「へんこオヤジの独り言」 福寿のブログ -9ページ目

「へんこオヤジの独り言」 福寿のブログ

岡山駅から歩いて5分



グルメスポットで有名な田町和風ダイニング



岡山瀬戸内味処・田町わさびです。





海の幸、山の幸、瀬戸内で採れた新鮮な食材と備前焼の器でお楽しみください



出張の際は是非お立ち寄り下さい。お待ちしております。

 
ピッピさんとサイコーなドラマチックな時間をすごす事ができた。
感動を噛みしめながらワシらは駐車場を目指していった。
別々の駐車場に車を止めていたので大通りの道を決め手待ち合わせすることにして歩いて行った。
けっこう歩いた。
ワシは飲まないので帰りは運転手だった。
駐車場に着くと一緒に岡山に戻るはずの笹蔵ことSやんがいなくなっていた。
とりあえず車をだしてジュン君と二人で集合場所に駆けつけた。
集合場所に集まるとシンチャンの車にもSやんは乗っていなかった。
連絡を取るとまたライブハウスの前までもどっているとの事
やれやれ。。
姫路の市内繁華街は一方通行が多いうえ岡山のワシも姫路の道には不慣れなためわざわざ
集合場所からジュン君に歩いて迎えにいってもらった。
10分後。
繁華街をとぼとぼ歩きふたり車にもどってきた。
笹ヤンは一杯機嫌のゴキゲンさんで車に乗ってきてうれしそうに「いやぁ~すんません♪」といってきた。
笹ヤンにはものすごい姫路で気を使ってくれて感謝してるワシなのにがっつり言い放った。

「オッサン!何しとんねん、みんなをまたしてからにぃ~ 
ええ加減にせぇよ!笹ヤンいっつも酒飲んだらグズグズになるんだから、もう!こないだの岡山のマックショウの時だってそうじゃないの、ライブ後こっそり奴らとの撮影会の時も急におらんようになって、みんなで探しまくったんんだから。
あの時、あのコージーマックがワシに気ぃつかってくれて、ワシぁ逆にヤツに気ぃ使う羽目になったんけんじゃけんのぅ~、もうちょっとしっっかりせいや!」とツッ込んだ。

散々ワシに気をつかってくれた笹ヤンに対して平気で言う事がではないのであるが、そこはわがままなワシの性分、口の悪さは生まれつき、ガンガン攻め立てたww

すると笹ヤンは申し訳なさそうに
「いやぁ~姫路のモンと、ちょっと~~」小さな声でうつむいた。
「もう、ごちゃごちゃ言わんでもええけん、さっさと車に乗りぃいや!」
車に乗り込んンだ。

みんな揃って2台の車で岡山を目指し姫路を後にした。
 
 車の中で早速、ライブハウスで買ったニューCDアルバム『Dear. Cool Japan』を聴きながら帰る事にした。
車の中でジュン君とやっぱりライブはイイね!生のピッピさんサイコーだね!なんて言いながら盛り上がっていた。

すると見た目から想像できないほどのデリケートな笹ヤンはワシに対してバツが悪いのか
下から目線でものすごく気を遣う様に話しかけてきた。
全然気にしていないし怒ってもないのにスゴイワシに気を使って来てくれる姫路の笹ヤンだった
全然タメ口で話しかけててくれればいいのに。
またそこに笹ヤンの人の良さというかナイスなところだ。

「いやぁ~マスター、ピッピさん、最高でしたなぁ~、ライブでバースディ歌った時のピッピさんあの頃と全然変わりまヘンでしたなぁ、昔そのままでしたやろ」と得意そうに言うのでワシは又よせばいいのにツッ込んだ。

「何言うとんのなら!!あの頃と変わらんのはピッピさんのステージのアクションとルックスだけやんけ!バースディだって昔はあんなに、こぶしまわした歌い方と違うしメロディの終わりをフラットさせとらんかったわ!ボーカルのキーのの高さからメロディラインも微妙に違うし、歌うところのアクセントの位置も違うし、ロックンロールを出すところも変わっとったがな!
ライブの時の原曲の崩し方、アレンジだってクールス時代のライブの崩し方とは違うがな!」

すると笹ヤンがビックリした顔で
「よう~わかっとるなぁ~~!!!」と苦笑いしていた。

笹ヤンに感謝してるくせに逆に憎々しい事をいってしまうのである。
まったく可愛げの無いワシである。

酒には酔ってなかったが、ロックンロールに酔ったワシは笹ヤンにロックンロールにカランだ。
酒の悪酔いよりタチが悪い。
相手のロックンロール度を確かめるためにワシはロックンロール対決をしかけていった。
どれだけのロックンロール度をもっているのか、分っているのかいないのか」、ロックンロールなのか、違うのか?カッコだけなのかそれともハートもロックンロールなのか確かめに。。
これをやるとお互い分かり合えるのである。

 

過去に一度だけロックンロールの怪物、マックショウのコージーマックがギターを持ってないときにワシはロックンロール対決をしかけていった。
やることがアホというかおとなげないのは重々わかっているのだが。。。

お互いの感性がわかるのだ。ロックンロールのどこにキマルのか!感じるのか?
余談だがマックショウのサポートメンバーのミッキーさん事伊東ミキオさん
はワシがロックンロールにキマルところと感じるところ理解してくれた。
同じところにロックンロールを感じる感性が一致した。

ライブ中彼から放つしぐさ、リズム、演奏中から出す雰囲気、鍵盤をたたく指さばきキーボートは鳥肌が立つくらいロックンロールで感動した。
鍵盤だけで飯を食える日本のプロのトップクラスでしかもロックンロールだった。
生まれて初めてバンドのライブでキーボードのソロの演奏に鳥肌がたった。
素人のワシでも彼の凄さは理解できた。
また話が脱線したが。。。

「笹ヤン、お互い岡山と姫路でそだった所は違うけどよ、タメ歳で同じ時代でそだってお互いガキの時からクールス聴いて育ってきてよ、お互い昨日今日からのクールスファンと違うのよ、しかも笹ヤンはクールス一筋でやってきてハーレーまで乗ってきて何十年も応援しとる笹ヤンがよ~全然変わりまヘンでしたなぁ、昔そのままでしたやろのセリフはないんじゃないの!
しかもメンバーと絡みがあるわ、笹ヤンが昔のクールスからずっと見て来て、だれよりもクールスに対して熱い気持ちをもっとる笹ヤンがよ、だれよりもクールスをわかってるのにそんなネムイ事いうなよ、クールスに対して熱い気持ちもってるのはこのワシも同じ事、ワシだれよりも笹ヤンの事、認めてるしわかってるつもりなのにぬるいこと言うたらあかんわ~」

感謝の言葉を言いたいのに毒ずく事しかいえない不器用者なのである。
笹ヤンもそんな事いわれなくてもわかってるのは充分わかっているのにクールスに対する思いはワシにも伝わっているのに。。

お互いクールスに対する思いは充分わかり合えていた。
笹ヤンとのロックンロールの感じるところのリズムはずれていたが
クールスに対して感じるところや良さ、世界観はピッタリ一致していた。


















 

  時計を見ると午前2時になっていた。 打ち上げの飲み会も最高潮に盛り上がっていた。
カラオケを歌うヤツ、踊るヤツ、それを見てるヤツ、飲んで騒いではしゃいでるヤツ、熱く語り合ってるヤツ、どのテーブル席も楽しそうだった。

最後まで残っていたかったのではあるが、岡山に戻らないといけないので岡山チームはみんなより先に失礼する事に。
そしてそれぞれ、主催者の方やライブハウスの支配人、知人の方に挨拶をして帰る事にした。 そして最後にピッピさんにお別れの挨拶にいった。

「ピッピさん、今日はありがとうございました。ワシら岡山なんでお先に失礼します」
「わざわざ岡山からきてくれてありがとうな、車の運転に気をつけて帰るんだぞ」
「ありがとうございます。ワシぁこれからもずっとピッピさんやクールスを応援させてもらいますけん、頑張ってください何たってワシはガキの頃からクルース聴いて育ってますから」
「オマエがオレのクールス現役の頃を知ってる最後の年代だもんなホントありがとうよ、じゃ又な!」
「失礼します」

バラードだった。

 
(左から、素っカタギのE君、ワシ、ピッピさん、笹蔵ことSやん、ヘルキャッツのジュン君)
最後に岡山チームと記念撮影をしてお別れした。
そしてライブハウスを後にした。
外に出てライブハウス前の玄関口の前にみんな集合していた。
一緒ににきたダックーテールのシンチャンがコニーさんに挨拶に行って帰ってくるのを待っていた。

そしてライブハウスの玄関が開いた瞬間!!

出てきたのはなんとピッピさんだった。
なんと、わざわざ見送りに出て来てくれた。
そして又何度も気をつけて帰りんなよとおっしゃってくれた。
感動というか、ワシは涙が出そうになった。

嬉しくなってピッピさんに思いを伝えた。

「ワシもピッピさんのこだわり持ってますから、ワシもヘンコでこないだ白のGジャン上下で黒の皮ジャン上下のロックンロールの大勢の奴らに対抗しましたけん、それはピッピさんのオシャレの影響ですけんね!」
するとピッピさんは嬉しそうな顔をされて
「へぇ~わかってんジャン!!オレも好きだからなそうゆうの♪」
「何たってワシもBlack or Whiteですけん」といってニヤリとした。
ピッピさんも二ヤリとしていた。

最後にも一度固い握手をした。そしてもう一度きをつけて帰りんなよとおっしゃってくれた。
ピッピさんの手とグラサン越しからみえる優しいまなざしから心が伝わった。

ピッピさんは侠だった。
サイコーの夜がおわった。

お別れはバラードのエンデングの16小節だった。



 

 
 

その時本当二人で仲良く語り合っていたがワシは夢のような気がしていた。
しかし、現実にワシの隣にピッピさんがすわっていた。
偶然の様な必然な様な不思議な運命の様なひと時であった。
当人は何も語らないが誰よりもクールスに対して熱いハートをもってられるのを感じた。
30年前ピッピさんから感じたセクシーさ、ヤバさ、ギラギラ感、攻撃的なムードはマイルドになっていたがそのかわり、半端感がなく渋さ、男臭さ、けじめ的な物、筋道的なムード、昭和感はよりヘビーになっていた。
人物的にはロックンロールというよりブルースの人ってカンジだった。
しかもおしゃれでカッコよかった。
だが重さを感じさせる方である。

 

ワシの尊敬するロックンロールの師匠ジェームスさんとは好対照であった。
陽気で悩ましいほどの色気を放ち、不良的で軽くて楽しくてお茶目でファンキー、親不孝感のするカッコ良さとぶっ飛び感をもったジェームスさんのポップでソウルなのとは別物の気がした。
人物的にはロックンロールというよりR&Bの人だ。
これもまたカッコいい。

さすがクールスのメンバーそれぞれ持ち味と個性が違うし魅力的だ。
もうこうなると好みの問題だ。
クールスを感じるルックス的なモンならそりゃピッピさんに軍配が上がろうが。
クールス的ロックンロールを感じるライブなら断然ジェームスさんと思う。
ま、このあたりはワシが断然ジェームスさん派といううかジェームスさんの信奉者なのでブログをよんでるクールスファン及びピッピさんファンの皆様ご勘弁してほしい。
どちらもクールススピリットを持って、クールスファンを大事にするサイコーの二人だ。
そんな二人に直に出会えてワシは幸せモンだ。

直にお話ししてピッピさんという人間が好きになった。(といってもはなから嫌いな人と言うわけではない、念のため。)
ピッピさんのファンやワシに対して優しさ暖かさを敏感に感じたからである。
まるっきり距離を感じさせないし親近感をもってきてくれた。
バンバンハートを出してきてくれた。


だが、図々しい性格のワシでも何故かクールスついての事、歌の世界観が変わった事、40周年の事、他のメンバーの事、本の事、脱退の理由について一切聞かなかった
と、いうか聞けなかった。
そんな事は野暮な事で、今ここで聞くべき事では無いと思ったからだ。
ましてやもう一度だけでも初期のメンバーでクールスを演ってほしいなど言うのはゲスの様なな気がした。
脱退して何十年もたって目の前に座っているピッピさん出会ってすべて察することができた。
誰よりもクールスの佇まいをもって微笑んでるピッピさんに会えて充分だ。
それについて何にも話し会わなかったけれども口に出さなくてもなぜかわかりあえた。
語らずともお互いわかり合えた。

ピッピさんは侠だった。


かなり長い事話しこんだので退席しようと思った。
姫路のライブなのに、地元のクールスファンを差し置いて、よそ者で岡山モンのこのワシを一番にゴリ押しでピッピさんを紹介してくれたイベントのスタッフの一員である笹蔵ことSヤンに対しても悪い気がしたし、ピッピさんとの時間を一人占めしてたら打ち上げに参加している姫路の熱いクールスファンにも申し訳ない気がするので挨拶をして席を立つことにした。
最後にもう一度握手をした。
それから記念にサインをしていただいた。
ここでまたワシの図々しさの本領発揮である。
「ピッピさん、ついでと言っちゃ~何なんですが、サインの横に何かメッセージか一言添えていただきませんか?」
するとピッピさんはすこし考えられ「う~んそうだなぁ?」と考えサラサラっとペンを走らせた。
 
 「やっぱさぁ~オレが大事にしてるのは心なんだよなぁ~心、漢字の心だよ、これだよ!」と言って差し出してくれた。
渋すぎる~~!ここで英語やカタカナを使わないのがピッピさんらしいと思った。
和のテイスト感満載のメッセージであった。
ちなみにロックンロールの師匠ジェームスさんのサイン
 
 
ROCKN,RoLL IS HERE!のメッセージ
( ロックンロールはここにある) 
ファンキーでバタ臭さ満載のメッセージであった。



  
 こうして並べてみるとすごい好対照だ。
 見事過ぎるとしか言いようがない。
和食vs洋食というか醤油vsケチャップというかおかき対ポテトチップスぐらいの違いがサイコーだった。
しかも狙ったかのように偶然にも横書きわさびさんの書き方まで同じだった。
二人ともメッセージに違いがあるがサインにクールスの統一感が感じられた。
そしてクールス的な夜になった。
(続く)