台中とんぼ返りの出来事 | たまのブログ

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職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


日本からの出張者と夕飯を共にしてきた星期一。

小籠包が食べたいというリクエストがあった中、どれだけ待つ必要があるのか読めない鼎泰豊は眼中になく、鼎泰豊同様、日本でも展開している京鼎楼へ行ったところが月曜は休み。
だったらオヤジ馴染みの安~いお店は・・・
ゲストにもお店にも無理があるので、近くで無難な金品茶樓へ。

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小籠包や燙青菜も値段なりに品が良く、オヤジ的には普段の食事に使える感じがしませんが、一般的に見れば手ごろな価格でおいしい。
そして飲むこともなく、あくまでも食事。
食べ終えたらお開きというのも、コロナで大きく変わった流れの夜でした。

さて、先日発生した花蓮沖の大地震。
被害の大きかった東海外沿いが復旧するまでには費用も時間もかかりそうな状況ですが、発生後のいろんな動きが非常に早かったことが、能登半島地震における我が国の対応と比較されている記事も目にします。
いくつもの要因があるように思いますが、一番大きな違いは軍と行政の連携ではないかと。

台湾有事も想定し、常に出動態勢が整い、今回もすぐに活動を開始し、行政等もこれに連動して対応できるのが台湾。
一方、見直されているとはいえ、基本的には要請があるまで動けない自衛隊という現実の日本。
徴兵制の良し悪しはあるとしても、国民自身が持つ軍人や公務に対する意識の違いも、こうした対応にプラス面で作用しているように思います。
台湾にできて何故日本にできない?
という疑問には、国防含め、制度だけではなく、国民自身の意識から見直す必要がありそうです。

その地震発生によって出張中に業務がキャンセルとなったオヤジ。
苗栗駅で停車中に地震遭遇となり、台湾新幹線車内に1時間ほど缶詰後、列車がゆっくり動き出し、隣駅になる台中駅まで1時間要したところで途中下車しました。


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途中下車払戻しや帰りの切符購入に長蛇の列に並んで対処したものの、連休前で元々混雑した上にダイヤの乱れで約3時間待つ必要。
そこで、それまでを何もない高鐵台中駅から街中にある台鉄台中駅へ行こうと決め、連結している台鉄新烏日駅へ移動。
すると駅ビル内に台南の周氏蝦捲が目に止まり、まずは腹ごしらえを済ませてからローカル鉄道に乗って台中駅へ向かい、最終的には無事に帰ったと当日記していたと思います。

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その際割愛した台鉄台中駅に到着してから。

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新烏日駅もそうでしたが、台中駅でも思ったのが、ずいぶん立派になったなぁ・・・という印象。
コロナ前に来た頃はまだ工事中だったので、完成後に来たのはこの日が初めて。

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何を意味しているのか分かりませんが、駅の外にはどでかいトンボのオブジェもありました。
また、以前は養生のベールで包まれていた旧駅舎もいい感じの佇まいとなっていました。

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この旧駅舎内も帰りに覗いてみましたが、新旧織り交ぜた商業スペースとしてうまく活用。

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フォトスポットやグッズ販売等、暑くなければ楽しめそうな施設です。

でも、地震遭遇の頭を切り替え、ミーハー観光者気分のオヤジが台中駅周辺で楽しむとなればここに限る、と向かった先が徒歩一分の宮原眼科

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この日は結構暑かったこともあって、いつも大行列のアイスに並ぶ覚悟。
つまり台鉄台中駅へ来る目的を宮原眼科のアイス一本に絞ってやってきましたが、平日昼間ということで意外と少なめ。

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列に並んで順番が来ると、46種類のアイスから選んでオーダーします。

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サイズはシングル、ダブル、トリプル、アップグレードにワッフルボールや季節のフルーツを選択し、最後に無料のトッピングを選択。

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量は求めないのでシングルのオプションなし100NT$、宮原眼科スペシャルの中からシーソルトキャラメルを選び、トッピングは台湾の中で1番人気を獲得したこともあるパイナップルケーキにしてみました。

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宮原眼科内にアイスを食べる場所がないので、ショップ前の緑川沿いで食べましたが、ここも以前よりきれいに整備された印象です。

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アイスを食べ終えたところで、日出の商品販売するショップへ。

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玄関ホールに描かれた10匹の蟻の姿も今なお健在でした。
そしてハリーポッターの世界のような雰囲気のある店内へ。

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商品パッケージや展示方法が店内の雰囲気を高めてくれます。

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その一角にある本棚もどきの壁。

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カミさんが足を骨折時に訪台中、宮原眼科2Fレストランでお昼を食べ、支払時に財布をタクシーに忘れてきたことを気づいた時ですが、食後に階下へ降りる際、この本棚裏に隠されたエレベータを利用させてもらたことがあるオヤジです。

また、レストランへの1F階段にいる店員さんに、3Fのトイレを利用することができるか尋ねると、どうぞ、ということで、3Fからの眺めも。

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わずかですが過去の歴史展示もあります。

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用足しも済ませたことで、台中訪問目的は終了。
旧市庁舎や文学館辺りまで行きたいところでしたが、無事に帰るの本業ですし、ダイヤが乱れているので新烏日駅までの時間が読みづらく、早めの行動。
実際、ホームで待たされ、ようやくやってきたこの電車で新烏日へ戻りました。

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高鐵台中駅側へ移動し、14時ちょうどの列車がどれくらい遅れているのか表示板を確認したところ、delay表示なし。
後で知ったのは、いくつもの列車が運休になったようで、本数を間引いて、ダイヤを正常に戻したのかと思います。
あまり時間もないので、コンビニでお茶を買い、また台中のお隣彰化の鹿港にある老舗菓子玉珍齋でおやつを買うと駅ホームへ。

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何もなかった高鐵台中駅の前もこれから開発されていく感じ。
台北駐在中にこの結果を見ることはできないと思いますが、台湾発展の頼もしさを感じつつ、高速鉄道で台北へと戻りました。

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この間、どれだけの被害が出た地震なのか、またそれを日本側でどうとらえているのか、情報弱者にはよくわからない知らぬが仏状態。
単身宅へ戻り、PC立ち上げ、状況を把握し、ようやくあちこちに無事である報告を入れることになりましたが、この辺りは現場で情報を得にくい当事者にはすごく悩ましい。

インシデント対応における窓口整理=連絡網の確立が不可欠、と感じることになった出先で遭遇する地震の側面でした。