関東学生リーグ戦 5月25日 横浜国際プール
関東学生リーグ戦(リーグ戦)第3節、早大は、インカレ26連勝と驚異の強さを誇る日体大と対戦した。日体大の攻撃陣による猛攻を抑えるも2−5と第1Pを終える。しかし、第2Pの9失点が痛手となり、果敢にゴールを狙うも8ー23でコールド負けを喫した。
パスを送る古谷
激しいセンターボール争いを中村大智主将(スポ4=埼玉・秀明英光)が制し、第1Pが幕を開ける。開始直後、早大の攻撃からカウンターを奪われ、日体大の追撃で2点先制される。開始4分中村がゴール前で相手の反則を誘い、鋭いペナルティーシュートで早大初得点を得る。しかし、流れを掴むことができず、2連続失点。残り1分で再び得たペナルティーシュートのチャンスを、古谷典也(スポ3=東京・明大中野)が着実にものにし、2ー5とリード許しながら第2Pへ。ピリオド序盤、GK渡辺浩基(スポ3=東京・明大中野)が日体大のペナルティーシュートを体を張った守備で防ぎ奮闘する。しかし、日体大は、勢いそのままに、5連続得点。気づけば2ー10と大幅にリードを許し苦しい試合展開が続く。しかし、古谷による力強いミドルシュートが炸裂し、早大のペースに持っていく。続けて加納恒心(スポ2=東京・明大中野)が右サイドから鋭い角度からゴールを差し込み、反撃を試みた。6分半、またもや古谷が得点し、5ー14で前半を終えた。
ゴールを守る渡辺
点差を縮めたい第3P。開始1分中村が退水(※)を誘い、そのままゴールに放り込む。続けて古谷がミドルシュートを決め、この試合4得点目をあげる。しかし、日体大は、引くことなく攻め続け、4連続得点。残り1分加納(恒)がペナルティーシュートを成功させ、粘りを見せるも、8ー19で第3Pを終える。そしてむかえた最終P。立て直すことができず、ダメ押しの3連続得点を許し、8ー23のコールド負けで試合を終えた。
ゴールを狙う中村
※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。
(記事・写真 指出華歩)
結果
早稲田8―23日体大
第1P2-5
第2P3ー9
第3P3ー5
第4P0ー4
得点者
古谷4、中村2、加納2
コメント
古谷典也(スポ3=東京・明大中野)
――試合全体を振り返っていかがですか
第1Pと第3Pは、結構点差が少なく、自分達のやりたい感じでできたので良かったのですが、第2Pと第4Pは、失点が多く、特に第2Pの9失点はかなりきつかったと思います。
――4得点の活躍がありました。ご自身のプレーを振り返っていかがですか
ペナルティーは、周りの人が取ってくれたものですし、フリースローで決めたやつも周りの動きがあって、つられた形で決められたので周りのおかげかなと思います。
――明日の日大戦への意気込みをお願いします
明日の日大戦は、勝つと負けるとで、順位が相当変わってくると思うので、確実に上位リーグ進出ということを目指して、まずは目の前の日大をしっかり倒していきたいと思います。
渡辺浩基(スポ3=東京・明大中野)
――試合全体を振り返ってチームの状況としてはいかがでしたか
自分達よりも強い相手だったのですが、試合前に決めた早稲田の水球を貫くということはできたので良い試合だったと思います。
――攻撃力の高いチームだと思うのですが守備の面で意識したことは
守備の面では、早稲田のオフェンスは、守ってから、少人数でのカウンター攻撃であったり、早いタイミングでの攻撃で仕留めるのが狙いなので次のオフェンスにつながるようなディフェンスを心がけました。
――リーグ戦への意気込みをお願いします
今年怪我から復帰して、やっと試合に出られるようになったので、リーグ戦でもっと活躍して、早慶戦に出られるように頑張りたいです。