【連載】準硬式野球部新歓企画2024 第3回 服部由偉×北原佑太郎 | 早スポオフィシャルブログ

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 第3回に登場するのは、服部由偉選手 (スポ2=北海道・函館ラ・サール)、北原佑太郎選手(スポ2=神奈川・桐蔭学園)です。服部選手は硬式野球部、北原選手は軟式野球部に高校時代は所属していて、大学から準硬式野球部に入部しました。準硬式野球の面白いと思うところは?準硬式野球と硬式・軟式野球の違いとは?それぞれ違った背景を持つお二人が、入部を迷っている新入生に向けて、準硬式野球の魅力を語ってくださいました!

 

 

――準硬式野球部を知ったきっかけを教えてください

 

北原 高校の顧問の先生に教えてもらったのが最初です。

 

服部 自分の高校の先輩や同期で準硬式野球部に進む人がたくさんいたことから、準硬式野球というスポーツがあることは知っていたので、そこから早稲田の準硬式野球部のインスタグラムなどを探して見ていました。

 

――他の野球サークルなどを選ばず、あえて部を選択した理由はありますか

 

北原 軟式野球と準硬式野球で迷っていたのですが、活動日や部の方針を比べてみて、準硬式野球部が合っていると思ったので、選びました。

 

――軟式出身、硬式出身ということで何か影響はありましたか

 

北原 ボールの重さが結構違うかなと個人的には思っていて、それで始めた頃は重かったりで肩を痛めたりしたことはありました。

 

服部 僕は高校まで硬式をやっていたのですが、準硬式野球のボールは軟式に比べたら硬式の方が感触が近いのかなと思います。ボールの跳ね方や打った感触などはほぼ硬式なので、部に入った当初はあまり違いを感じなかったです。ですが重さは硬式に比べて軽かったので、最初に投げ過ぎて肘をケガしてしまうことはありました。

――1年を経験して、準硬式野球部の特徴や特色はどのようなところですか

 

北原 とにかく誰もが活躍できる場があるということです。プレーだけではなくてリーグ戦の運営など、色々なところで活躍できるというのが魅力だと思います。

 

服部 準硬式野球部は学業優先という決まりがあるので学業と両立できるのは良いところだと思います。

 

――準硬式野球という競技の魅力はありますか

 

北原 軟式だと割とピッチャー有利だったりとか、打球が飛ばなかったりとかでホームランがあまりなくて、試合の空気が大きく変わることはなかなか無いのですが、準硬式はホームランなどで試合の展開が大きく変わることがあって面白いです。

 

服部 硬式と比べるとホームランが出やすくて、ピッチャー有利というよりは、点を取り合っています。ロースコアになることが少なく、打ち合いの末に勝敗が決まることも多いので、それが準硬式の面白いところかなと思います。

 

――準硬式野球に入部して良かったところ、成長したところはありますか

 

北原 毎日自分のプレーを考えることが多くなりました。今までは誰かにメニューを組んでもらって練習に取り組むことが多かったのですが、今は本当に自分で技術を上げないといけない環境にあるので、どうやって技術をあげるかというのを自分で考えてやるようになりました。

 

服部 「人格の陶冶」というのをテーマにしていることもあって、準硬式野球部に入ってからは野球以外の面でも身の回りの整理整頓や、道具を大切すること、挨拶をしっかりすることなど、そういう部分も成長したと思います。

 

――学業との両立についてはいかがですか

 

服部 部活をやっていない人に比べると、練習の前後で授業に行く必要があるので時間を上手に使う必要はありますが、両立はしやすい環境だと思います。

 

――最後に新入生へのメッセージをお願いします!

 

北原 とにかく野球を楽しみたい、技術を上げたいという人に来てほしいです!

 

服部 準硬式野球部には野球に対して意識が高い人がたくさんいるので、向上心を持った一年生が入って来てくれたらいいなと思います!

 

――ありがとうございました!

 

(取材、編集 濵嶋彩加、林田怜空)