元々私から話しかけることは
あまりしてこなかったけれど
特に最近は
気を付けていて
いつでもなんでも話を聞くよと
言ってくれたことを
私の気持ちを知ったうえでもなお
そのままでいいと言ってくれたけれど
わかりやすい私だから
行動に出てしまうから
少し自制をしているけれど
それでも毎日会話をしているのは
彼が話しかけてくれるからであって
なぜ話しかけてくれるのかは
正直わからなくて
でもわからないからこそ
不安定な感覚
わるくない
漠然と感じてる
そのときへのカウントダウンみたいで
神秘的とすら感じる
目を逸らしてるともいえる
感情が脈を打ってるようで
私はこの瞬間がとても好きだ
私が傷つかずに済んだのも
これもまた彼のおかげで
いったい私は
何度助けられただろうか
同じ数だけ私は
彼を助けられるのだろうか
どんなかたちで時が過ぎていくのか
いつまでいつもどおりでいられるのだろうか
気を付けなければいけないことはなんだろうか
まずは自分の感情を今後一切打ち明けないこと
要は好きともう二度と言わない
これは絶対
いまだに
好きだなあと思う瞬間があるのだけれど
気持ちって、感情って
自分でどうにかできるものではないと思っているから
私が彼を好きなことも
彼が私をそう思えないことも
全部本物だから
あとは心に余裕を持つこと
彼のおかげで私は正しい判断ができて
悩むこともなくなったので
今の余裕を継続していくこと
ただ
余裕のなかった私を
それも私だからそのままでいてほしいと
言ってくれたのも彼なので
彼への感情は置いといて
素直でいることは大事だ
それから
多くを望まない
きっと私が一番気を付けないといけない部分はここだ
昔から相手に期待をし過ぎてしまう
期待をしてその通りにならずに
失望して
落ち込んで
これは相手を理解しようとしていない
私の欠点だ
なのでこれからは
今の状況に感謝をして
相手の幸せを願い
その人が楽しんでいることを
そこに私がいなくとも
よかったねと喜べる
そんな日々があたりまえになっていくこと
それを望んでいこう
そのときがくるまで
振られたのに
振られる前より気持ちが安定しているのが
不思議で仕方なくて
なんなら今の方が楽しくて
わくわくしてて
でもなんでだろう
いつか突然
この気持ちも時間も
本当に突然
なくなる気がしてて
くるんだろうな
そのときが
今は暇なだけで
ふたりの人生が別々に動くときが
そのときなんだろうな
だから
私は今この時間を
大切にしたい
未来が無くたっていい
思い出として
少しでも
私と関わっていた時間が
彼にとって
楽しかったと思ってもらえるように
私にそう言ってくれたように
私もできるだけ応えたい
それが都合のいい関係だったとしても
私にあの時間は必要で
とてもとても救われたから
私の思い通りにならなくたっていい
救ってもらった人生だ
それさえも感謝しなければいけないのかもしれない
叶わない恋だとしても
彼のすべてに感謝
どうか幸せになってほしい
悩まないで
よく寝て
健康に
楽しく生きてほしい
心の温かい人だ
幸せになるべきだ
私とではなく、ね
打ち明けた気持ちを受け取ってはくれなかったけど
私を置き去りにはしなかった
その気遣いも
すぐに離れていかない私を
見守ってくれているような気がして
相手の気持ちがわからなくて
不安になるよりも
本当の気持ちを知れたことは
どちらなのかと
知らずに期待するよりは楽になれたような
私にはそれでよかったんだろうな
きっと
私の気持ちを知ったうえで
今の仲を続けていきたいと
主張する彼を自分勝手だというひとはいるだろう
でもね
気持ちを打ち明ける前にはもう戻れないけれど
今の方が私は好きだ
気持ちが通じないからと
関係を断ち切るのではなくて
突き放すでもない
もちろん今は
気を使って声をかけてくれてるのかもしれない
だから前よりも
仲が良くなってるようにみえて
錯覚してることもあるんだろうけれど
まだチャンスがあるのかと
期待してしまう瞬間さえある
チャンスがあってもなくても
いいよ
今が満たされてれば
私はもうそれでいいんだよ
