がり、思い切り「ブラボー!」と叫んだ。


バート・バカラックの耳に届いただろうか、なんせ2階席なんだから。

3度「ブラボー!」と大声で叫んだ。


そしてステージを後にするバート・バカラックに、「バート!」と叫んだ。


10月NHKで放映されると思うが、バカラックがAlfieを歌い終えたとき「ブラボー!」と聞こえたら、それはボクの声ですから(^_^;)