横浜-第四紀更新世
横浜へビーチコーミングに行ってきました。
約12万5000年前にビーチだった所で、現在は川岸です。
約12万5000年前に、日本各地の平野部に海が進入した下末吉海進のときに溜まった層なんだそうだ。
いや、しかし参った。
このくらいの年代になると、砂岩でももろい泥岩でもなく、まったくもってグッチャグッチャのドロ。
ドロを掘り進めるうちに水が浸みてきて、ニオイもあって、
感覚としてはヘドロが堆積しているドブ掃除のような感じ。
大型シャベルでゴソッと深い穴を掘らないと話にならないようです。
ハンマーやタガネは一切役にたたない。
ブラウンイシカゲや、現世では台湾以南にしか生息していないというタイワンシラトリが見つかればいいなと思ってましたが、残念ながら、タイワンシラトリは欠品しか出てこなかった。
あとは昨日のバーベキュー客が捨ててったんだろ?というような色つきの貝たちが五万と。。
ヤカドツノガイ ゲンロクソデガイ
マメウラシマ・ムシボタル外 ダンベイキサゴ
次から次へと出てくるもんで、つい取りすぎた。
ほかにも色々あるんですが、欠品のため省略。
ちなみに、ツメタガイ。
左が130万年前(多摩川産)、右が12万年前(横浜産)
かわらんのー。
でも、ドブ掃除もまたこれはこれでビーチコーミングのようで楽しかった。
機会があったらもう一度・・。
ここにあるヤツらは、イタヤガイ以外お断りだな・・。
しかし、これだけツメタガイがいて、穴の空いてる二枚貝はほとんどないという。
なんでですかねー。
多摩川の化石たち1
アカガイ。横11cm、縦7.5cm。放射肋が42本ほどなのでアカガイだそうだ(整形前)。
穴が空いてますね~。貝を食べるツメタガイなんかの捕食痕のようです。
ということは?う~~~~~む、わけわからんな。
タガネの痕?それであれば、貝殻が粉々になっているはず。
捕食痕とすれば、このアカガイが死んで貝の中に砂が埋まったあと、捕食者が捕食しようとした、ということだろうか。
捕食者「おっごちそうだ!いただきま~す!うえ、中身は砂じゃねえか!」
ということか?
整形手術後
これだけおおきければさぞ食い応えがあるだろうな~。
ちなみに、このアカニシ連中は、アカガイの近くから出たもの。
アカニシは食肉性でアサリやらを食い荒らすようなので、
アカガイの穴は、このどれかのしわざかも知れない。
アカガイを捕食しようとした後に、何らかの影響で砂に潜り化石になったのかもしれない。
ビノスガイ?
せっかくキレイな合弁だったが、ミシミシ割れてしまった。
貝はむずかし~!!
しかし、160万年前の多摩川は、なんておいしそうだったんだ!!
多摩川-上総層群
最近、古生代のフズリナとかウミユリばかり追っていましたが、
一応東京産フズリナとウミユリを確保して一段落したので、新生代に戻ってきました。
今回も、近場の多摩川へ。
上総層群○○層(約140万~160万年前)
雨上がりで、水かさが増してるかと思ったが、そうでもなかった。
前回まで川の中州を探していたが、今回は岸辺。
水際という意外なところで、貝ザックザクゾーンを発見。
取り放題というか、まさに大量絶滅の現場という感じ。
いくつかを犠牲にすれば完品がとれそう。
こどもらは、現場に水が入ってこないよう土木工事担当。
・・・・水は増えるばかり。
とりあえず、10品ほど取ったところで終了。
ほらこ~んなに生痕化石が。あっちにもこっちにも。
鍬で根こそぎ掘れば良いもんがでてくるでしょう。
鍬か~~~~~さすがに人目が気になるな。。。。。
相模川-中津層群
富士宮で異常な湧き水、とか。
民家の庭先や室内の床下から水があふれているとか。
要因は地下水が増えたためで、今夏の降水量が例年に比べて多かったことが影響しているとみられる。
なんていう話みたいですが、ほんとか??
先日見かけた伊豆東海岸の地盤沈下?といい、素人目には恐ろしく思えます。
地震学の現役東大教授が、地震予知は不可能、と言ってる以上、自己責任で対応するしかないですわなあ。
伊豆は、しばらく様子を見るかなぁ。
ということで、たまには近場へ。
ちょうど鮎釣りが金曜日を最後に禁漁期となったようなので、相模川へ行ってみることにした。
その前に、トンコツラーメンを食す。
すごい数の車が思い思いに過ごしてます。
ものの本によれば、丹念に割ればサメの歯が出てくるということなので、期待。
もう少し堅い砂岩をイメージしていたが、多摩川のそれと変わらない柔らかい石だった。
中津層群・新生代新第三紀鮮新世後期(290万~190万年前)
石というか砂の固まりというか。
材化石のようなものは結構出てきたが、なかなか・・・。
ちょろちょろ湧いてくるドブ水?はトンコツ臭が・・・(それは別の原因ともいう)。
気分が乗らず、1個見つけたところで終了。
大きさはちょうどハマグリサイズ。
溶けたハマグリ、ということで。
海岸にはシカの骨
以前よく釣りをした伊豆東海岸の堤防付近・・。
また骨が打ち上げられてました。
シカか何かの、歯付きアゴ骨かなと思ったんですが、違うかなあ。
近くに人の上着が流されてたので、まさかとは思いますが・・・あっはっは。
・・・・・ひ~~~ぶるぶるぶる。
今になって怖くなってきた。
台風の爪痕か、未だにどこの海岸もぐちゃぐちゃです。
こ、こ、これはっ!!
シカの角ではないか。波で洗われ先っちょが丸くなってる所が、残念なのか、はたまたアートなのか。
最初の骨と割と近くにあったので、同じヤツということにしておこう。
台風時、山の中で洪水に巻き込まれて流されたシカだろうか。
その後、10数年通い続けている浜へ・・。
この時期、ここにあるタイドプールには、オヤビッチャやシマスズメダイの幼魚が群れていたのだが・・
残念なことに、台風の爪痕は、この美しい砂浜も例外ではなかった。
10数年間変わらずだった風景が一変していた。
大波で削られたのか、タイドプールすら無くなって、一面フラットに。
これでまた一つ伊豆の魅力が消えてしまった。
しかし、なんと足下には、一面貝化石が広がっていた。
波で削られ新しい層が出てきたようだ。
いくなら今がチャンスか。
ま、ここの化石は、あんまり保存状態は良くないですが。
割れてなければ掘り出すところだが・・・。異様に堅いので、掘り出す気にならない。
しかし、ここまで一変してしまうとは。
よく見ると、海岸線がかなり浸食している。
およそ、10mは陸が後退しているようだ。
これは地盤沈下じゃなかろうか。
8月に来たときはこんなにはなっていなかった。
新たな地震が起こる前兆でなければいいんですが。


































