欲しいものを問われても | たまのブログ

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職場や家庭で口走っている所感雑感を遺書代わり!?始めたつもりでしたが、いつのまにやら単なる日記に変貌することになりました
知識乏しく内容に誤りも散見されるかもしれませんが、我が思いに過ぎないということでお許しください


GW明けで気分重めの1週間を終えようとしている金曜日。

でも、我関せずとばかりに、全然気分が重くなることもなく、ウキウキ状態が続いている毎日です。
ハイテンションで寝付きも悪く、睡眠時間も益々減る一方でしたが、今朝に限っては数分ばかり寝坊。
目覚めた時にはオンタイマーのTVがついており、5時32分の表示に、久しぶりによく寝た~と自己満足の朝でした。

しかし、このハイテンション。
よくよく考えると、やや妄想の世界を先走りすぎ。
我が身の今後の展開を考える中、身勝手な暴走に陥っていることを少し自覚しました。

自分の世界に浸っていると、客観的に見る目を失いがちで、あらゆる面において自分の都合よく考えていましたが、フラットな面持ちで先々のことまで冷静に考えると、こんな無謀な妄想じゃダメ。
もっと現実的なありたい姿を描き、そのゴールイメージに到達するにはどういうプロセスを経ることが必要か?
ようやく自分らしい穏やかな視点で考えるに至り、妄想の世界から抜け出すことができそうな感じ。
ややもすれば、そうした感情が、今朝の寝坊に影響したのかもしれません。
だとすると、出まくっていたアドレナリンも落ち着くはず。
元々免疫力の乏しい体質ですから、しばらくは体調を崩さないよう注意が欠かせないと警戒して過ごした方がよさそうです。

その興奮状態に陥っていた一因と思えるのが目の前に迫りつつある定年退職。
職務はそのまま継続するものの、正社員ではなくなり、嘱託の位置づけに変わるので、職場としてもこれを節目とし、ごくろうさまでした、みたいな動きがあります。
その一つが記念品の贈呈で、何か贈りたいらしいけど、何を贈れば喜んでくれるのかさっぱりわからないらしい。

こうなると、好まれないものを贈るより、直談判で何が欲しいのか、聞くのが手っ取り早いと数回に渡ってアプローチがありました。
でも、欲しいモノがない・・・

これが定年退職で仕事も辞めて、そのまま九州へ転居するなら記念グッズに何かあってもいいと思うのですが、まだまだここで単身赴任を継続することから、これ以上モノを増やすのも勘弁して欲しい。
それに、中途半端なモノをもらったところで、無用の長物になりかねない。
だから、お金かけずに気持ちを込めてくれるのが一番いい、と難しい注文を入れていますが、そんな無茶な・・・と周囲も困っている状況。
なので、何か手頃な欲しいものを考えなければなりませんが、これまた難しいなぁ、と難儀しています。

けど、本当に欲しいモノって、この自由な暮らしの単身赴任の状況だと、すぐに買っちゃうから、ホント、難しいなぁ・・・
食べたいものだったら、いろいろあるんだけど・・・

その食べたい気持ちの実現もGW実家帰省時の重要事項。
福岡からバス移動ではなく、たとえ一人でもレンタカーを借りるのも、食べたいものを食べるには車が必要なため。
先日の帰省時も、まず実家へ帰り着く前に、ルート上にあるこの店に訪問しました。

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ハンバーグも評判ですが、やっぱりここに来たらレモンステーキに限る。
ロースとヒレとあるけど、A5牛の脂の美味しさがたまらないのでロースとし、セットメニューでオーダー。

まずはセットなのでスープ。

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ちょっとフワッとした感じのポタージュがこの店らしさ。

そして、セットのサラダとライス。

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ライスはパンとの選択式ですが、レモンステーキはライスに限ります。
そこに、主役となるロースのレモンステーキが登場。

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途中でお肉をひっくり返し、いい感じに焼きあがってからいただきましたが、一口目から、心の底から、うわ~うまいっ!!っとなっちゃいます。

このレモンステーキの場合、カトラリーセットにわざわざスプーンが追加されます。

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このスプーンはこうするため。

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ライスにお肉を乗っけて、そこにレモンステーキのソースをかけるためにスプーンが添えられるということ。
なので、こんな下品な・・・ではなく、この食べ方も常套手段であり、これがまたうまい。

産地だからと言って、特別安い料理ではありませんが、特別高くもなく、このうまいレモンステーキが食べられるお店。
前回来た時、後継者がいないのでいつまで続けられるかとオーナーシェフがおっしゃっていたのが心配でしたが、今回は若いスタッフが数名頑張っている様子。
あ~良かった、定年後に帰ってきても、また食べられそうだな・・・
と少し安心した気持ちで、支払い時に後継者の方ですか?と尋ねたところ、
バイトです、と即答。
えっ、他の方は?
みんなバイトです、とあっさり。

これが田舎の厳しい現実。
こんなに美味しく、この日もすぐに満席という人気店ながら、後継者がいない。
こうなると、もうしばらくはシェフに頑張ってもらって、その間に誰か後継者が来てくれることを待つしかない。

遠く離れたこの地から、そうなることを祈り続けたいと思います。