5月も末になり、アメリカではそろそろ学生は夏休みに入る頃でもある今日この頃…
相変わらず夏場は涼しいサンタクルーズに住む管理人一行は
未だにフリースの上下を手放せないです、はい。
一番暑い時期(6月下旬)でも20℃を超えるか超えないかだから、年間通して
半袖になる事はまずアリエナイ。
プールに入るとか、目の前(直線距離50m)
の海に入るとかキチガイにしか見えない…。
見えないけど、メリケンの若者達はキャミソール(タンクトップ)×ホットパンツに
ビーサンを引っかけて街中を闊歩している。
みてるだけで寒いわ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ww。
というわけで、まだまだ続く旅行記。
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10.宝石店へ連行
占いで、すっかり気分の良くなった私達2人は、そのまま、
るんるん気分でシティパレスを回り、中の博物館を見学。
ガイド氏に「武器ハ好キデスカ?」と、
すごく…なんと答えてよいのか分かりません…的な質問をされ、
とりあえず
(´◉◞౪◟◉)「そこそこ…」と答えてみたら、「ユックリ見学シテクダサイー」との事。
驚くほど沢山の武器がありびっくりしたのだが、
隣で、友人Yは、「さっぱり分からん」といい、ガイド氏とともに、休憩に行ってしまった。
そんな中私は…というと、「ユックリ見学シロ」といわれた手前、
早々と引き上げるわけには行かず、ふらふらと歩いて色々眺めていた。
ゲームのドラ〇エとか、F〇ファンタジーとかに出てきそうな、
大剣や、槍、盾や鉤爪、など、ところ狭しと並べられているところに出た。
これは、結構面白い。
さらに、日本で言う、刀や脇差のようなものから、鎖帷子まであり、
幕末好きの私はテンションUPでガン見。<●><●>カッ
気の済むまで、武器を見学した私を、外のベンチで友人Yとガイド氏が待っている。
あまりにも、楽しそうに話をしているように見えたので、
もう少し2人にしておいてやろうか…( ̄ー ̄)ニヤリ♪と一瞬思ったのだが、なにしろ、ここは暑い。
さっさと、ホテルに行きたいという欲望に勝てず(´◉◞౪◟◉)「十分見学しましたぁ~」
と2人のところに戻り、シティパレスを後にした。
さて、これから待ちわびた宮殿ホテルにゆく予定だったのだが、
ガイド氏のススメでインドのジャイプルでは
宝石がかなり安く手に入るからどうだと、
言われ、友人Yがいつの間にか快諾していたため、宝石店行きが決まった。
まぁ、しゃーない。付き合うか。
旅行会社と提携している宝石店に着いた私達だが、
店にいるのは、私達2人以外に日本人観光客の女性2人のみであった。
イキナリ、インド人店員が私を取り巻き、どちゃどちゃと宝石を見せてゆく。
「やぁ、ジャパニーズ、インドは宝石がかなり安く手に入るんだ、
ぜひ、うちの、ガバメントの保証付の宝石を買っていってくれよ」
(´◉◞౪◟◉)「いや・・・・、私は、別に宝石なんぞ、いらんのだけどねぇ」
「あぁ、そうか、ジャパニーズ。とりあえず、この中のどの宝石が気に入った??」
(´◉◞౪◟◉)「だからさ、べつに、宝石はいらないの。いちいち説明してくれなくてもいいから」
「何を言っているんだ、ジャパニーズ。この店の宝石はハイクオリティなんだ。
それで、どれが好みなんだ。」
(´◉◞౪◟◉)「人の説明を聞いてないな、アンタ。私は宝石はいらないんだってば」
「まぁ、好みをおしえてくれよ」
(´◉◞౪◟◉)「あー、そういえば、さっき占いで、ラッキーな宝石は
イエローサファイアって言われたんだけど」
「おぉ。これか。これはなかなかいいぞ。550ドルだ」
……
いや…値段とか全然聞いてないし。
(´◉◞౪◟◉)「…へぇ、高いんだね。でも、宝石はいらんのよね」
「なんだって、高い?ジャパニーズ、あんた、結婚しているのか?」
(´◉◞౪◟◉)「…シテマセンケド、ナニカ??(イラッ」
「おぉぅ、やっぱりそうか、なら、ダイヤモンドがいいぞ」
(´◉◞౪◟◉)「ちょい、まちぃ。“やっぱり”ってどういう意味なん?(怒)しかも、ダイヤモンドって…」
…お話にならんっ!
「なんだ?そんな顔して。ダイヤモンドもインドじゃ日本に比べて、驚くほど安いんだぞ。880ドル」
高ぇよヽ(`Д´)ノ!
しかも、はじめよりずっと高くなっているんですけど。
「おー、ジャパニーズ、ダイヤモンドが嫌いか?」
(´◉◞౪◟◉)「別に嫌いなんて言ってないけどさ、高いじゃん。」
「何?!これが高いって??このダイヤを日本で買ったら30万円以上はするぞ。
ここで買えば880ドルじゃないか」
(´◉◞౪◟◉)「へー、日本で30万…じゃ、ね~、さいなら~」
「おぃ~(汗、まてまてっ!!ジャパニーズ。
それなら、一体どんなものがいくらならいいんだ?」
(´◉◞౪◟◉) 「だからさ、最初から言っているじゃん、私は、宝石はいらないの」
「なんだ、ジャパニーズ、日本の女性はほとんどみんなここで宝石を買って行くのに」
…
ってかさ、私の全財産は3万円なんだよ…(大汗。
どれも買えないんだよ…。
けっ。それにしても、しつこい店員だ。
こちらの話を全く聞かずに、とりあえず、どれがいいか選ばせるのである。
選んだら選んだで、その宝石がいかにすばらしいか同じことをずっと言っているだけだし。
ぷりぷりしながら、奥のスペースに歩いてゆくと
友人Yが女性店員につかまって、大量の猫目石を見せられていた。
そういえば、友人Yはさっきの占いでラッキー宝石はキャッツアイだと言われていたな…なんて
思いながら友人Yに聞いたところ「キャッツアイ…高すぎて、買う気がうせた」って。
そりゃ、そうだ。
インド人からみたら、20代OLがバカンス(?)でインドまで旅行に来る…っつーことは…
イコール…
めっさ金持ち。(この発想が間違ってる…)
って図式が成り立っているのかも知れないけど…
友人Yは置いておいて、私は東京でひとり暮らしをしている
めっさしがないOLですから!w
給料日前とか、もやしと白米を食べて過ごす
極貧ですからっ!!\(^o^)/オワタ
結局、次々に押し寄せる店員の押し売りをすべてスルーして
何も買わず、コーラだけはご馳走になって、退却ww。
さぁ、ついに、宮殿ホテルだ!!!
11に続く♪