入学難易度が低いにもかかわらず、卒業時のポジションが良い中学受験の脇道がいくつかある事はよく知られている。

そのうちの一つにIB(国際バカロレア)のDP取得コースに入学する。という手段がある。

なんちゃってIB(と私は呼んでいる)コースと、DP取得を卒業要件とするコースの2種類があり、今回は後者について解説する。

 

IB教育とは探求を通じて知識と洞察力を習得していく体系化された学習であり

 

事実として、入学難易度と比べて、卒業時のポジションが破格に良いことが挙げられる。が、デメリットもたくさん存在する。

 

今回は、脇道を検討する際の参考になるように、デメリットを取り上げて解説していく。もちろん良いところがたくさんある事は、軽く調べれば分かる事なので割愛する。

 

①学費の高さ

IBを採用しているコースは他のコースと比べて、学費がべらぼうに高い。授業料だけでも年150万~200万程度とされている。男女御三家の授業料は100万程度なので、理解に苦しむレベルである。

 

②DPコースの学習難易度

基本的に国語の時間以外は英語で授業されるため、英語での数学の学習が進む。例えば、早稲田理工の英語の入試問題は毎年1題数学を英語で理解できるかどうかを問う問題が配置されることが多いが、毎授業それである。親としてもサポートし辛いこと間違いなしである。

 

③サポート要員が必要なのに不足している

色々正規教育と違う点があるので、普通の大学生がカテキョをすることはほぼ不可能に等しい。そもそも、英語で高校数学を教えられる大学生はほとんど居ない。例えば、某家庭教師友の会に、時間6000円強で家庭教師を依頼したとしても、そもそもエントリーしてくる大学生が居ないので話にならない。

 

④ドロップアウト率の高さ

サポート無しで完遂できる子も居るが、実際は4割近くが、夢半ばで去って行くそうである。早稲田佐賀の早稲田への推薦要件もびっくりの比率である。サポートが必要でも、サポートできる人材がいない。

 

⑤進路が限定される。

正規教育と過程が違うので、国公立一般受験を目指すことは絶望的である。基本的には推薦系の入試で、私立文系の上位校へ進学するか、海外大進学が最高になってしまう。

教育内容的に理系に進むのも大変な苦労が伴う。

 

まとめ

海外志向であれば、広尾学園SG、渋渋、渋幕などの国際色が強い所に手が届くなら、そこを志望するのが良いかと。

上昇志向であれば、早稲田佐賀や日大系列を志望するのが良いかと。
教育に対する高い志があるのであれば、IB、良いと思います。

 

 

このブログは、小学生にカテキョをしている大学生が、思考力を大事に運営しています。IBーDPのような学習の世界感、大好きです。
普段は中学受験グノーブルとサピックスの算数の教材を中心に考え方の解説をしています。