228 | たまのブログ

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職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


台湾は公休となる2月28日の星期三。

仕事も休みなので、朝食はお気に入りのこのお店。

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メニューに印をつけてオーダーする方式ですが、迷うことなく日本語メニューを渡されます。
普段はサンドイッチとすることが多いところを今朝は蛋餅セットをキャベツ入りのオプションで90NT$。

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蛋餅もお店の看板メニュー招牌の一つで、店内で内用とし、熱々をおいしくいただきました。

そして昼間は体を癒しに近場へ出かけ、夕方に戻るとこれが届いていました。

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カミさんリクエストの大同の電鍋。
台湾の家庭では当たり前のように用いられる家電なので、近所の電気屋に限らず、カルフールでも扱っていますが、どこを探してもこの色がなく。
何色でもいいのでは?と思うオヤジと異なり、この色じゃなきゃダメと色にこだわるカミさん。
このティファニーブルーの電鍋は通販でしか見当たらなかったので、通販で買おうとなったのですが、電話番号は持てたカミさんでも居留証番号がないため通販登録は断念。
すべてを託されましたが、こういう登録が意外とややこしい台湾。
給与振込口座の開設時に台湾用クレジットカードも申請することになったんですが、入手できるのはまだ2~3か月後。
それでも電鍋もすぐ使う必要はないので、為替手数料が取られる日本のクレジットカードではなく、台湾クレジットカードの入手を待ってもいいのでは?
そんな話を職場でしたところ、ローカルスタッフから私が通販で購入してあげましょうか?との提案。
言われてみればこれが一番簡単。
代金はスタッフに現金払いとし、昨日通販を申し込んでもらい、今日届いた次第。
また、在宅していても、受け取りは1階にいるマンションの管理人というルール。
管理人がいるマンションでは、宅配便に限らず、ウーバーイーツにしても1階で受け取ったものを、居住者が1階へ取りに行くというのがコロナ以降定常化していると聞きます。
一長一短ありますが、いつ届くかを気にする必要がないのは、単身赴任にとってはありがたい仕組みに思えます。

そんな台湾暮らしですが、今日2月28日は台湾の暗黒時代勃発となった228事件のメモリアルデー。
なので、台南ランタンフェスの続きは明日にして、日曜日に訪問した二二八国家記念館について。

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十年ほど前、台湾に初めてプライベートで来たときに台北駅北側のニニ八和平公園にある台北二二八紀念館を訪れましたが、植物園近くにあるこのニニ八国家記念館は初めて。
旧台湾教育会館を改築したとても立派な建物でした。

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常設展の内容は、事件勃発から時間の経過とともに何が起きたのか、どういう方が犠牲になったのか、いろんな資料が展示されています。

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門田隆将さんの『汝、ふたつの故国に殉ず』で知った湯德章(日本名酒井德章)さんのことも展示されていました。

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片倉佳史さんの講演もよく聴くカミさんは、オヤジ以上に知見豊富。
ここの展示にも一つ一つ興味津々と目を通すため、時間も要しましたが、どうにか常設展の見学を終了。

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中央のホールに戻ると次は土曜日から約5か月特別展示される「二二八與校園:事件中的淡江中學」を見学。

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常設展もそうなんですが、日本語表示ではないので詳しいところがわからないのが惜しまれますが、228事件で最も被害を受けた学校の一つ、淡江中学には李登輝さんも通っていたようです。

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このほか、台湾南部各地の被害についても紹介され、こちらにも湯德章さんが展示されていました。

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いずれにしても、漢字でニュアンスをつかめるとしても言葉が苦しい・・・
ちゃんと気持ちを入れて見るのであれば、予めオンライン企画展を見ておけばよかったと今頃気づきました。

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こういうところは時間を気にせず見て回らないともったいない。
来る前から、腹減った・・・とこぼしていたオヤジなので、また機会を作り、予め公式サイトのオンライン展示等、に日本語の情報をインプットしてから見学してみたい。
そんな思いを持たせてくれるニニ八国家記念館でした。