ピッピさんとサイコーなドラマチックな時間をすごす事ができた。
感動を噛みしめながらワシらは駐車場を目指していった。
別々の駐車場に車を止めていたので大通りの道を決め手待ち合わせすることにして歩いて行った。
けっこう歩いた。
ワシは飲まないので帰りは運転手だった。
駐車場に着くと一緒に岡山に戻るはずの笹蔵ことSやんがいなくなっていた。
とりあえず車をだしてジュン君と二人で集合場所に駆けつけた。
集合場所に集まるとシンチャンの車にもSやんは乗っていなかった。
連絡を取るとまたライブハウスの前までもどっているとの事
やれやれ。。
姫路の市内繁華街は一方通行が多いうえ岡山のワシも姫路の道には不慣れなためわざわざ
集合場所からジュン君に歩いて迎えにいってもらった。
10分後。
繁華街をとぼとぼ歩きふたり車にもどってきた。
笹ヤンは一杯機嫌のゴキゲンさんで車に乗ってきてうれしそうに「いやぁ~すんません♪」といってきた。
笹ヤンにはものすごい姫路で気を使ってくれて感謝してるワシなのにがっつり言い放った。
「オッサン!何しとんねん、みんなをまたしてからにぃ~
ええ加減にせぇよ!笹ヤンいっつも酒飲んだらグズグズになるんだから、もう!こないだの岡山のマックショウの時だってそうじゃないの、ライブ後こっそり奴らとの撮影会の時も急におらんようになって、みんなで探しまくったんんだから。
あの時、あのコージーマックがワシに気ぃつかってくれて、ワシぁ逆にヤツに気ぃ使う羽目になったんけんじゃけんのぅ~、もうちょっとしっっかりせいや!」とツッ込んだ。
散々ワシに気をつかってくれた笹ヤンに対して平気で言う事がではないのであるが、そこはわがままなワシの性分、口の悪さは生まれつき、ガンガン攻め立てたww
すると笹ヤンは申し訳なさそうに
「いやぁ~姫路のモンと、ちょっと~~」小さな声でうつむいた。
「もう、ごちゃごちゃ言わんでもええけん、さっさと車に乗りぃいや!」
車に乗り込んンだ。
みんな揃って2台の車で岡山を目指し姫路を後にした。
車の中で早速、ライブハウスで買ったニューCDアルバム『Dear. Cool Japan』を聴きながら帰る事にした。
車の中でジュン君とやっぱりライブはイイね!生のピッピさんサイコーだね!なんて言いながら盛り上がっていた。
すると見た目から想像できないほどのデリケートな笹ヤンはワシに対してバツが悪いのか
下から目線でものすごく気を遣う様に話しかけてきた。
全然気にしていないし怒ってもないのにスゴイワシに気を使って来てくれる姫路の笹ヤンだった
全然タメ口で話しかけててくれればいいのに。
またそこに笹ヤンの人の良さというかナイスなところだ。
「いやぁ~マスター、ピッピさん、最高でしたなぁ~、ライブでバースディ歌った時のピッピさんあの頃と全然変わりまヘンでしたなぁ、昔そのままでしたやろ」と得意そうに言うのでワシは又よせばいいのにツッ込んだ。
「何言うとんのなら!!あの頃と変わらんのはピッピさんのステージのアクションとルックスだけやんけ!バースディだって昔はあんなに、こぶしまわした歌い方と違うしメロディの終わりをフラットさせとらんかったわ!ボーカルのキーのの高さからメロディラインも微妙に違うし、歌うところのアクセントの位置も違うし、ロックンロールを出すところも変わっとったがな!
ライブの時の原曲の崩し方、アレンジだってクールス時代のライブの崩し方とは違うがな!」
すると笹ヤンがビックリした顔で
「よう~わかっとるなぁ~~!!!」と苦笑いしていた。
笹ヤンに感謝してるくせに逆に憎々しい事をいってしまうのである。
まったく可愛げの無いワシである。
酒には酔ってなかったが、ロックンロールに酔ったワシは笹ヤンにロックンロールにカランだ。
酒の悪酔いよりタチが悪い。
相手のロックンロール度を確かめるためにワシはロックンロール対決をしかけていった。
どれだけのロックンロール度をもっているのか、分っているのかいないのか」、ロックンロールなのか、違うのか?カッコだけなのかそれともハートもロックンロールなのか確かめに。。
これをやるとお互い分かり合えるのである。
過去に一度だけロックンロールの怪物、マックショウのコージーマックがギターを持ってないときにワシはロックンロール対決をしかけていった。
やることがアホというかおとなげないのは重々わかっているのだが。。。
お互いの感性がわかるのだ。ロックンロールのどこにキマルのか!感じるのか?
余談だがマックショウのサポートメンバーのミッキーさん事伊東ミキオさん
はワシがロックンロールにキマルところと感じるところ理解してくれた。
同じところにロックンロールを感じる感性が一致した。
ライブ中彼から放つしぐさ、リズム、演奏中から出す雰囲気、鍵盤をたたく指さばきキーボートは鳥肌が立つくらいロックンロールで感動した。
鍵盤だけで飯を食える日本のプロのトップクラスでしかもロックンロールだった。
生まれて初めてバンドのライブでキーボードのソロの演奏に鳥肌がたった。
素人のワシでも彼の凄さは理解できた。
また話が脱線したが。。。
「笹ヤン、お互い岡山と姫路でそだった所は違うけどよ、タメ歳で同じ時代でそだってお互いガキの時からクールス聴いて育ってきてよ、お互い昨日今日からのクールスファンと違うのよ、しかも笹ヤンはクールス一筋でやってきてハーレーまで乗ってきて何十年も応援しとる笹ヤンがよ~全然変わりまヘンでしたなぁ、昔そのままでしたやろのセリフはないんじゃないの!
しかもメンバーと絡みがあるわ、笹ヤンが昔のクールスからずっと見て来て、だれよりもクールスに対して熱い気持ちをもっとる笹ヤンがよ、だれよりもクールスをわかってるのにそんなネムイ事いうなよ、クールスに対して熱い気持ちもってるのはこのワシも同じ事、ワシだれよりも笹ヤンの事、認めてるしわかってるつもりなのにぬるいこと言うたらあかんわ~」
感謝の言葉を言いたいのに毒ずく事しかいえない不器用者なのである。
笹ヤンもそんな事いわれなくてもわかってるのは充分わかっているのにクールスに対する思いはワシにも伝わっているのに。。
お互いクールスに対する思いは充分わかり合えていた。
笹ヤンとのロックンロールの感じるところのリズムはずれていたが
クールスに対して感じるところや良さ、世界観はピッタリ一致していた。





