目玉は瑞三鉱業整煤廠 | たまのブログ

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職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


もったいないくらい爽やかな好天が続く星期四。

日が沈むと、風が肌寒く思えるくらいでしたが、そんな今夜の夕飯。

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相変わらず安定のおいしさのビブグルマン店ですが、トータル200NT$。
決して高くもないのに、ちょっと贅沢した気分になる器のちっちゃなオヤジです。

さて、先週土曜日に訪問した猴硐の続き。
猫村でランチして、基隆河を渡り、猴硐神社跡の参拝を済ませた後、猴硐礦坑休閒園區へやってくると、目に止まるのは炭鉱のトロッコ用トンネル。

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ですが、その前にある猴硐三星牛舌蔥餅に惹かれます。

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基本的に好きな葱餅ながら、普段食べる機会はないので、こういうときに食べておきたいと葱餅1個注文。
早速、冷蔵庫から取り出し、揚げ始めてくれましたが、一つだけでなくいくつも。

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変だなと思ったら、周辺に先客が潜んでいて、先客の後にありつくことになりました。

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熱々の揚げたて葱餅ですから、想像通りのおいしさをほおばりながら、炭鉱跡をトロッコ電車で巡る侯硐坑鉱業鉄道も見物。

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ちょうど出発しましたが、トンネル前で一時停止。

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車が優先の踏切のようで、車が通過した後、トロッコが進んでいきました。

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以前来た時も乗らなかったトロッコ150NT$ですが、トンネルの向こうで各種体験ができるみたいなので、次回はこれに乗ってみようと思います。
その次回はいつかわかりませんが、この時みたいに電車一本でブラリと来れる手軽さなので、そのうちまた訪れることでしょう。

トロッコに乗ることなく、元々このトロッコが通っていた運炭橋を渡ります。

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橋を渡り終える手前で、旧石炭工場の廃墟を見ながら、熱くて食べきれなかった葱餅を完食。
現地の団体さんから写真を頼まれ、日台友好の異文化交流も果たしたところで、地上3階に位置する橋を降り、橋を見物。

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アーチブリッジは60年ほど前に再建されたものですが、橋脚は炭鉱の石炭を工場へ運んだ当時のまま。

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日本統治時代の見事な歴史的建造物の一つです。

ここから基隆河へ降りてみました。

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炭鉱工場で真っ黒だったとされる基隆河ですが、今では魚の姿も多く見えるこんなにきれいな川。
歴史的背景も良し悪しいろいろです。

再び上に登り、観光案内所の猴硐煤鉱博物園区旅遊資訊中心へ。

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案内書のオバサマが片言日本語とスマホ使って説明熱心。
九份へ行くには瑞芳から何番バスに乗って・・・
世界で二番目に大きな金塊があるから・・・
一番大きな250kgの金塊は静岡土肥に・・・
何を言っているのか半分も理解できませんが、他に誰も来ないので、異文化交流に努めました!?

同じ建物のお隣は昔を再現したジオラマも。

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この石炭工場の廃墟を保存し、見学できる博物館となった運炭橋に隣接する瑞三鉱業整煤廠へ。

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無料とは思えない立派な施設内に、昔の3階建てに配置されたままの状態で、朽ち果てた機械設備が展示されています。

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メーカーの元技術屋ですから、心ワクワクしながら興味津々。
エアコンも完備され、何とも居心地の良い空間でした。

帰りの電車も気にしながら、瑞三鉱業整煤廠を出て、すぐそばの駅へと向かう途中、デザート店や土産物の軽いブービートラップ。

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猴硐のパンフにも載る猫型パイナップルケーキなんてのも。

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ブービートラップにはまるオヤジを見下ろす猫の姿も。

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こうして1630過ぎに駅舎へ戻ると、すぐにやってきた鈍行列車で台北へ向かいます。

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この時間帯は平渓線等、この先から台北方面へ戻る乗客も多く、座るのは難しく、1時間ほど立つ覚悟は必要。
その余力は残しての猴硐散策でしたので、そんなに苦しくもありませんが、目の前に座る東南アジア系と思しきオバチャンが組む足先が…当たってるだろ!

混雑する列車なのに、いい年こいてマナーも何もない自分ファーストのクソババァにむかつく小心者のオヤジでした。