このブログは、サピックスvsグノーブルという二つの最難関中学受験をターゲットにした塾の比較を色々な切り口でやってみる記事の二回目です。前回の記事を見ていない方は、ぜひ読んでからこっちの記事を読んでください!

 

第一回→~中受サピ経験者がグノっ子カテキョで見つけた違い~

 

第二回は小学校5年生の通学形態についてです。

 

まず自己紹介と情報のソースについて

 

〇自己紹介

サピックス→御三家→理系大学生。グノーブル4年6年とサピ5年の計3人のカテキョをしています。

〇情報のソース

カテキョ先のお子さんと保護者様、サピックス/グノーブルで勤務中の非常勤講師それぞれ数名

 

できるだけ確かな情報をもとに作成していますが、2024→2025の変更点や、誤情報あるかもしれません。ご入塾前にできるだけ校舎にお問い合わせすることを推奨いたします。

 

~~こっから本題~~

●グノーブル

通塾曜日:月水金の内、校舎ごとに2日指定

授業時間:80分*3=4時間

開始時間:17:00(16:00から教室OK)

終了時間:21:00

備考:居残りや質問などは校舎ごとに様々

●サピックス

通学曜日:月水金の週3日

授業時間:90分*2=3時間

開始時間:17:00(16:30から授業前テスト)

終了時間:20:00

備考:ほぼ全校舎共通

 

各項目について比較していきましょう。

 

〇通学曜日

サピックスの週3日と比べてグノーブルは週2日。

グノーブルは理系の日(算数N算数T理科)と文系の日(国国社)に分かれている。

一方サピックスは算数の日(算数A,算数B)、国語の日(国A国B)、理社の日(理社)と別れている。

 

・共通点

おおまかに6コースごとに授業曜日と先生が割り当てられていて、特に算数新規単元、国語読解は同じ先生が担当しがち。

一方非常勤講師が持っているコマがある場合は、サピックスは2コース単位、グノーブルは3コース単位で先生が入れ替わる。

1コース15人弱なことが多いので、サピックスだと校舎人数÷90、グノーブルだと校舎人数÷80をすると大体が見えてくる。

塾側の都合としては、6年生を火木土日(+月曜特訓等)に入れて、残りの曜日で指定している模様。

 

・相違点

サピックスはすべての曜日を同じクラスで受講するのと比較して、

グノーブルはブロック内で理系のコースと、文系のコースがわりあてられる。具体的には、文系がα、理系がα4(/12コース)みたいな配当があったので、より教科ごとの自分の理解度や処理能力に沿った授業が受けられる。

特に算数はテスト毎に分野が大きく変わり、得手不得手の影響を色濃く受けるが、国語はテスト毎に分野という概念が希薄なので、その時のスコアに合う教室にいる方が成長が期待できる。

以上からこの点ではグノーブルに軍配が上がる。

 

〇授業時間

・相違点

グノーブルでは80*3、サピックスでは90*2であり、サピックスのほうが単純に1週間の授業時間が算国はそれぞれ20分、理科社会はそれぞれ10分長くなる。毎週授業中に各科目2~3問程度は多く扱えるという点でサピックスに軍配が上がるが、一部の科目ではこの恩恵を受けれるのが一部のお子様だけになる点も要注意だと思う。特に算数で授業の最後の問題まで「わかった」の状態で帰宅してテストで点数を取れるようなら、授業時間が長い方が合格に直結するが、実際はそうもいかず、途中の問題から「わからない」→家庭学習と質問教室任せになってしまう。テキストの後半の問題は、上位陣がさらに上を目指すための物であり、具体的にはα入り(グノーブルだと偏差53とか・・・?)できてない子には、授業中の解説だけでステップアップできるほど前後の問題との距離感が丁寧にできてない。しっかり伴走する覚悟とトレードオフになっているかもしれない。

(多分グノーブルは国語の20分を単純な文法知識問題を家庭学習に回すことで捻出している)

 

〇授業前の過ごし方

・相違点

サピックスでは授業前に算数の小テストが行われている。1か月前ぐらいの単元+基礎トレから出題っぽいが、これをしっかり解く習慣があると、カリキュラムに乗って、知識が抜け落ちないように進んでいける。

グノーブルでは、授業前テストはなく、その代わりに各科目冒頭にテストがあるのでそれの最後の詰め込みをする時間となっている。理系の日は計算マスター(家庭学習として毎週配られる計算30問アタックみたいな物)を取り組んで居残り回避するもよし。って感じらしい。

 

この点はサピックスが素晴らしいと思う。算数の知識の抜け落ちを防ぎ維持するためのカリキュラムが忘却曲線よりも短周期で存在するのはアルファベットコースの子にも心強い。

しかしながら、上位陣にとっては全くもって無用な物であるのは確かで、グノーブル算数テキスト解説を参照していただくとわかる通り、テキスト後半の問題は、その日学習する分野に+読解力や+他の分野の知識。といった構成である。

つまり、テキストをしっかり後半までこなせる成績の子にとっては、その部分が知識の抜け落ちを防止する役割を持っている。

例えば、方陣算の回なのに、方陣算+和差算とか、方陣算+つるかめ算とか、方陣算+数列とか。

 

〇グノーブルの非常勤講師にこの点を聞いてみました!

「基礎力テスト(≒サピックスの基礎トレ)で家でやってもらうで充分だし、基礎力定着テスト(≒サピックスの授業前テスト)として算数の時間にテストしているから、逆に時間を決めてテストされていて、気合が入るんじゃない?」だそうです。

 

じゃあ授業前は知識の詰め込み時間にした方がいいお子様もいるかも?

 

あと、基礎力定着テストとか初耳だったので、もしかしたら今年からの教材かもしれません。

去年からカテキョしている、今受験生の子を教えているときに、一度も目にしていないので・・・

もしくはこれも校舎間で差があるんですかね??

復習テストと復習テストb(難しいバージョン)はbタイプをやってない校舎もあるそうですし、あり得そう。

この点についてご存じの方いたらコメントください!