前回より
http://ameblo.jp/wasabipp/entry-11425922037.html
ダックテールズのインストゥルメンタルの演奏ががはじまりライブハウス全体がザワザワしはじめた。
この日バックを務めるのはダックテールズのメンバー
ベースのゴンさん、ドラムのアッちゃん、ギターのタクちゃん、キーボードのユッキーの4人だった。
みんな上手いプレーヤー達である
特にワシと懇意にしているベースのゴンさんは元岡山ケントスでバンマスを張ってた事もありジェームスさんやジョニー大倉氏のバックを何度もつとめた事のあるキャリア豊富な実力派ベーシストなのでである。
みんな上手いやつらなのであるが少し緊張気味であった。
只一人、ゴンさんだけは涼しい顔をしてベースを抱えてジェームスさんの出番を待っていた
そしてゆったりとした足取りでジェームスさんがステージに上がりギブソンを
抱えてピックでCの音を二つ三つをだした。
その間オーディエンスはライブハウスの距離感に緊張しているのか、静かにジェームスさんを見守っていた。
ワシもステージでのジェームスさんを最後にみたのはかれこれ20年以上前だった。
その前のクールスのコンサートってたらパート1で記したように30年以上前なのである。
今、こうしてジェームスさんのライブに来て感慨深いものを感じてた
1,2、1,2,3,4♪
ジェームスさんのテンポの間でカウントをとってきた。
ぃっ夜明け前ぇ~のぉ~紫ぃ~のぉ~ハイウエぇ~~♪
いきなり来た!!
「紫のハイウェー」
矢沢永吉作曲(五大洋光)舘ひろし作詞のクールスデビュー曲
ある面クールスの代表曲なのである。
当時舘ひろしのシャくるような歌い方と派手な演奏のクールスの世界観をいかなり崩して歌いだした
フラット気味に、まぁるく、軽く感じでノーテンションで例の鼻から抜ける感じの歌い方だった。
テンポもややゆっくりめだった。
舘ひろし氏比べかなりクールにサラっと唄っていた。
まるで鼻歌を歌ってるかのように。。。
Z2で首都高速を一人夜明け前をかっ飛ばすイメージじゃなく
シャリーに乗って彼女に会いにいくようなイメージで歌ってるように聞こえた。
クールスとはまた違う独特のジェームスさん節でノリを出してきた。
音もライヴハウスならではのシンプルなサウンドだった。
しかしドラムもキーボードもベースもギターもクールスの音を正確にコピーしていたのだ。
しかし若干演奏がかたい感じがした。
ジェームスさんのギターの音は今風ではなくエフェクターも通さずギターをアンプに直に繋いだシンプルなものであった。
派手さはないがアナログっぽい人間的な温かい音を出していた。
ワシ的にはミックス的な音よりライブでの音の方が気に入ってた。
シングルやアルバムと微妙にアレンジが違う。
違和感がないとはいえないがジェームスさんの個性で「紫のハイウェー」造ってきた。
クールス感は薄まりはしたものの軽いロックンロールだった
一曲目が終わりオーディエンスも軽い拍手したもののおとなしめだった。
そんな事はわかってるぜ!言わぬとばかりにすぐに拍手も終わらないうちに2曲目のカウントをとってきたジェームスさん
シャッフルのリズムでゴキゲンな3コードのロックンロール
これぞジェームスさんの真骨頂!!
自身がリードを執る「ビーアグッドボーイ」
一曲目とは違い、いきなり歌の始まりからハイテンション
独特のヒステリックに叫ぶシャウト!!
歌うというよりなげるような語るような歌い方
ノリもムードも最高に盛り上がる曲である。
これを聞くと血が騒ぎカツアゲでもしたろうかと思う
これを聞いた全国の不良少年がそう思ったであろう不良感抜群のそそられるというか。雰囲気を持った素晴らしい内容のロックンロールである。
聞いた瞬間、それまでおとなしめのオーディエンスもノリだした。
ワシも思わず体をゆすり始めた。
きもち原曲よりほんの気持ちテンポはゆっくりめだったのだが、
ジェームスさんのグルーヴ感のある歌い方でスピード感を出していた。
刻んだリズムのアクセントの置き方、ノリの出し方、リズムの感じ方というかジェームスさんならではの独特のセンスは天性の才能を感じた。
ライブハウス内の温度が急上昇していった。
オーディエンスも少しずつ熱くなっているのが見て取れた
曲の2番の長い間奏のところキーボードのソロの時、ジェームスさんが小さめのボリュームでWao!と軽くシャウトした瞬間!!
何故か全体の固い緊張感が一気に抜けバックのメンバー全員のサウンドが一つにまとまった気がした。
皆気持ちよく演奏し始めた。
聞いてるこっちも気持ち良かった。
ライブハウス内の空気が少しずつジェームスさんの世界に惹きこまれる瞬間であった



