らしく行こうぜ! | とりごえの喜怒哀楽の日々

とりごえの喜怒哀楽の日々

鹿児島の天文館で居酒屋、さつま酒飯店和総と和ごん。焼酎専門店和総やを営んでいる鹿児島と焼酎が大好きな店主の奮闘記。現場にて感じる日々の嬉しいこと、楽しいこと、美味しいこと、ご縁に感謝のありがたい毎日と故郷鹿児島への愛情たっぷりに喜怒哀楽の日々の記録






以前、前職店長時代に【とりごえの喜怒哀楽の日々】というタイトルで、gooブログ書いておりました。

何がどうした…最近の俺。
歳と共に熱量も落ち、やることが多いから考えることが多いからと、らしくない数年を過ごしていることにハッと我にかえりました。

このblog、11年前に書いてた拙い文章ですが、一生懸命さは伝わるなんだか情熱溢れるあの頃の自分を思い出させてくれるそんなblogを久々に読んでみて、んにゃ!こいはいかん!!
と、新たに心入れ換えて気張ってみようと気づかされた懐かしい記事でした。


以下、
過去blog貼り付けてみました。











溝辺町竹子に定住し、無農薬農業にチャレンジしている同級生に再会してから、飲食業に携わりながら

食への関心があまりに中途半端だった自分に反省し、ならば、彼が作る合鴨無農薬米作りの手伝いをして

食べ物へのありがたみを今一度勉強しようと思い立って始まった農業体験。



日本人の主食でもある米がいかに作られているか体験しようと時間が取れる限りですが、間世田農園まで

お邪魔しに行っております。





(竹子の空には、いつも燦さんと太陽が照っております。)








(間世田家の番犬「みかん」。いつ行っても吠えられますトホホホ。)










今回は、米作りの最初の大事な工程、種もみの温湯消毒と播種。








(赤米、緑米、もち米、ひのひかりの4種の種もみです。)








(60度に沸かした釜の湯に10分、まんべんなく火を入れて消毒。)









(無農薬米だから、こつこつと地味な作業が続きます。)




3日間、水をこまめに替えながら漬けた後、脱水し、苗箱に綺麗に作られた柔らかい土と共に種まきをしていきます。








今回は、宮崎から元バイト生のミズホも参加してくれて、嬉しかったなぁ~。
聞けば、鹿大時代にここ竹子に研修に来ていたらしく、間世田家のことも知っていて、驚きかたでした。





(これが、またヒマのいる作業でして、3時間ほどかかってやっとこさでした。)









(お昼は、間世田家特製玉葱たっぷりカレーをご馳走になり、パワーアップ!美味かった~!)









(苗箱を軽トラにせっせと積み込み・・・。)






(畑に移動し、根切りネットの上に丁寧に大事に大事に苗箱を設置していきます。)



その後、ラブシートをかぶせて、水をかけて35日間、元気が苗が育つのを待ちます。




私は残念ながら、仕事に戻らないといけない為、途中で帰ったのですが、その日はぐったりなるほど

ダレてしまいました・・・。地道な作業と、様々な知恵や工夫をこらして進められる農作業。

いつも室内で仕事しているもやし男には、とても重労働ですが、美味しい米が作られるのにこんなに

手間ひまかかっているんだと目の当たりにして、尚一層、食材というもののありがたさを感じております。



飽食の日本に住み、金さえ出せば、いくらでも食材が手に入る環境ですが、その食材や農作物がどのような

苦労があって上で、我々がその恩恵に預かって生かしていただいているのかを再度感じる事が出来る時間。



安けりゃ何でもいいなんて、とんでもない話で、本当に体に良くて、未来の子供達に残すべき、人間として

基本中の基本とも言える『豊かな食』というものを少しでも伝えて行けたら良いのになと思っちょります。




本業をおろそかにする事無く、出来る範囲で、熱い想いで農業をやっている彼の手伝いをやり切って行こう。


稲刈りをして、美味い米が食える日を想うだけで力が湧いてきます。





しかし、いつもと違う作業。炎天下の中で作業される彼らの姿を見て、本当に凄いと思っております

邪魔にならないよう、稲刈り・収穫までやり切りますよ!








帰りしな、庭の樹になる梅の実があまりに美しかったので、写真をパチリ。)





いつ来ても思います、ここ竹子は本当に素晴らしい土地で来るたびに心が癒されます。

また行きますね。いつもありがとうです!






原点回帰とまではいきませんが、あの頃の情熱を
50過ぎた今の自分らしく、出きることコツコツと今一度やり直してみたい。


【とりごえの喜怒哀楽の日々】

再スタートです😊