去る4月、東京池袋で暴走した乗用車にはねられ母子が死亡した事故で、夫(親)が88歳の運転手の厳罰求める署名活動をした結果、約29万筆の署名が集まったということです。
この事件を風化させないため、加害者がしかるべき処分を受けることが、再発防止につながる、高齢者であっても元官僚であっても厳罰を科すべし、被害者の悲しみに寄り添うため等々の意見があります。
反面、元官僚だからとか、署名の多さで刑罰を重くしたり軽くしたりすべきではない。
法治国家だから民意にも権力にも左右されない公平な裁判が行われべきという意見もあります。
署名は9月15日㈰まで延長になりました。
この事件を機に、この世の有り様、人の心の有り様を深く考えさせられます。